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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


18.4.4 クラスタの設定

クラスタに対して,次の設定を実施します。

〈この項の構成〉

(1) スクリプトファイルの作成

監視対象を起動・停止するためのスクリプトファイルを作成します。また,スクリプトファイルでクラスタの監視方法を決めておく必要があります。スクリプトファイルの作成については,使用するOSのマニュアルを参照してください。

ここでは,相互系切り替えシステムの監視対象および監視方法について説明します

(a) 監視対象

相互系切り替えシステムの監視対象を次に示します。

  • Management Server

  • 運用管理エージェント

Management Serverが終了したタイミング,または運用管理エージェントが終了したタイミングで系切り替えが実行されます。

(b) 監視方法

監視対象のプロセスの有無を監視します。監視するプロセスを次に示します。

表18‒3 監視するプロセス

監視対象

プロセス名

Management Server

mngsvr.exe

運用管理エージェント

adminagent.exe

(2) Windows Server Failover Clusterの環境設定

Windows Server Failover Clusterの環境設定については,使用するクラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。