2.1.6 スタックトレース(概要)
ここでは,スタックトレースの概要について説明します。
TPBrokerのC++ ORBアプリケーションの処理で例外が発生した場合に,例外が発生することになった直接要因と,発生個所を特定できる情報を取得しています。
取得できる例外を次に示します。
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C言語構造化例外が発生した場合
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キャッチできない例外が発生した場合
スタックトレースによって,例外発生事象の詳細要因を把握することができ,問題点の絞り込みに役立ちます。
スタックトレースはTPBroker の保守用の資料であり,アプリケーション処理で例外が発生したときに有効です。Windows((Visual Studio 2005)版は除く)だけで取得できます。