Hitachi Multi Payment Network communications server for Biller

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7.3.12 取消情報の照会用インターフェース

取消情報の照会用インターフェースとは,MPNセンタからの取消依頼電文を受信したときに,該当するDB上の情報を照会するためのインターフェースです。

取消情報の照会要求電文の流れ,収納業務プログラムが通信サーバfor Billerに要求電文を送信するときに設定する項目,および通信サーバfor Billerが収納業務プログラムに応答電文を返送するときに設定する項目について説明します。

<この項の構成>
(1) 取消情報の照会要求電文の流れ
(2) 収納業務プログラムが設定する項目
(3) 通信サーバfor Billerが設定する項目

(1) 取消情報の照会要求電文の流れ

収納業務プログラムは,収納業務受付SPPに照会要求電文を送信します。収納業務受付SPPは,受信した電文中の収納情報に該当する,DB上の情報を参照し,収納業務プログラムに返送します。なお,照会する取消情報は,次に示す受信した電文中の項目によって指定されます。

地方税地公体料金の場合
納付番号,確認番号,および納付区分

一般料金の場合
お客様番号および確認番号

納付情報格納用テーブル,または請求情報格納用テーブルを格納する形式については,「7.3.3 納付情報の登録用インターフェース」または「7.3.7 請求情報の登録用インターフェース」を参照してください。また,消込情報格納用テーブルを格納するための形式については,「7.3.11 消込情報の照会用インターフェース」を参照してください。

(2) 収納業務プログラムが設定する項目

(3) 通信サーバfor Billerが設定する項目

注意
  • 収納業務ID長が数値でない場合,収納業務ID長に指定したサイズと収納業務IDのサイズが不一致の場合,または出力情報長が小さい場合は,応答電文が返送されません。
  • 入力情報が形式に合っていない場合,「収納業務ID長+収納業務ID+リターンコード」が,応答電文として返送されます。
  • 照会できる消込情報がない(消込情報照会件数が0件)場合,消込情報レコード長,および消込情報レコードはありません。