Hitachi

 パフォーマンス最適化 クイックリファレンス 


1.12.9 ホストバスアダプタのSPM名を変更する

背景

Server Priority Managerの[優先ポート制御]画面では、ホストバスアダプタにSPM名という名前を設定できます。システム管理者は、それぞれのホストバスアダプタをWWN(Worldwide Name)で識別できますが、SPM名を利用した方がより簡単にホストバスアダプタを識別できます。WWNは16桁の16進数と決まっており、システム管理者が変更することはできませんが、SPM名はシステム管理者が自由に設定できます。

この節では、設定済みのSPM名を変更する手順を説明します。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[性能モニタ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムを右クリックし、[性能モニタ]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [分析]ツリーから[性能モニタ]を選択します。

  2. Server Priority Manager]をクリックします。

  3. [図データ]をクリックして、Modifyモードに変更します。

  4. Server Priority Manager]画面で[Server Priority Manager]をクリックします。

    [優先ポート制御]画面が表示されます。

  5. [WWN]タブが表示されていることを確認します。

  6. 画面左上のツリーで、[モニター対象]の下からホストバスアダプタのWWN([図データ])を選択し、右クリックします。

  7. ポップアップメニューから[WWNとSPM名の変更]を選択します。

    [WWNとSPM名の変更]画面が表示されます。

  8. [SPM名]ボックスに新しいSPM名を入力して、[OK]をクリックします。

  9. [優先ポート制御]画面で[適用]をクリックします。

    今までの設定内容がストレージシステムに適用されます。