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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド


2.2.2 Management Serverの環境設定

Management Serverや運用管理エージェントのプロパティを設定して,Management Serverの環境を設定してください。

〈この項の構成〉

(1) Management Serverのプロパティの設定

Management Serverのプロパティファイル(mserver.properties)で,Management Serverが使用するポート番号や,Management Serverへのアクセスを許可するホストなどを設定できます。

mserver.propertiesに指定するキーを次に示します。キーの詳細,およびここで説明していないキーについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.6 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。

注意事項

Management Server起動後は,「Cosminexus Management Serverの設定」の[ネットワークの設定]画面からもポート番号を変更できます。ただし,mserver.propertiesにコメントを書いていた場合は,「Cosminexus Management Serverの設定」の[ネットワークの設定]画面からポート番号を変更すると,コメントが削除されます。

これらのキーのほかに,mserver.propertiesでは,snapshotログ収集や障害検知時コマンドによる資料取得のためのキーを設定できます。

snapshotログ収集の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の次の個所を参照してください。

また,障害検知時コマンドによる資料取得のための設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の次の個所を参照してください。

(2) 運用管理エージェントのプロパティの設定

運用管理エージェントのプロパティファイル(adminagent.properties)で,運用管理エージェントが使用するポート番号を設定できます。

このキーのほかに,adminagent.propertiesでは,論理サーバの動作確認のレベルや間隔,snapshotログの収集先などを設定できます。論理サーバの動作確認に関する設定については,「(4) 運用管理エージェントによる論理サーバの監視に関する設定」を参照してください。snapshotログの収集先の設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編」の次の個所を参照してください。