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Cosminexus V11 アプリケーションサーバ 機能解説 運用/監視/連携編


18.4.3 設定ファイルの編集

設定ファイルを編集します。ここでは,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に注意が必要な設定ファイルについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) 運用管理エージェントの設定

adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,adminagent.propertiesについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.1 adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)」を参照してください。

(2) Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)の設定

<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\configディレクトリ下に,Management Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)のクライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)を用意し,Management Serverの管理ユーザのユーザIDとパスワードを設定してください。また,クライアント側共通定義ファイルには適切なアクセス権限を設定してください。

このファイルは,運用管理エージェントを監視するスクリプト,および論理サーバを起動,停止するスクリプトで,mngsvrutilコマンドを実行する際に使用します。

なお,mngsvrutilコマンドのクライアント側共通定義ファイル(mngsvrutilcl.properties)については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.16 mngsvrutilcl.properties(mngsvrutilコマンドのクライアント側共通定義ファイル)」を参照してください。

(3) Management Serverの設定

mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,mserver.propertiesファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「8.2.6 mserver.properties(Management Server環境設定ファイル)」を参照してください。

また,次の項目を必要に応じて設定してください。