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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 拡張編


4.7.3 バッチアプリケーションで使用するコマンドの設定

バッチアプリケーションで使用するコマンドの設定は,usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)で実施します。スケジューリング機能の定義は,usrconf.cfgでコマンドのオプションを指定します。

usrconf.cfgでのスケジューリング機能の定義を次の表に示します。

表4‒7 usrconf.cfgでのスケジューリング機能の定義

項目

指定するキー

設定内容

必須または任意

スケジューリング機能を使用する設定

batch.ctm.enabled

スケジューリング機能を使用するかどうかを指定します。パラメタの値は必ずtrueを指定してください。

必須

スケジュールグループ名の設定

batch.schedule.group.name

CTMによって管理されるバッチサーバ群のスケジュールグループ名を指定します。デフォルトではJOBGROUPが設定されます。

CTMは,スケジュールグループごとにバッチアプリケーションの実行をスケジューリングします。

任意

CTMに接続している最大時間の設定

batch.request.timeout

バッチ実行コマンドとバッチサーバの間,バッチ強制停止コマンドまたはバッチ一覧表示コマンドとCTMの間のタイムアウトを指定します。デフォルトでは0(タイムアウトしない)が設定されます。

任意

スマートエージェントが使用しているポート番号の設定

batch.vbroker.agent.port

スマートエージェントが使用しているポート番号を指定します。デフォルトでは14000が設定されます。

任意

(凡例)必須:必ず指定する 任意:必要に応じて設定する

注 ここでは,スケジューリング機能使用時に指定する主なキーについて説明しています。usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)およびキーについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「3.2.5 usrconf.cfg(バッチアプリケーション用オプション定義ファイル)」を参照してください。