7.5 アプリケーションで任意にExplicitヒープに配置できるオブジェクト
この節では,Explicitヒープに任意に配置できるオブジェクトについて説明します。
J2EEサーバで設定されている以外のJavaオブジェクトをExplicitヒープに配置したい場合は,自動配置設定ファイルを使用して配置したいオブジェクトを指定します。自動配置設定ファイルの詳細については「7.13.2 自動配置設定ファイルを使った明示管理ヒープ機能の使用」を参照してください。
また,明示管理ヒープの自動解放機能については,「7.7 自動解放機能が有効な場合のExplicitメモリブロックの解放」を参照してください。
明示管理ヒープ機能APIを使って実装する場合は「7.12 明示管理ヒープ機能APIを使ったJavaプログラムの実装」を参照してください。
- ポイント
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JavaヒープおよびExplicitヒープをチューニングしてもTenured領域のメモリ使用量が増加し,かつFullGCが発生する要因になるJavaオブジェクトがある場合には,Explicitヒープへオブジェクトを配置することを検討してください。