Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


4.5.7 外部ストレージシステムのポートの設定を変更する

背景

外部ストレージシステムのポートの設定を変更するには、ファイバチャネルポートのときは[外部WWN編集]画面、iSCSIポートのときは[外部iSCSIターゲット編集]画面を使用します。

注意

外部ストレージシステムのポートの設定を変更するときの注意事項を次に示します。

  • デフォルトの設定で問題がない場合は、デフォルトの設定のまま使用してください。

  • 通常のI/Oに使用するボリュームの場合は、[I/Oタイムアウト値]を15秒以内に設定してください。

  • 設定を変更する場合は、外部ストレージシステムの推奨値に合わせるようにしてください。

  • 同一の外部WWNまたは外部iSCSIターゲットに対して複数のパラメータを2回以上に分けて変更する場合は、適用済みのタスクの完了を待ってから次の変更を実行してください。適用済みのタスクの完了を待たずに実行すると、あとから変更した内容で上書きされてしまうため、期待していた変更の内容にならない場合があります。

前提条件

操作手順

  1. 次のどちらかの方法で、[外部ストレージ]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[外部ストレージ]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[外部ストレージ]を選択します。

    外部ストレージシステムの一覧が[外部ストレージシステム]タブに表示されます。

  2. [外部パス]タブを選択します。

  3. [外部パス]タブで外部パスのチェックボックスを選択します。

  4. ファイバチャネルポートのときは、次のどちらかの方法で[外部WWN編集]画面を表示します。

    • [外部パス]タブで[外部WWN編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部WWN編集]を選択します。

    iSCSIポートのときは、次のどちらかの方法で[外部iSCSIターゲット編集]画面を表示します。

    • [外部パス]タブで[他のタスク]‐[外部iSCSIターゲット編集]をクリックします。

    • [アクション]メニューから[外部ストレージ管理]‐[外部iSCSIターゲット編集]を選択します。

  5. [外部WWN編集]画面または[外部iSCSIターゲット編集]画面で、選択したポートの設定パラメータを変更します。

  6. [完了]をクリックします。

  7. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  8. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  9. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。