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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)


4.11.5 J2EEサーバの拡張パラメタ

J2EEサーバの拡張パラメタを設定するパラメタについて,次の表に示します。なお,「param-value指定値」に指定する値の詳細については,「2.2.2 usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。また,batch.service.enabledの詳細については「3.2.1 usrconf.cfg(バッチサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,パラメタが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。

J2EEサーバの拡張パラメタを指定する場合の指定形式を次に示します。

指定形式
<param-name>パラメタ</param-name>
<param-value>値</param-value>

値を複数指定する場合は,複数の<param-value>を指定します。

値を複数指定する場合の指定形式
<param-name>パラメタ</param-name>
<param-value>値</param-value>
<param-value>値</param-value>

usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)に指定できるパラメタのうち,「4.11.3 J2EEサーバ用オプション定義を設定するパラメタ」の表と,この項の表の両方に記載していないパラメタは,次の形式で指定してください。

指定形式
<param-name>ex.param</param-name>
<param-value>パラメタ=値</param-value>

値を複数指定する場合は,複数のparam-valueを指定します。

値を複数指定する場合の指定形式
<param-name>ex.param</param-name>
<param-value>パラメタ=値</param-value>
<param-value>パラメタ=値</param-value>

なお,この項の表で示すパラメタは,この形式で指定することもできます。

表4‒58 J2EEサーバの拡張パラメタに設定できるパラメタ

param-name指定値

指定可能値

省略値

VR

add.class.path

任意の文字列を指定します。

なし

07-50

add.library.path

任意の文字列を指定します。

なし

07-50

cpp.library.version

6を指定します。09-00以降では,設定できるのは「6」だけです。

6

07-50

ejb.server.corefilenum(UNIX用)

0〜16の整数で指定します。

1

07-50

ejb.server.log.stdout.filesize

4096〜2147483647(単位:バイト)の整数で指定します。

1048576

07-50

ejb.server.log.stderr.filesize

4096〜2147483647(単位:バイト)の整数で指定します。

1048576

07-50

jvm.type

指定できる文字列を次に示します。

  • server

  • client

server

07-50

batch.service.enabled

false

FALSE

07-60

注※

batch.service.enabledパラメタにtrueを指定しないでください。なお,デフォルトではfalseになっています。また,このパラメタはWebシステムの初期構築時だけ指定できます。Webシステムの構成変更では値を変更しないでください。