4.11.3 J2EEサーバ用オプション定義を設定するパラメタ
J2EEサーバ用オプション定義を設定するパラメタについて,次の表に示します。なお,「param-name指定値」に対応するparam-valueの指定内容については,「2.2.2 usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。「VR」とは,パラメタが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
J2EEサーバ用オプション定義を設定するパラメタを指定する場合の指定形式を次に示します。
- 指定形式
<param-name>パラメタ</param-name> <param-value>値</param-value>
値を複数指定する場合は,複数のparam-valueを指定します。
- 値を複数指定する場合の指定形式
<param-name>パラメタ</param-name> <param-value>値</param-value> <param-value>値</param-value>
usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)に指定できるパラメタのうち,「4.11.5 J2EEサーバの拡張パラメタ」の表と,この項の表の両方に記載していないパラメタは,次の形式で指定してください。
- 指定形式
<param-name>ex.param</param-name> <param-value>パラメタ=値</param-value>
値を複数指定する場合は,複数のparam-valueを指定します。
- 値を複数指定する場合の指定形式
<param-name>ex.param</param-name> <param-value>パラメタ=値</param-value> <param-value>パラメタ=値</param-value>
この項に記載があるパラメタをこの形式で指定した場合,動作が保証されません。
param-name指定値 |
指定可能値 |
省略値 |
VR |
---|---|---|---|
指定されたオプションを使ってJavaVMを起動します。 システムプロパティを指定したい場合は,"-D"を利用しないで,usrconf.propertiesファイルに指定します。 複数のオプションを指定する場合,同じキー名称を使用して,次のように複数回指定してください。 (指定例) add.jvm.arg= -Xms128m add.jvm.arg= -Xmx256m なお,次のように複数のオプションを指定できません。指定をした場合,JavaVMの初期化に失敗します。 (指定例) add.jvm.arg=-Xms128m -Xmx256m add.jvm.argで指定できるJavaVMのオプションについては,「14.5 Application Serverで指定できるJava HotSpot VMのオプション」を参照してください。 なお,JavaVM拡張オプションの詳細については,「14.1 JavaVM拡張オプションの一覧」を参照してください。 |
デフォルト値については「2.2.2(5) J2EEサーバでのJavaVMオプションのデフォルト値」を参照してください。 |
07-50 |
|
任意の文字列を指定します。 |
【Windowsの場合】 &{cosminexus.home}\CC\server\public 【UNIXの場合】 &{cosminexus.home}/CC/server/public |
06-50 |
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任意の文字列を200文字以内で指定します。 |
【Windowsの場合】 <製品の作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名称>\logs 【UNIXの場合】 <製品の作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>/logs |
06-50 |