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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ Cosminexus Reliable Messaging


6.1 Reliable Messagingのコンフィグレーションプロパティの一覧

コンフィグレーションプロパティはReliable Messagingの動作内容を指定するプロパティです。プロパティを定義したら,サーバ管理コマンドを使用して,Reliable Messagingをインポートします。そのあと,プロパティを設定します。プロパティ定義の詳細については,永続版リソースアダプタの場合は「3.4.5 Reliable Messagingのプロパティ定義(永続版リソースアダプタの場合)」を,非永続版リソースアダプタの場合は「3.5.3 Reliable Messagingのプロパティ定義(非永続版リソースアダプタの場合)」を参照してください。

Reliable Messagingが提供するコンフィグレーションプロパティの一覧を次の表に示します。

表6‒1 Reliable Messagingのコンフィグレーションプロパティの一覧

項番

プロパティ名

設定内容

永続版リソースアダプタでの指定

非永続版リソースアダプタでの指定

1

RMSystemName

システム名

2

RMLinkedDBConnectorName

連携するDB Connectorの表示名

×

3

QueueMakeFileName

キュー作成ファイルの場所

×

4

QueueConfigFileName

キュー定義ファイルの場所

※1

※1

5

RMDeadMessageQueueName

デッドメッセージキュー名

×

6

RMWaitRestoration

キュー定義ファイル未使用時のReliable Messaging開始時の復元完了待ち合わせの有無

※2

×

7

RMStartTimeout

Reliable Messaging開始処理のタイムアウト時間(無限待ちの回避)

※3

×

8

RMAssociateJDBCFlag

DB Connectorとのコネクション共有の利用有無

×

9

RMSweepTimerInterval

メッセージ削除処理の実行間隔

10

RMDeleteMessageImmediately

メッセージ即時削除の利用有無

×

11

RMPassByReference

メッセージ送受信時の参照渡し方式の利用の有無

12

RMMaxDeliveryNum

配送回数の最大値

13

RMMethodTraceLevel

メソッドトレースの出力レベル

14

RMLineTraceLevel

回線トレースの出力レベル

×

15

RMLogTraceFileNum

トレースファイルの最大面数

16

RMLogTraceFileSize

トレースファイルのファイルサイズ

17

RMSHConnectFlag

共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合の受信用共用キューの有無

×

18

RMSHPort

共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合のイベント受信用ポート番号

※4

×

19

RMSHRecoveryTimerInterval

共用キューを使用して複数システム間でのアプリケーション連携をする場合のリカバリスレッド監視間隔

※4

×

20

RMTRConnectFlag

キュー間転送の使用有無

×

21

RMTRSendThreadNum

送信スレッドの起動数

※5

×

22

RMTRResendInterval1Num

再送間隔1での再送回数

※5

×

23

RMTRResendInterval1

再送間隔1

※5

×

24

RMTRResendInterval2

再送間隔2

※5

×

25

RMTRResendTimerInterval

再送タイマ監視間隔

※5

×

26

RMTRPendingNotifyInterval

滞留メッセージの監視時間

※5

×

27

RMTRTransferControlDir

クライアント定義ファイルが格納されているディレクトリのパス

※5

×

28

RMAutoDeleteMessage

デッドメッセージキュー未使用時の無効メッセージ自動削除の有無

×

(凡例)

◎:必ず指定します。

○:必要に応じて指定します。

×:指定不要です。

注※1

キュー定義ファイルを使用する場合,QueueConfigFileNameプロパティは必須です。キュー定義ファイルを使用しない場合は,QueueConfigFileNameプロパティを省略するか,プロパティの値を空にしてください。

注※2

キュー定義ファイルを使用する場合,RMWaitRestorationプロパティは無視されます。

注※3

キュー定義ファイルを使用する場合,またはRMWaitRestorationプロパティにfalseを指定する場合,RMStartTimeoutプロパティは無視されます。

注※4

RMSHConnectFlagプロパティにfalseを指定する場合,これらのプロパティは無視されます。

注※5

RMTRConnectFlagプロパティにfalseを指定する場合,これらのプロパティは無視されます。