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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


1.3.5 条件値設定ダイアログ

[条件値設定]ダイアログは,選択構成の複合内容要素の構成要素に選択条件値を設定するときに使用します。

操作手順については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「4.4.4 要素を定義する(CSV以外の形式の場合)」を参照してください。

図1‒55 [条件値設定]ダイアログ

[図データ]

[インフォメーション]

[条件値設定]ダイアログの入力情報に問題がある場合に,ダイアログの最上段に問題点を示すメッセージが表示されます。表示されるメッセージと対策については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「4.4.7 バイナリフォーマット定義ファイルを検証する」を参照してください。

[選択条件]
[ノード]

選択条件ノードが表示されます。

[データ種別]

選択条件ノードのデータ種別が表示されます。

[使用不可文字]

選択条件ノードのデータ種別が文字列の場合に,XMLで使用できない文字を置換するかどうかが次のどちらかで表示されます。

  • 代替文字に置換しない

  • 代替文字に置換する

[先頭代替文字]

選択条件ノードのデータ種別が文字列で,[使用不可文字]に「代替文字に置換する」が表示されている場合,代替文字の最初の1文字が0xXXXXの形式で表示されます。

[形式]

選択条件ノードのデータ種別が日付時刻の場合,日付時刻の形式が表示されます。

[全体桁数]

選択条件ノードのデータ種別が整数,実数,固定小数部数値の場合,全体桁数の設定状態が表示されます。

[小数部桁数]

選択条件ノードのデータ種別が実数,固定小数部数値,ゾーン形式数値,パック形式数値,または日付時刻(時刻を含む形式)の場合,小数部分の桁数が表示されます。小数部分の桁数が指定されていない場合は表示されません。

[符号の有無]

選択条件ノードのデータ種別が整数,実数または固定小数部数値の場合,符号の有無が表示されます。

また,ゾーン形式数値またはパック形式数値で,符号の設定が[カスタム]の場合,符号の有無が表示されます。

[エンコード形式]

選択条件ノードのデータ種別がバイト列の場合,エンコード形式としてスキーマのデータ型である次のどちらかが表示されます。

  • hexBinary

  • base64Binary

[サイズ(<単位>)]

選択条件ノードのサイズが固定値の場合,その値が表示されます。可変値の場合には「可変」と表示されます。

<単位>はデータ種別に応じて[バイト]または[ビット]が表示されます。

[名称]

選択条件値を設定する構成要素の名称が表示されます。

[条件値]

1つの要素に対して1つの選択条件値を指定する場合は[単一条件指定],複数の選択条件値を指定する場合は[複数条件指定]を選択します。

指定できる条件値は,選択条件ノードのデータ種別によって異なります。指定できる条件値については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「4.4.7 バイナリフォーマット定義ファイルを検証する」を参照してください。

[単一条件指定]

1つの要素に対して1つの選択条件値を指定する場合に,選択条件値を1,024文字以内で指定します。

[複数条件指定]

1つの要素に対して複数の選択条件値を指定する場合に,選択条件値と区切り文字を指定します。

  • [条件値]

    選択条件値を区切り文字で区切って指定します。選択条件値の文字数に制限はありません。

  • [区切り文字]

    区切り文字のデフォルト値「,(半角カンマ)」を変更したい場合に指定します。使用できる文字は1文字のラテン文字(0x21〜0x7E),または半角スペース(0x20)です。

    区切り文字に指定した文字は,選択条件値の一部として使用できません。また,エスケープシーケンスのような定義方法はありません。

例えば,選択条件値として「aaa,bbb,ccc」,区切り文字として「,(半角カンマ)」が指定された構成要素は,選択条件ノードに対して「aaa」,「bbb」,または「ccc」を入力した際に選択されます。

複数の選択条件値を「,(半角カンマ)」で区切って指定する例を次に示します。

aaa,bbb,ccc,zzz
[OK]ボタン

指定した内容を設定して[条件値設定]ダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

指定した内容を設定しないで[条件値設定]ダイアログを閉じます。