cscstatus（状態表示）

形式

cscstatus [-h]
          -user <ログインユーザID>
          -pass <ログインパスワード>
          [-csc <HCSCサーバ名>
           -type {system｜reception｜compo}]

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機能

HCSCサーバ，標準受付，およびHCSCコンポーネントの状態を表示します。

ログインユーザIDなどの必須オプションは，HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで，このコマンドでの指定を省略できます。

このコマンドの使用方法については，目的にあわせてマニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の次に示す個所を参照してください。

• 「5.3.12　PRFの状態を確認する」

• 「5.3.13　HTTP Serverの状態を確認する」

• 「5.3.16　HCSCサーバの情報を確認する」

• 「5.3.19　サービスアダプタの情報を確認する」

• 「5.3.20　ビジネスプロセスの情報を確認する」

• 「5.3.21　ユーザ定義受付の情報を確認する」

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引数

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表示形式

(1)HCSCサーバの状態

Command Edit Time:コマンド発行時間
HCSCサーバの状態 HCSCサーバ名

説明

表示項目	説明
HCSCサーバの状態	HCSCサーバの状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態※ starting：起動処理中 startfailed：起動失敗状態 stopping：停止処理中 stopfailed：停止失敗状態 unknown：取得失敗
HCSCサーバ名	HCSCサーバ名を示します。次の形式で表示されます。 <クラスタ名>.<HCSCサーバ名>

注※

HCSCサーバの状態の取得に要した時間が，HCSCサーバランタイム定義ファイルのcsc-command-timeoutで設定したコマンドタイムアウト時間以上となった場合にも，inactiveで出力されます。

(2)HCSCサーバが管理する論理サーバの状態(-csc指定時)

• -type system指定時

  Command Edit Time:コマンド発行時間
  HCSCサーバの状態 HCSCサーバ名
  論理サーバの稼働状態 論理サーバ名

説明

表示項目	説明
HCSCサーバの状態	HCSCサーバの状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態※ starting：起動処理中 startfailed：起動失敗状態 stopping：停止処理中 stopfailed：停止失敗状態 unknown：取得失敗
論理サーバの稼働状態	論理サーバの状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態 starting：起動処理中 stopping：停止処理中 abnormal ended：異常停止 recovering：回復中 communication error：通信障害 auto stopping：自動停止中 auto restarting：自動再起動中 force stopping：強制停止中 planned stopping：計画停止中

注※

HCSCサーバの状態の取得に要した時間が，HCSCサーバランタイム定義ファイルのcsc-command-timeoutで設定したコマンドタイムアウト時間以上となった場合にも，inactiveで出力されます。

(3)標準受付およびユーザ定義受付の状態(-csc指定時)

• -type reception指定時

  Command Edit Time:コマンド発行時間
  標準受付の状態 reception
   
  ユーザ定義受付の状態

説明

表示項目	説明
標準受付の状態	標準受付の状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態※ starting：起動処理中 startfailed：起動失敗状態 stopping：停止処理中 stopfailed：停止失敗状態 unknown：取得失敗
ユーザ定義受付の状態	ユーザ定義受付の状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態 starting：起動処理中 startfailed：起動失敗状態 stopping：停止処理中 stopfailed：停止失敗状態 deleting：削除処理中 undeployed：配備前 unknown：取得失敗

注※

HCSCサーバの状態の取得に要した時間が，HCSCサーバランタイム定義ファイルのcsc-command-timeoutで設定したコマンドタイムアウト時間以上となった場合にも，inactiveで出力されます。

また，HCSCサーバの稼働状態がinactiveとなる場合，標準受付の稼働状態もinactiveで出力します。

(4)HCSCコンポーネントの状態(-csc指定時)

• -type compo指定時

  Command Edit Time:コマンド発行時間
  ビジネスプロセスの状態 ビジネスプロセスのサービスID 更新時間※
   
  サービスアダプタの状態 サービスアダプタのサービスID 更新時間※
   
  ユーザ定義受付の状態 ユーザ定義受付の受付ID 更新時間※

注※

開発環境でHCSCコンポーネントをパッケージングした時間です。したがって，開発環境のマシンの時間に依存します。

説明

表示項目	説明
ビジネスプロセスの状態 サービスアダプタの状態 ユーザ定義受付の状態	ビジネスプロセス，サービスアダプタ，およびユーザ定義受付の状態を示します。次のどれかが表示されます。 active：開始状態 inactive：停止状態 starting：起動処理中 startfailed：起動失敗状態 stopping：停止処理中 stopfailed：停止失敗状態 deleting：削除処理中 undeployed：配備前 unknown：取得失敗

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戻り値

戻り値	意味
0	正常終了しました。
1	コマンドが異常終了しました。
3	排他エラーが発生しました。
9	実行権限のチェックエラーが発生しました。

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