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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


2.2.3 Management Serverの動作環境の設定

運用管理ポータルの「Cosminexus Management Serverの設定」で,Management Serverを利用するユーザのアカウント情報,ネットワーク情報など,Management Serverの動作環境を設定します。また,Management Serverを使用して設定した環境を退避または回復できます。

デフォルトの設定を変更する場合には,運用管理ポータルにログインして,「Cosminexus Management Serverの設定」で設定します。「Cosminexus Management Serverの設定」で設定できる内容を次の表に示します。運用管理ポータルへのログイン方法については,「7.1.2 ログイン」を参照してください。

表2‒1 「Cosminexus Management Serverの設定」で設定できる内容と操作画面の参照先

設定項目

設定内容

設定要否

操作

操作画面の参照先

管理ユーザアカウントの設定

Management Serverを利用するユーザのアカウント情報を設定します。

※1

8.2.1

ネットワークの設定

Management Serverが使用するポート番号を設定します。

8.2.2

ログの設定

Management Serverが出力するログのログレベル,ファイル面数,サイズなどを設定します。

8.2.3

構成情報の退避または回復

Management Serverの構成情報(構成定義,アプリケーション管理などの情報)を退避,回復します。

8.2.4

開始時の設定

Management Serverを起動するときに,論理サーバを一括起動するかどうかを設定します。一括起動する場合には,この設定が必要です。

8.2.5

性能解析トレース収集の設定

性能解析トレースファイルの面数を設定します。

8.2.6

JP1連携の設定

Management Serverの障害情報(検知した障害や論理サーバの起動の通知など)をJP1へ通知するための設定をします。JP1と連携する機能を利用する場合には,この設定が必要です。JP1との連携については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編」の「12. JP1と連携したシステムの運用」を参照してください。

※2

8.2.7

(凡例)

注※1

Management Severのセットアップ時に,管理ユーザアカウントを設定している場合は操作不要です。Management Serverのセットアップ後に管理ユーザアカウントを設定する場合や,設定済みの管理ユーザアカウントを変更する場合に操作します。なお,管理ユーザアカウントの設定および変更は,mngsvrctlコマンドでも実行できます。mngsvrctlコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「mngsvrctl(Management Serverの起動/停止/セットアップ)」を参照してください。

また,管理ユーザアカウントを入力しないで運用管理ポータルにログインすることもできます。管理ユーザアカウントを入力しないで運用管理ポータルにログインするように設定している場合,「管理ユーザアカウントの設定」は操作できません。

注※2

設定内容が論理J2EEサーバの環境設定に関連する場合があります。構築するシステムの構成に応じて,論理サーバの環境設定時に[JP1連携の設定]画面の内容を参照してください。