Hitachi

Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編


5.6.2 受付アクティビティ

ビジネスプロセスがサービスリクエスタからの要求電文を受け付けるためのインターフェースを定義するアクティビティです。1つのビジネスプロセス内にサービスリクエスタに公開するオペレーションが複数ある場合,そのオペレーションの数だけ定義が必要です。

受付アクティビティは,[受付アクティビティ]ダイアログで詳細を定義します。

〈この項の構成〉

(1) 定義手順

定義の手順を次に示します。

  1. 受付アクティビティをキャンバスに配置します。

    アクティビティを配置する方法については,「5.4.1 アクティビティを配置する」を参照してください。

  2. 次のどちらかの方法で[受付アクティビティ]ダイアログを表示させます。

    • キャンバスの受付アクティビティをダブルクリックする

    • キャンバスの受付アクティビティを選択して右クリックし,[設定]を選択する

    [受付アクティビティ]ダイアログが表示されます。

  3. [受付アクティビティ]ダイアログに必要な情報を入力します。

    [受付アクティビティ]ダイアログの表示・入力内容の詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.7 受付アクティビティダイアログ」を参照してください。

    • [ボディ割当変数]に設定する変数の内容を編集する場合

      [編集]ボタンをクリックします。表示される[変数・相関セット一覧]ダイアログで,変数の内容を編集できます。この項目には,メッセージ型(XML,non-XMLまたはany)の変数を設定できます。[変数・相関セット一覧]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ」を参照してください。

      なお,該当するオペレーションを持つユーザ定義受付を定義している場合,ユーザ定義受付の電文フォーマットを変数に設定できます。設定は,[電文フォーマットの取込]ダイアログで行います。[電文フォーマットの取込]ダイアログは,[変数・相関セット一覧]ダイアログの[取込]ボタンをクリックすると表示されます。

      [電文フォーマットの取込]ダイアログを表示する際,[受付アクティビティ]ダイアログでオペレーション名を設定しておくと,ユーザ定義受付内にある該当するオペレーションの電文フォーマットが選択された状態になります。

      [電文フォーマットの取込]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.5 電文フォーマットの取込ダイアログ」を参照してください。

    • [ヘッダ割当変数]を設定する場合

      [設定]ボタンをクリックします。表示される[ヘッダ割当変数]ダイアログでヘッダに割り当てる変数を設定します。この項目には,メッセージ型(XML)の変数を設定できます。メッセージ型(non-XMLまたはany)の変数は設定できません。[ヘッダ割当変数]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.2 ヘッダ割当変数ダイアログ」を参照してください。

    • [割当相関セット群]を設定する場合

      [設定]ボタンをクリックします。表示される[割当相関セット群]ダイアログで割当相関セットを設定します。[割当相関セット群]ダイアログの詳細については,マニュアル「サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.3 割当相関セット群ダイアログ」を参照してください。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

(2) 定義時の注意事項