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 ボリューム管理 クイックリファレンス


4.5.8 外部パスの設定と変更

外部パスの設定と変更について説明します。

〈この項の構成〉

(1) 外部パスを設定するときの注意事項

外部パスを設定するときの注意事項を次に示します。

(2) 新規のパスグループを作成し、外部パスを設定する

背景

新規のパスグループを作成し、外部パスを設定するには、外部ボリュームのマッピングを同時にする必要があります。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[外部パスグループ選択]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[外部ストレージシステム]タブで[外部ボリューム追加]をクリックします。

    Storage Navigatorのよく使うタスクを使用する場合:

    • [よく使うタスク]から[外部ボリューム追加]を選択します。

    Storage Navigatorの[外部ストレージ]画面を使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[外部ストレージシステム]タブで[外部ボリューム追加]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部ボリューム追加]を選択します。

  2. [外部パスグループを新規作成]を選択した上で[外部パスグループ作成]をクリックします。

    [外部パスグループ作成]画面が表示されます。

  3. [利用可能な外部パス]リストから外部ストレージシステムのチェックボックスを選択し、[追加]をクリックします。

    選択された外部ストレージシステムが、[選択した外部パス]リストに表示されます。

    ヒント

    設定したい外部ストレージシステムやWWN/iSCSIターゲット名が画面に表示されない場合は、[外部Targetポート探索]をクリックして、設定したいWWN/iSCSIターゲット名が接続されているポートを選び[OK]をクリックすると、画面の情報を更新できます。

    メモ

    外部パスの優先順位を変更するには、[選択した外部パス]リストにある[優先度を上げる]または[優先度を下げる]をクリックして変更します。

  4. [OK]をクリックします。

(3) 既存のパスグループに外部パスを追加する

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。

    外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。

  2. [外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。

    外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。

  3. [外部パスグループ]タブでパスグループのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[外部パス設定変更]画面を表示します。

    • [外部パスグループ]タブで[外部パス設定変更]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部パス設定変更]を選択します。

  5. [利用可能な外部パス]リストから外部パスのチェックボックスを選択し、[追加]をクリックします。

    選択された外部ストレージシステムが、[選択した外部パス]リストに表示されます。

    ヒント

    設定したい外部ストレージシステムやWWN/iSCSIターゲット名が画面に表示されない場合は、[外部Targetポート探索]をクリックして、設定したいWWN/iSCSIターゲット名が接続されているポートを選び[OK]をクリックすると、画面の情報を更新できます。

    メモ

    外部パスの優先順位を変更するには、[選択した外部パス]リストにある[優先度を上げる]または[優先度を下げる]をクリックして変更します。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(4) iSCSIパスを追加する

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[iSCSIパス追加]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[iSCSIパス]タブで[iSCSIパス追加]をクリックします。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブで[iSCSIパス追加]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[iSCSIパス追加]を選択します。

  2. [iSCSIターゲット探索]をクリックして[iSCSIターゲット探索]画面を表示します。

  3. [ローカルポート名]で、ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続してい るポートを選択します。

  4. [リモートIPアドレス]で外部ストレージシステムのポートのIPアドレスを入力します。

  5. [リモートTCPポート番号]で外部ストレージシステムのポートのTCPポート番号を入力します。設定できる番号は1~65535までです。

  6. [追加]をクリックします。

    入力した探索対象が[探索リスト]テーブルに追加されます。追加できる探索対象は8つまでです。

  7. [OK]をクリックします。

    [iSCSIパス追加]画面が表示されます。

  8. [利用可能なiSCSIパス]テーブルから追加したいiSCSIパスのチェックボックスを選択します。

  9. [認証方法]で[CHAP]または[認証なし]を選択します。

    [CHAP]を選択した場合、次の項目を設定します。

    • [相互CHAP]:[有効]または[無効]を選択します。[有効]を選択した場合、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合、単方向認証モードになります。

    • [ユーザ名]:[相互CHAP]で[無効]を選択した場合、設定は任意です。[相互CHAP]で[有効]を選択した場合、必ず設定してください。

    • [シークレット]:[相互CHAP]で[無効]を選択した場合、設定は任意です。[相互CHAP]で[有効]を選択した場合、必ず設定してください。

    [認証なし]を選択した場合、次の項目を設定します。

    • [相互CHAP]:[有効]または[無効]を選択します。[有効]を選択した場合、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合、単方向認証モードになります。

  10. [追加]をクリックします。

    選択したiSCSIパスが[選択したiSCSIパス]テーブルに追加されます。

    iSCSIパスは追加済みのパスを含め、4,096個まで追加できます。

  11. 設定を完了し、設定内容を確認する場合は、[完了]をクリックします。

  12. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  13. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  14. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(5) iSCSIターゲットを編集する

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

  • ホストがI/O処理を実行していないこと。

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[iSCSIターゲット編集]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットを編集したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[iSCSIターゲット編集]をクリックします。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットを編集したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[iSCSIターゲット編集]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットを編集したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[iSCSIターゲット編集]を選択します。

  2. [認証方法]で[CHAP]または[認証なし]を選択します。

    [CHAP]を選択した場合、次の項目を設定します。

    • [相互CHAP]:[有効]または[無効]を選択します。[有効]を選択した場合、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合、単方向認証モードになります。

    • [ユーザ名]:[相互CHAP]で[無効]を選択した場合、設定は任意です。[相互CHAP]で[有効]を選択した場合、必ず設定してください。

    • [シークレット]:[相互CHAP]で[無効]を選択した場合、設定は任意です。[相互CHAP]で[有効]を選択した場合、必ず設定してください。

    [認証なし]を選択した場合、次の項目を設定します。

    • [相互CHAP]:[有効]または[無効]を選択します。[有効]を選択した場合、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合、単方向認証モードになります。

