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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


7.7 自動解放機能が有効な場合のExplicitメモリブロックの解放

ここでは,明示管理ヒープの自動解放について説明します。

Explicitメモリブロックの自動解放は,解放予約と解放処理の2段階に分けて実行されます。複数のExplicitメモリブロックの解放をそれぞれ予約しておき,解放処理を一斉に実行することで,効率良く処理できます。

また,自動解放予約には自動解放の明示予約,および自動解放の自動予約の2種類があります。Explicitメモリブロックの自動解放について,図で説明します。

図7‒12 Explicitメモリブロックの自動解放

[図データ]

以降では,自動解放機能が有効な場合に実行される処理について説明します。

〈この節の構成〉