5.1.2 コマンドの同時実行について
コマンドを実行するときに,ほかの操作が実行中の場合,コマンドが実行できない場合があります。ほかの操作を実行中の場合にコマンドが実行できるかどうかを次の表に示します。
実行するコマンド |
現在実行中の操作,または現在の状態 |
||||
---|---|---|---|---|---|
リポジトリ更新コマンド実行中 |
サーバ更新コマンド実行中 |
参照コマンド実行中 |
画面へログインしている状態 |
画面からの操作中(更新系) |
|
リポジトリ更新コマンド |
× |
× |
× |
× |
× |
サーバ更新コマンド |
× |
× |
○ |
○ |
× |
参照コマンド |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
- (凡例)
-
○:コマンドが実行できます。
×:コマンドは実行できません。リポジトリ更新コマンドとリポジトリ操作(参照/更新)のあるコマンドとを同時実行した場合,排他エラーとなりリターンコード3が返ります。
- 注
-
cscutilコマンドには,サーバ更新コマンドの機能(HCSCサーバの起動,停止など)と,参照コマンドの機能(HCSCサーバ情報の取得など)があります。
ほかの操作が実行中の場合にcscutilコマンドを実行するときは,実行する機能(オプションの指定)によって,実行の可否が異なります。