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Cosminexus V11 BPM/ESB基盤 サービスプラットフォーム リファレンス


1.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ

[変数・相関セット一覧]ダイアログは,変数や相関セットを追加,変更したり,一覧を表示したりするときに使用します。

操作手順については,マニュアル「サービスプラットフォーム 開発ガイド 基本開発編」の「5.5.1 変数の定義」および「5.5.2 相関セットの定義」を参照してください。

図1‒65 [変数・相関セット一覧]ダイアログ(変数情報の表示)

[図データ]

図1‒66 [変数・相関セット一覧]ダイアログ(相関セット情報の表示)

[図データ]

[変数一覧]

プロセスまたはスコープに属する定義済み変数の一覧が表示されます。

[変数名]

変数名を64バイト以内で指定します。

[種別]

変数の種別を次の6種類から選択します。

  • XML型(XML)

  • バイナリ型(non-XML)

  • any型(any)

  • 数値(numeric)

  • 文字列(string)

  • 真偽値(boolean)

[電文フォーマット]

変数の種別がメッセージ型(XML,non-XML)の場合に,電文フォーマットとなるファイルが表示されます。

[取込]ボタン

変数の種別がメッセージ型(XML,non-XML)の場合に,呼び出すサービス部品またはユーザ定義受付の要求電文,応答電文またはフォルト電文に設定されている電文フォーマットを,変数に設定する場合に使用します。

[電文フォーマットの取込]ダイアログが表示されます。[電文フォーマットの取込]ダイアログでは,変数に設定する電文フォーマットを指定します。

[参照]ボタン

変数の種別がメッセージ型(XML,non-XML)の場合に,電文フォーマットとなるファイルを指定します。

[表示]ボタン

変数の種別がメッセージ型(XML,non-XML)の場合,変数のパスを取得するときに使用します。[変数の表示]ダイアログが表示されます。

[出力]ボタン

電文フォーマットのファイルの出力先を指定するダイアログが表示されます。

[部分指定]チェックボックス

変数の種別がメッセージ型(XML,non-XML)の場合,部分指定をするためにチェックします。

[部分名]

部分指定をする場合,部分名を指定します。

部分名は,次の条件に従って指定します。

部分の型がメッセージ型(XML)の場合

部分名はビジネスプロセス内で一意である必要があります。

部分の型が数値(numeric),文字列(string)または真偽値(boolean)の場合
  • 電文フォーマットが異なる変数で,同じ部分の型である場合,同じ部分名を使用できます。

  • 上記以外の場合,部分名は一意である必要があります。

[指定式]

部分指定をする場合,部分名に対応する式を指定します。指定式には,[変数の表示]ダイアログの[選択パス]で取得したパスを指定します。

[型]

部分名に対応する型を選択します。

  • 変数の種別がメッセージ型(XML)の場合

    メッセージ型(XML),数値(numeric),文字列(string),真偽値(boolean)の4種類から選択します。

  • 変数の種別がメッセージ型(non-XML)の場合

    数値(numeric),文字列(string),真偽値(boolean)の3種類から選択します。

[相関セット一覧]

プロセスまたはスコープに属する定義済み相関セットの一覧が表示されます。

[相関セット名]

相関セット名を64バイト以内で指定します。

[取得部]
[利用変数]

相関セットの定義に利用する電文フォーマットを持つ変数を指定します。所属しているスコープおよびその親スコープで定義済みの,基本型の部分を持つメッセージ型の変数が表示されます。

[部分名]

[利用変数]で選択した変数に対して,相関セットとして利用する基本型の部分の,部分名を指定します。

[行追加]ボタン

部分指定または取得部指定をするための行を追加します。

[行削除]ボタン

不要な部分指定または取得部指定の行を削除します。

[追加]ボタン

定義した変数や相関セットの情報を新規追加します。

[削除]ボタン

定義した変数や相関セットの情報を削除します。

[更新]ボタン

定義済みの変数や相関セットの情報の内容を更新します。

[OK]ボタン

定義した内容で,[変数・相関セット一覧]ダイアログを閉じます。

[キャンセル]ボタン

定義した内容を取り消し,定義前の内容で[変数・相関セット一覧]ダイアログを閉じます。