10.3.10 JAX-WSのトレース取得ポイント
JAX-WSでのトレース取得ポイントの詳細について説明します。
リモートWSDL取得の場合
リモートWSDL取得の場合の、JAX-WSでのトレースの取得ポイントを次に示します。
- メモ
-
この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。
- 注※
-
点線で囲まれた部分は、同期処理の場合のWebコンテナーのトレース取得ポイントと同じです。
イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。
イベントID |
図中の番号 |
PRFトレース取得レベル |
トレース取得ポイント |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
インターフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
||||
0xBA0A |
1 |
標準レベル |
WSDL取得実行前 |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
エンドポイント URI |
0xBA0B |
2 |
標準レベル |
WSDL取得実行後 |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
ローカルWSDL取得の場合
ローカルWSDL取得の場合の、JAX-WSでのトレースの取得ポイントを次に示します。
- メモ
-
この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。
イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報については、リモートWSDL取得の場合と同じです。
request-responseオペレーション(同期)の場合
request-responseオペレーション(同期)の場合の、JAX-WSでのトレースの取得ポイントを次に示します。
- メモ
-
この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。
- 注※1
-
点線で囲まれた部分は、同期処理の場合のWebコンテナーのトレース取得ポイントと同じです。
- 注※2
-
EJBコンテナーは、EJBをWebサービスとして実装している場合に呼び出されます。
EJBコンテナー以降の取得個所は、Session BeanおよびEntity Beanのローカル呼び出しのときと同じです。
イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報について次の表に示します。
イベントID |
図中の番号 |
PRFトレース取得レベル |
トレース取得ポイント |
取得できる情報 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
インターフェース名 |
オペレーション名 |
オプション |
||||
0xBA00 |
3 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーのサービスメソッド入口(スタブベース) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
- |
0xBA01 |
8 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーのサービスメソッド出口(スタブベース) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
0xBA02 |
3 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーのサービスメソッド入口(ディスパッチベース) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
- |
0xBA03 |
8 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーのサービスメソッド出口(ディスパッチベース) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
0xBA04 |
4 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーの HTTP メッセージ送信前 |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
エンドポイントURI |
0xBA05 |
7 |
標準レベル |
SOAP クライアントライブラリーの HTTP メッセージ受信後 |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
0xBA06 |
5 |
標準レベル |
SOAP サービス呼び出し前(Webサービス実装クラス) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
サービスメソッド名 |
0xBA07 |
6 |
標準レベル |
SOAP サービス呼び出し後(Webサービス実装クラス) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
0xBA08 |
5 |
標準レベル |
SOAP サービス呼び出し前(プロバイダー実装クラス) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
- |
0xBA09 |
6 |
標準レベル |
SOAP サービス呼び出し後(プロバイダー実装クラス) |
クラス名 |
メソッド名(引数の数) |
|
- 注※
-
トレース取得ポイントで取得した例外がjava.lang.reflect.InvocationTargetExceptionだった場合、java.lang.reflect.InvocationTargetExceptionが保持している例外の例外名が出力されます。
one -wayオペレーションの場合
one -wayオペレーションの場合の、JAX-WSでのトレースの取得ポイントを次に示します。
- メモ
-
この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。
- 注※1
-
点線で囲まれた部分は、同期処理の場合のWebコンテナーのトレース取得ポイントと同じです。
- 注※2
-
EJBコンテナーは、EJBをWebサービスとして実装している場合に呼び出されます。
EJBコンテナー以降の取得個所は、Session BeanおよびEntity Beanのローカル呼び出しのときと同じです。
イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報については、JAX-WSのトレース取得ポイントの詳細(request-responseオペレーション(同期)の場合)と同じです。
request-responseオペレーション(非同期)の場合
request-response オペレーション(非同期)の場合の、 JAX-WS でのトレースの取得ポイントを次に示します。
- メモ
-
この図は、リクエストの延長で取得する流れを示す図です。トレースを取得する契機すべてを示す図ではありません。このほかにも取得する契機はあります。
- 注※1
-
点線で囲まれた部分は、Webコンテナーのトレース取得ポイント(同期処理の場合)と同じです。
- 注※2
-
EJBコンテナーは、EJBをWebサービスとして実装している場合に呼び出されます。
EJBコンテナー以降の取得個所は、Session BeanおよびEntity Bean(ローカル呼び出し)の場合と同じです。
イベントID、トレースレベル、トレース取得ポイント、取得できる情報については、JAX-WSのトレース取得ポイントの詳細(request-responseオペレーション(同期)の場合)と同じです。