通信管理 XNF/LS 使用の手引
XNF/LSの稼働中に,仮想サーバの構成を変更できます。構成変更には次の三つがあります。
XNF/LSの稼働中に,構成変更できるリソースは仮想サーバだけです。なお,仮想サーバは,configuration文のmax_TPTCP_VCオペランドで指定した数まで追加できます。
仮想サーバの構成の変更は,OSI拡張高信頼化機能使用時に使用できます。HP-UX 11i(IPF)では,OSI拡張高信頼化機能が使用できないため,構成の変更はできません。
XNF/LSを停止しないでリソースを追加できます。現在稼働中のリソースへの影響はありません。定義文ファイルにリソースを追加し,xnfgenコマンドでゼネレーションファイル作成後,xnfstart -Rコマンドで稼働中のXNF/LSにリソースを追加します。
リソースの追加手順を次に示します。
XNF/LSの稼働中に特定のリソースを削除できます。xnfdeleteコマンドでリソース名称を指定して削除します。xnfdeleteコマンドでリソースを削除しても,定義文ファイルの内容は更新されません。xnfdeleteコマンドでリソースを削除したあとに定義文ファイルの内容を更新し,xnfgenコマンドでゼネレーションファイルを作成してください。
xnfdeleteコマンドでリソースを削除したあと,定義文ファイルの内容を更新して,xnfgenコマンドでゼネレーションファイルを作成しないと,XNF/LSの停止(xnfstopコマンドの入力,システムの終了,またはXNF/LSの異常終了)後,XNF/LSを再開始しても,XNF/LSはゼネレーションファイルの内容で開始されるので,削除したはずのリソースが,削除されていない状態で起動されてしまいます。
リソースの削除手順を次に示します。
同一リソースの変更は,「(2)リソースの削除」で示したリソースを削除したあと,「(1)リソースの追加」で示したリソースを追加することで行います。定義文ファイルの内容を変更して,xnfgenコマンドおよびxnfstart -Rコマンドを実行しても,あらかじめリソースを削除しておかないと,変更した内容は有効になりません。
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