  3. [完了]をクリックします。

  4. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  5. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  6. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(6) 外部パスの優先順位を変更する

背景

外部パスの優先順位を変更するには、[外部パス設定変更]画面で[優先度を上げる]と[優先度を下げる]を操作します。

[優先度]列の表示が「1」に変わると、通常使用するパスとして設定されたことになります。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。

    外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。

  2. [外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。

    外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。

  3. [外部パスグループ]タブでパスグループのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[外部パス設定変更]画面を表示します。

    • [外部パスグループ]タブで[外部パス設定変更]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部パス設定変更]を選択します。

  5. [選択した外部パス]リストから優先順位を変更する外部パスのチェックボックスを選択します。[優先度を上げる]をクリックすると、選択しているパスの行が、1行上の行と入れ替わります。

    [優先度を下げる]をクリックすると、選択しているパスの行が、1行下の行と入れ替わります。

    メモ

    通常使用するパスとして設定したい場合は、[優先度]列の表示が「1」に変わるまで[優先度を上げる]のクリックを繰り返します。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(7) iSCSIターゲットへのログインテストを実行する

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、iSCSIターゲットへのログインテストを実行します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットへのログインテストを実行したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[他のタスク]‐[iSCSIターゲットログインテスト]をクリックします。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットへのログインテストを実行したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[他のタスク]‐[iSCSIターゲットログインテスト]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブでiSCSIターゲットへのログインテストを実行したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[iSCSIターゲットログインテスト]を選択します。

(8) 外部ボリュームへのパスの使用を停止する(外部パス切断)

背景

外部ボリュームとの接続は保ったまま、外部パスをメンテナンスする場合に、[外部パス切断]を使用します。[外部パス切断]を使うと、外部パスの使用を停止して、ストレージシステムから外すための準備を整えます。外部パスの使用を再開するには、[外部パス再接続]を使用します(関連項目参照)。

注意

[外部パス切断]は、外部ボリュームへの接続を停止する操作ではありません。[外部パス切断]を実行するには、操作対象にする外部パスを使用している外部ボリュームに対して、操作対象にする外部パス以外に、正常な状態の外部パスが設定されている必要があります。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。

    外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。

  2. [外部パス]タブを選択します。

  3. [外部パス]タブで外部パスのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[外部パス切断]画面を表示します。

    • [外部パス]タブで[外部パス切断]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部パス切断]を選択します。

  5. [外部パス切断]から、ファイバチャネルポートの場合は[ポート起点]または[外部WWN起点]、iSCSIポートの場合は[ポート起点]または[外部ストレージポート起点]を選択します。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(9) iSCSIパスを削除する

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

  • 指定されたiSCSIパスが、Universal Volume Managerの外部パスとして使用されていないこと。

操作手順

  1. 次のどれかの方法で、[iSCSIパス削除]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。[iSCSIパス]タブで削除したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[iSCSIパス削除]をクリックします。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブで削除したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[iSCSIパス削除]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。[iSCSIパス]タブで削除したいiSCSIパスのチェックボックスを選択し、[アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[iSCSIパス削除]を選択します。

  2. [iSCSIパス削除]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  3. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  4. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(10) 外部パスを削除する

背景

[外部パス設定変更]画面を使用して、外部パスの設定を解除できます。

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。

    外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。

  2. [外部ストレージシステム]タブで外部ストレージシステムのリンクをクリックします。

    外部ストレージシステムに対応するパスグループが[外部パスグループ]タブに表示されます。

  3. [外部パスグループ]タブでパスグループのチェックボックスを選択します。

  4. 次のどちらかの方法で、[外部パス設定変更]画面を表示します。

    • [外部パスグループ]タブで[外部パス設定変更]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部パス設定変更]を選択します。

  5. [選択した外部パス]リストから設定を解除する外部パスのチェックボックスを選択して[削除]をクリックします。

    選択している外部パスの設定が解除され、[選択した外部パス]リストから選択した外部パスの行が削除されます。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

(11) 既存のすべての外部パスを入れ替える場合の設定の流れ

背景

既存のすべての外部パスを新しく追加した外部パスと入れ替える方法について、例を挙げて説明します。

次の図は、設定の流れと外部パスの状態を示しています。既存の外部パスAおよびBを削除し、新しく追加した外部パスCおよびDを追加する場合、既存の外部パスAおよびBを両方とも一度に削除できません。正常に動作する既存の外部パスが少なくとも1本設定されている必要があるからです。この場合、まず外部パスAを削除して新しく外部パスCを追加し、設定を適用します。そのあと、外部パスBを削除して新しく外部パスDを追加します。

[図データ]

既存のすべての外部パス(AおよびB)を新しく追加した外部パス(CおよびD)と入れ替える流れを次に示します。

操作手順

  1. 外部パスAに対して、[外部パス切断]を実行します。

  2. 外部パスAが使用しているケーブルを抜き、外部パスCが使用するケーブルを接続します。

  3. 外部パスAの定義を解除して、外部パスCを追加します。

  4. [適用]をクリックして、外部パスAおよびCの設定を適用します。

  5. 外部パスCの状態が正常であることを確認します。

    この時点では、正常なパスとして外部パスBおよびCが設定されています。

    以降の手順に従って、外部パスBを削除し、新しい外部パスDを追加します。

  6. 外部パスBに対して、[外部パス切断]を実行します。

  7. 外部パスBが使用しているケーブルを抜き、外部パスDが使用するケーブルを接続します。

  8. 外部パスBの定義を解除して、外部パスDを追加します。

  9. [適用]をクリックして、外部パスBおよびDの設定を適用します。

  10. 外部パスDの状態が正常であることを確認します。