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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


5.1 コマンドの種類

サービスプラットフォームの運用環境および実行環境で使用するコマンドには,3種類あります。それぞれのコマンドは,コマンドが格納されるディレクトリが異なります。

コマンドの種類

実行する環境

機能

コマンド名がcscで始まるコマンド

運用環境

HCSCサーバの構築,基本運用,およびリポジトリやユーザの管理ができます。

なお,一部のコマンドは,Management Serverと通信してHCSCサーバを管理します。そのため,コマンドを強制停止しても処理は継続されることがあります。

また,コマンド名とJavaVM起動オプションをHCSC-ManagerコマンドJavaVM起動オプション定義ファイルに設定しておくと,コマンド実行時に設定内容が適用されます。

コマンド名がcsmで始まるコマンド

実行環境

各種アカウントの管理や,転送履歴を表示できます。

コマンド名がcsaで始まるコマンド

注※

使用するデータベースがHiRDBでJDBCドライバがHiRDB Type4 JDBC Driverの場合は,HCSC-Messagingコマンド共通定義ファイルにHiRDB Type4 JDBC Driverのパスを指定してください。

使用するデータベースがOracleの場合は,HCSC-Messagingコマンド共通定義ファイルにOracle JDBC Thin Driverのパスを指定してください。

注意事項

サービスプラットフォームの運用環境および実行環境で使用するコマンドは管理者権限のあるユーザで実行してください。なお,UNIXの場合のService Coordinatorの管理者の変更方法については,マニュアル「サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「付録A Service Coordinator管理者の変更方法(UNIXの場合)」を参照してください。

〈この節の構成〉