3.3.2 メンテナンス対象のホストを監視対象から外す方法
ホストのメンテナンス中は,サーバの再起動やサービス停止などに伴い,システム監視上,対応が不要なJP1イベントが大量に発生する場合があります。不要なイベントがイベント一覧に表示され続けると,管理者が確認すべき重要なイベントを判別しにくくなります。
また,不要なイベントの受信や自動アクションの実行が繰り返されると,監視システムに負荷がかかり,慢性的な高負荷状態につながる可能性があります。
本利用ガイドでは不要なイベントを監視対象から外す方法を以下の通り案内いたします。
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共通除外条件
共通除外条件を使用すると,指定した条件に一致するイベントをイベント一覧に表示しないようにできます。これにより,メンテナンス中に発生する不要なイベントを抑止し,必要なイベントを確認しやすい状態を維持できます。
また,共通除外条件では,イベントを監視対象として残したまま,自動アクションの実行だけを対象外にすることもできます。イベントの発生状況を確認する必要がある一方で,メール通知やパトランプ点灯などのアクションを実行する必要がない場合は,自動アクションのみを抑止する設定を検討してください。詳細はJP1のマニュアル「JP1 Version 13 統合管理 基本ガイド」における,「5.2.2 メンテナンス対象のホストを監視対象から外す方法」を参照してください。
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同一アクションの抑止
システム管理では,転送されたJP1イベントを契機として,あらかじめ設定したコマンドを自動的に実行することができます。この機能を「自動アクション」と呼びます。
自動アクションを使用することで,JP1イベントの発生に応じて,パトランプの点灯やメール通知などを自動で実行できます。これらのアクションは,イベントの発生を管理者が受動的に検知することを目的としており,必ずしもイベント発生のたびに毎回実行する必要がない場合があります。
例えば,同一内容のイベントが短時間に大量発生した場合,その都度パトランプの点灯やメール通知が実行されると,重要な通知が埋もれたり,管理者が緊急度の高い対応に集中しにくくなる可能性があります。
このような一度実行すれば一定期間は再実行する必要がない自動アクションに対して,抑止設定を行います。抑止設定を行うことで,同一または類似の通知が過剰に実行されることを防ぎ,管理者は緊急度の高い通知や対応が必要なアクションに集中できます。
機能詳細はJP1のマニュアル「JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」における,「6.4.4 同一アクションの抑止」を参照し,抑止設定をしてください。
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大量発生イベントの監視抑止
監視対象サーバの障害や設定不備などにより,短時間に大量のJP1イベントが発生する場合があります。このような状態になると,JP1/IM - Managerでイベントを正常に監視できなくなったり,重要なイベントを見落としやすくなったりする可能性があります。
大量のJP1イベントが継続して発生している場合,システム管理者は,JP1/IM - Managerの「繰り返しイベントの監視抑止機能」や,JP1/Baseの「イベント転送抑止機能」の使用を検討してください。
これらの機能を使用することで,同一または類似するJP1イベントを集約したり,監視画面への表示や自動アクションの実行を抑止できます。
機能詳細はJP1のマニュアル「JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager 導入・設計ガイド」における,「4.5 大量発生イベントの監視抑止」を参照してください。