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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


7.1 この章の構成

明示管理ヒープ機能は,Javaオブジェクトの配置先としてJavaヒープ外の領域(Explicitヒープ)を使用することで,FullGCの発生を抑止する機能です。

この章の構成を次の表に示します。

表7‒1 この章の構成(明示管理ヒープ機能を使用したFullGCの抑止)

分類

タイトル

参照先

解説

明示管理ヒープ機能の概要

7.2

明示管理ヒープ機能で使用するメモリ空間の概要

7.3

J2EEサーバ利用時にExplicitヒープに配置されるオブジェクト

7.4

アプリケーションで任意にExplicitヒープに配置できるオブジェクト

7.5

Explicitメモリブロックのライフサイクルと実行される処理

7.6

自動解放機能が有効な場合のExplicitメモリブロックの解放

7.7

自動解放機能が無効な場合のExplicitメモリブロックの解放

7.8

javagcコマンドによるExplicitメモリブロックの解放

7.9

Explicitメモリブロックの自動解放処理に掛かる時間の短縮

7.10

HTTPセッションで利用するExplicitヒープのメモリ使用量の削減

7.11

実装

明示管理ヒープ機能APIを使ったJavaプログラムの実装

7.12

設定

実行環境での設定

7.13

注意事項

明示管理ヒープ機能使用時の注意事項

7.14

注 「運用」について,この機能固有の説明はありません。

なお,GCの仕組みについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「7. JavaVMのメモリチューニング」を参照してください。