Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 互換編

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3.1 この章の構成

1.4モードまたはベーシックモードではJ2EEコンテナ(EJBコンテナとWebコンテナ)を利用します。一方,サーブレットエンジンモードは,Webアプリケーションだけを動作させる(Enterprise Beanを使用しない)場合など,Webコンテナ部分だけを使用する構成のときに利用できる動作モードです。サーブレットエンジンモードでは,サーブレットエンジンだけが単独で動作します。サーブレットエンジンとは,サーブレット実行機能,JSP実行機能を持つサーバのことです。

このモードでは,WebアプリケーションからはJava Servlet Specification v2.3,JavaServer Pages Specification v1.2に示すAPIおよびDABroker Libraryを通じ,Sun JDBC API仕様に従った方法によるデータベースアクセスが利用できます。

なお,サーブレットエンジンモードで実行したときのサーバをWebコンテナサーバと呼びます。

この章の構成を次の表に示します。

表3-1 この章の構成(サーブレットエンジンモード)

分類 タイトル 参照先
解説 使用できる機能の一覧 3.2
サーブレットエンジンモードとJ2EEサーバモードの比較 3.3
サーブレットエンジンモードで使用できるWebコンテナの機能 3.4
実装 サーブレットエンジンモードで動作するアプリケーションの実装 3.5
設定 サーブレットエンジンモードでのリソース接続 3.6
サーブレットエンジンモードの利用方法 3.7
運用 サーブレットエンジンモードでのシステム運用 3.8
サーブレットエンジンモードの場合の移行 3.9
Webコンテナサーバで使用するコマンド 3.10
Webコンテナサーバで使用するファイル 3.11

注 「注意事項」について,この章での説明はありません。