Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編
旧バージョンからの仕様変更について説明します。
表3-46 アプリケーションサーバ Version 6からの仕様変更(サーブレットエンジンモードの場合)
分類 | 仕様変更の項目 | 06-71/ 06-70 |
06-51/ 06-50 |
06-02/ 06-00 |
---|---|---|---|---|
全体 | (1) J2SEのバージョン | ○ | ○ | ○ |
(2) TPBrokerの運用支援機能の非サポート | ○ | ○ | ○ | |
Webコンテナサーバ | (3) JavaVMのタイプ | − | − | ○ |
(4) JSPから生成されたサーブレット用コンパイラのバージョン | ○ | ○ | ○ | |
(5) デフォルトのエラーページの内容 | − | ○ | ○ | |
(6) カスタムタグのスクリプト変数定義の変更 | ○ | ○ | ○ | |
(7) <jsp:useBean>タグのclass属性に対するエラーチェックの変更 | ○ | ○ | ○ | |
(8) タグの属性値のExpressionチェックの変更 | ○ | ○ | ○ | |
(9) タグの属性値に指定するExpressionに関する変更 | ○ | ○ | ○ | |
(10) taglibディレクティブのprefix属性に関する変更 | ○ | ○ | ○ | |
(11) JSPでの$の扱いの変更 | ○ | ○ | ○ | |
(12) WebコンテナがサポートするServlet仕様のバージョン | ○ | ○ | ○ | |
(13) サーブレットのデフォルトマッピングのデフォルトでの無効化 | ○ | ○ | ○ | |
(14) javax.servlet.GenericServletクラスでスローされる例外の変更 | ○ | ○ | ○ | |
(15) javax.servlet.ServletRequestインタフェースのsetCharacterEncodingメソッド呼び出し時の動作変更 | ○ | ○ | ○ | |
(16) javax.servlet.GenericServletクラスのinit(ServletConfig)メソッドとdestroy()メソッドでのログ出力 | ○ | ○ | ○ | |
(17) -XX:SurvivorRatioのデフォルト値の変更 | ○ | ○ | ○ | |
(18) JSPから生成されたサーブレット用コンパイラのバージョン | ○ | ○ | ○ | |
(19) POSTリクエストのフォームデータの最大サイズの制限 | ○ | ○ | ○ | |
(20) サーブレットのサービスメソッド実行中のHTTPセッションのタイムアウト | ○ | ○ | ○ |
(凡例) ○:仕様変更あり −:該当しない
表3-47 アプリケーションサーバ Version 7からの仕様変更(サーブレットエンジンモードの場合)
分類 | 仕様変更の項目 | 07-60 | 07-50 | 07-10 | 07-00 |
---|---|---|---|---|---|
Webコンテナサーバ | (12) WebコンテナがサポートするServlet仕様のバージョン | ○ | ○ | ○ | ○ |
(13) サーブレットのデフォルトマッピングのデフォルトでの無効化 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(14) javax.servlet.GenericServletクラスでスローされる例外の変更 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(15) javax.servlet.ServletRequestインタフェースのsetCharacterEncodingメソッド呼び出し時の動作変更 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(16) javax.servlet.GenericServletクラスのinit(ServletConfig)メソッドとdestroy()メソッドでのログ出力 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(17) -XX:SurvivorRatioのデフォルト値の変更 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(18) JSPから生成されたサーブレット用コンパイラのバージョン | ○ | ○ | ○ | ○ | |
(19) POSTリクエストのフォームデータの最大サイズの制限 | ○ | ○ | ○ | ○ |
(凡例) ○:仕様変更あり
表3-48 アプリケーションサーバ Version 8からの仕様変更(サーブレットエンジンモードの場合)
分類 | 仕様変更の項目 | 08-70 | 08-53 | 08-50 | 08-00 |
---|---|---|---|---|---|
Webコンテナサーバ | (18) JSPから生成されたサーブレット用コンパイラのバージョン | − | − | − | ○ |
(19) POSTリクエストのフォームデータの最大サイズの制限 | − | − | − | ○ | |
(20) サーブレットのサービスメソッド実行中のHTTPセッションのタイムアウト | ○ | ○ | ○ |
(凡例) ○:仕様変更あり −:該当しない
表3-49 アプリケーションサーバ Version 9からの仕様変更(サーブレットエンジンモードの場合)
分類 | 仕様変更の項目 | 09-00 |
---|---|---|
Webコンテナサーバ | (21) サーバIDのデフォルト値の変更 | ○ |
(凡例) ○:仕様変更あり
次に仕様変更の項目の詳細について説明します。なお,表の「仕様変更の項目」の項番は,説明の項番と対応しています。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
07-00以降では,07-00より前まで提供していたTPBrokerの運用支援機能は使用できません。システムの各プロセスを一括起動,停止,および監視する場合には,Management Serverを使用してください。
WebコンテナサーバをTPBrokerの運用支援機能で使用していた場合,次のどちらかで運用してください。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
製品のバージョンによって,インストールされるJDKが異なります。Webコンテナサーバでは,インストールされているjavacコンパイラのデフォルトバージョンのJava言語仕様に従ってJSPから生成されたサーブレットのソースファイルをコンパイルします。
コンパイルするJava言語仕様のバージョンを次の表に示します。
表3-50 コンパイルするJava言語仕様のバージョン
アプリケーションサーバのバージョン | JDKのバージョン | コンパイルJava言語仕様バージョン |
---|---|---|
Version 6 | JDK 1.4 | J2SE 1.3 |
Version 7 | JDK 5.0 | J2SE 5.0 |
Version 8 | JDK 6 | Java SE 6 |
JDK 5.0 | J2SE 5.0 |
POSTリクエストのフォームデータ(Content-Typeヘッダの値がapplication/x-www-form-urlencodedの場合のPOSTデータ)の最大サイズがデフォルトで2MBに制限されます。アップグレードインストールをした場合,すでにセットアップされているWebコンテナサーバには,POSTリクエストのフォームデータの最大サイズを無制限にする設定(webserver.connector.limit.max_post_form_data=-1)が自動的に実施されます。
アプリケーションサーバでは,Webアプリケーションのバージョンに関係なく,Webアプリケーションでのリクエスト処理を実行している間は,HTTPセッションはタイムアウトされません。
ただし,07-00より前のWebコンテナでは,Webアプリケーション単位の同時実行スレッド数制御機能による実行待ち中であってもHTTPセッションのタイムアウトが発生します。
変更内容は,J2EEサーバモードの場合と同じです。
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