7.1 この章の構成
明示管理ヒープ機能は,Javaオブジェクトの配置先としてJavaヒープ外の領域(Explicitヒープ)を使用することで,FullGCの発生を抑止する機能です。
この章の構成を次の表に示します。
分類 |
タイトル |
参照先 |
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解説 |
明示管理ヒープ機能の概要 |
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明示管理ヒープ機能で使用するメモリ空間の概要 |
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J2EEサーバ利用時にExplicitヒープに配置されるオブジェクト |
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アプリケーションで任意にExplicitヒープに配置できるオブジェクト |
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Explicitメモリブロックのライフサイクルと実行される処理 |
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自動解放機能が有効な場合のExplicitメモリブロックの解放 |
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自動解放機能が無効な場合のExplicitメモリブロックの解放 |
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javagcコマンドによるExplicitメモリブロックの解放 |
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Explicitメモリブロックの自動解放処理に掛かる時間の短縮 |
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HTTPセッションで利用するExplicitヒープのメモリ使用量の削減 |
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実装 |
明示管理ヒープ機能APIを使ったJavaプログラムの実装 |
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設定 |
実行環境での設定 |
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注意事項 |
明示管理ヒープ機能使用時の注意事項 |
なお,GCの仕組みについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「7. JavaVMのメモリチューニング」を参照してください。