1.12.8 全体しきい値を設定する
背景
しきい値を利用すると、プロダクションサーバとストレージシステムの間のトラフィックが一定レベルまで低下したときに、上限値制御が自動的に無効になります。
ホストバスアダプタとポートが多対多で接続されている場合、しきい値は、ストレージシステム全体に1つ設定できます。優先WWNごとにしきい値を設定することはできません。
前提条件
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必要なロール:ストレージ管理者(システムリソース管理)ロール
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Storage Navigatorのサブ画面を使用できること(詳細はHitachi Device Manager - Storage NavigatorユーザガイドのStorage Navigatorサブ画面の使い方に関する章を参照)。
操作手順
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次のどちらかの方法で、[性能モニタ]画面を表示します。
Hitachi Command Suiteを使用する場合:
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[リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[性能モニタ]を選択します。
Storage Navigatorを使用する場合:
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[分析]ツリーから[性能モニタ]を選択します。
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[Server Priority Manager]をクリックします。
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をクリックして、Modifyモードに変更します。
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[Server Priority Manager]画面で[Server Priority Manager]をクリックします。
[優先ポート制御]画面が表示されます。
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[WWN]タブが表示されていることを確認します。
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[全体しきい値]チェックボックスをチェックします。
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[全体しきい値]のドロップダウンリストで、しきい値のレートの種類を選択します。
上限値のレートとしきい値のレートが異なる場合も、すべての非優先WWNに対してしきい値制御は動作します。
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[全体しきい値]のテキストボックスにしきい値を入力します。
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[適用]をクリックします。
今までの設定内容がストレージシステムに適用されます。
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画面左上のツリーで、[ストレージシステム]フォルダ下から、トラフィックを調べたいポートのアイコンをクリックします。