Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
システムをバージョンアップするときに注意することについて説明します。
- システムの停止の確認
バージョンアップするシステムがすべて正常に停止していることを確認してください。既にオブジェクトサーバが停止していて,前回の停止状態が分からない場合は,一度オブジェクトサーバを起動してから正常終了してください。
- バージョンアップ前のバックアップの取得
システムの停止後,システム全体のバックアップを取得してください。
- データベースの互換性の確認
Bibliotheca/OMで作成したデータベースは,Groupmax High-end Object Serverで使用できません。 Object Serverで作成したデータベースは,Groupmax High-end Object Serverで使用できます。 High-end Object Serverで作成したデータベースは,Object Server,Bibliotheca/OMでは使用できません。
- オブジェクトサーバのOSからの削除
システムの停止後,コマンドxodsetup -dを必ず実行してください。
「指定したOMSホームディレクトリの下を削除しますか?」の旨の応答には,「y」を応答してください。
- 連携プログラムのバージョンアップ
連携プログラムのバージョンアップは,各プログラムごとでの手順に従ってください。
バージョンアップに伴ってエリアが追加される場合は,追加したエリアの数分システム共通定義の静的共用メモリの総数が増加します。この場合はシステム共通定義ファイルのstatic_shmpool_sizeの値を増やしてください。
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