サーブレットエンジンモードの場合の，旧バージョンからアプリケーションサーバ 09-70への移行方法について説明します。移行の対象となるバージョンを次に示します。

• アプリケーションサーバ 06-00
• アプリケーションサーバ 06-02（Windowsだけのバージョン）
• アプリケーションサーバ 06-50
• アプリケーションサーバ 06-51
• アプリケーションサーバ 06-70
• アプリケーションサーバ 06-71
• アプリケーションサーバ 07-00
• アプリケーションサーバ 07-10
• アプリケーションサーバ 07-50
• アプリケーションサーバ 07-60
• アプリケーションサーバ 08-00
• アプリケーションサーバ 08-50
• アプリケーションサーバ 08-53
• アプリケーションサーバ 08-70
• アプリケーションサーバ 09-00
• アプリケーションサーバ 09-50
• アプリケーションサーバ 09-51
• アプリケーションサーバ 09-60

なお，このマニュアルでは，次に示す構成ソフトウェアの移行を中心に説明します。

• Component Container
• Performance Tracer

旧バージョンからの移行を行う場合，使用しているアプリケーションサーバの全構成ソフトウェアを同時に移行する必要があります。上記で示していないほかの構成ソフトウェア（以降，他構成ソフトウェアと呼びます）の移行については，各構成ソフトウェアのドキュメントを参照してください。

移行手順の中で，J2EEサーバモードの場合と同じ内容については，マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 保守／移行編」の「10.　旧バージョンのアプリケーションサーバからの移行（J2EEサーバモードの場合）」で詳細を確認してください。なお，サーブレットエンジンモードの場合は，「J2EEサーバ」を「Webコンテナサーバ」と読み替えてください。

＜この節の構成＞

3.9.1　アプリケーションサーバの移行の概要

3.9.2　アプリケーションサーバの移行の手順

3.9.3　旧バージョンからの仕様変更の確認

3.9.4　移行前の確認

3.9.5　定義などのバックアップ

3.9.6　手動による定義などの修正

3.9.7　Webコンテナサーバの移行コマンドで自動的に追加される定義