6.2.3 高負荷状態に起因する障害からのリカバリー手順
大量のJP1イベントがシステム管理マネージャーへ転送された場合や,自動アクションの処理能力を超える大量の自動アクションキューが滞留した場合など,システム管理マネージャーに高い負荷が発生すると,IMプロセスが正常に起動できなくなることがあります。この状態では,システム管理マネージャーの高負荷状態が解消されない限り,JP1 Cloud Serviceの「スタンダード」および「エンタープライズ」のいずれの構成においても,通常の手順による復旧が困難となる場合があります。
本事象が発生した場合,JP1 Cloud Serviceは,対象のシステム管理マネージャーを起動可能な状態へ復旧するため,キューとして蓄積されている自動アクションイベントを削除することがあります。
この場合,JP1イベント自体は削除されません。
削除対象となるのは,自動アクションの実行待ちとしてキューに蓄積されている自動アクションイベントです。ただし,キューに蓄積されていた自動アクションは強制終了となるため,該当する自動アクションは実行されません。
JP1 Cloud Serviceは,自動アクションイベントの削除後,システム管理マネージャーの高負荷状態が解消されていることを確認します。確認完了後,JP1 Cloud Serviceは,お客様に対して復旧状況を通知します。
お客様は,JP1 Cloud Serviceからの通知内容を確認し,JP1/IM - Viewで受信済みイベントの状態を確認してください。
また,強制終了となった自動アクションによって実行される予定だった通知やコマンド実行などについて,業務影響の有無を確認し,必要に応じて手動での対応を実施してください。