トランザクショナル分散オブジェクト基盤 TPBroker ユーザーズガイド
- <この項の構成>
- (1) TPBrokerの環境設定
- (2) システム環境定義の変更(任意)
- (3) プロセス監視定義の設定
- (4) 運用支援機能実行環境のOSへの登録
- (5) TPBrokerの開始
- (6) TPBrokerの開始の確認
- (7) アプリケーションプログラムの開始
- (8) アプリケーションプログラムの終了
- (9) TPBrokerの終了
- (10) TPBrokerの終了の確認
TPBrokerを開始する前に,次に示す手順でTPBrokerの環境設定をします。
- 環境変数の設定
設定する環境変数の詳細については,「2.2 環境変数を設定する」を参照してください。
- tssetupコマンドの実行
tssetupコマンドで,TPBroker環境を初期化します。
(2) システム環境定義の変更(任意)
システム環境定義を変更します。
システム環境定義はTPBroker開始前に変更できます。TPBroker稼働中にtsdefvalueコマンドで変更することもできます。システム環境定義の詳細については,「8.3 システム環境定義の詳細」を参照してください。
プロセス監視定義を設定します。詳細は,「8.2 プロセス監視定義の詳細」を参照してください。
TPBrokerの運用支援機能実行環境をOSに登録するには,admsetupコマンドを使用します。
自動開始または手動開始によってORB環境とOTS環境(トランザクションサービス)が同時に起動され,プロセス監視が開始されます。
- 自動開始と手動開始について
- TPBrokerの開始は,運用定義で自動開始または手動開始のどちらかを設定できます。手動開始の場合,admstartコマンドを使用してTPBrokerを開始します。運用定義の詳細については「8.3.1 運用定義」を参照してください。
TPBrokerの開始を,次のコマンドで確認します。
- admlogcat
プロセスが起動されたことを確認します。
- admlsprc
プロセスが監視中であることを確認します。
TPBrokerが開始されたあとに,アプリケーションプログラムを実行します。
アプリケーションプログラムの終了方法は,VisiBrokerのアプリケーションプログラムの終了方法に従います。VisiBrokerのアプリケーションプログラムの終了方法については,マニュアル「Borland(R) Enterprise Server VisiBroker(R) デベロッパーズガイド」を参照してください。
admstopコマンドを使用し,TPBrokerを終了します。
TPBrokerの終了を,次のコマンドで確認します。
- admlogcat
プロセスが停止されたことを確認します。
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