Hitachi

 ボリューム管理 クイックリファレンス


4.5.19 関連コンテンツ(外部ボリュームの監視とメンテナンス)

〈この項の構成〉

(1) 外部ストレージシステムの電源をオフにする(計画停止する)

前提条件

  • 必要なロール:ストレージ管理者(プロビジョニング)ロール

操作手順

  1. 電源をオフにしたい外部ストレージシステムのボリュームのうち、ローカルストレージシステムのボリュームとしてマッピングされている外部ボリュームに対するI/Oを停止します。

  2. 外部ストレージシステムのボリュームを、ローカルストレージシステムのDPプールのプールボリュームとして定義している場合は、すべてのDynamic Provisioningの仮想ボリューム(DP-VOL)を保守閉塞させてください。

    ローカルストレージシステムのDPプールのプールボリュームとして定義していない場合は何もせずに手順11へ進んでください。

    プール内のすべてのDP-VOLを一括で閉塞する場合は次の手順へ進んでください。

  3. 次のどちらかの方法で、[プール]画面を表示します。

    Hitachi Command Suiteを使用する場合:

    • [リソース]タブで[ストレージシステム]ツリーを展開します。ローカルストレージシステムの配下の[DPプール]を右クリックし、[System GUI]を選択します。

    Storage Navigatorを使用する場合:

    • [ストレージシステム]ツリーから[プール]を選択します。

    プールの一覧が[プール]タブに表示されます。

  4. [プール]タブで閉塞させるプールのリンクをクリックします。

  5. [仮想ボリューム]タブを選択します。

  6. [全ページ選択]をクリックします。

  7. 次のどちらかの方法で、[LDEV閉塞]画面を表示します。

    ・[仮想ボリューム]タブで[他のタスク]‐[LDEV閉塞]をクリックします。

    ・[アクション]メニューから[論理デバイス管理]‐[LDEV閉塞]を選択します。

  8. [LDEV閉塞]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  9. [適用]をクリックして設定をストレージシステムに適用します。

    設定した内容はタスクとしてキューイングされ、順に実行されます。

    ヒント

    ウィザードを閉じたあとに[タスク]画面を自動的に表示するには、ウィザードで[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]を選択して、[適用]をクリックします。

  10. [タスク]画面で、操作結果を確認します。

    実行前であれば、[タスク]画面でタスクを一時中断したりキャンセルしたりできます。

  11. 電源をオフにしたい外部ストレージシステムに対して、[外部ストレージシステム切断]を実行します。

    外部ボリュームに対するI/Oが不可になり、ローカルストレージシステムのキャッシュメモリ内のデータがすべて外部ボリュームに書き込まれます(デステージされます)。

  12. そのほかに外部ストレージシステムの電源をオフにするために必要な操作があれば、実行します。

  13. 外部ストレージシステムの電源をオフにします。

ヒント

[外部ストレージシステム切断]を実行したあと、マッピングされていた外部ボリュームを再度ローカルストレージシステムのボリュームとして使用したい場合には、[外部ストレージシステム再接続]を使用します。

[LDEV閉塞]画面の詳細についてはシステム構築ガイドを参照してください。

(2) [外部ボリューム切断]画面

[図データ]

[外部ボリューム切断対象]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

属性

外部ボリュームの属性を表示します。

(3) [外部LUNプロパティ参照]画面

[図データ]

[外部LUN]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

優先度

外部パスの優先順位を表示します。

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

タイプ

ポートタイプを表示します。

  • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

  • [iSCSI]:iSCSIポートです。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートIDを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [TCPポート番号]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのTCPポート番号を表示します。

  • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

    ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

LUN ID

選択した外部ボリュームと外部パスが接続されている場合はLUNを表示します。

状態

外部パスの状態を表示します。

  • [Unknown]:マッピングパスの状態が不確定です。

  • [Checking]:マッピングパスの状態を確認しています。

  • [Blockade]:マッピングパスが閉塞しています。

  • [Normal]:正常な状態です。

  • [Disconnect]:[外部ストレージシステム切断]コマンドまたは[外部ボリューム切断]コマンドによって、外部ストレージシステムまたは外部ボリュームへの接続を停止した状態です。

  • [External Device Setting Changed]:外部ストレージシステムの設定が変更されました(パス定義が削除されました。または装置が変更されました)。

  • [LDEV size reduced]:外部ストレージシステムの容量の定義が変更されました(容量が減らされました)。

  • [Not Ready]:外部ストレージシステムから「NOTREADY」と応答がありました。

  • [Illegal request]:外部ストレージシステムから「ILLEGALREQUEST」と応答がありました。

  • [Command Aborted]:外部ストレージシステムから「ABORTEDCOMMAND」と応答がありました。

  • [Busy]:外部ストレージシステムはBUSY状態です。

  • [LDEV reserved]:外部ストレージシステムはReserve状態です。

  • [Response error]:異常応答による閉塞状態です。

  • [Initiator Port]:外部ストレージシステムのポート属性がInitiatorポートに変更されました。

  • [Unknown port]:外部ストレージシステムのポート属性が不明です。

  • [Cannot detect port]:パスが解除されています。または、外部ストレージシステムのポートを検出できません。

  • [Timeout]:異常応答のため再実行しましたが、タイムアウトになりました。

  • [Passive]:外部ストレージシステムのポートが不活性状態です。ポートの状態は正常ですが、I/Oに使用されていません。

  • [Standby]:外部ストレージシステムのポートが待機状態です。ポートの状態は正常ですが、I/Oは受け付けできません。

  • [Target error]:コントローラ閉塞など、外部ストレージシステム側でポートの障害を検出した状態です。

  • [Unavailable]:外部ストレージシステムから「Unavailable」と応答がありました。外部ストレージシステムから、接続しているポートの切り替えを要求されている状態です。この状態になると、交替パスのうちStandby状態のパスにプライマリパスが切り替えられます。プライマリパスに切り替えられると、パスの状態は正常になります。

  • [Backoff]:外部ストレージシステムから「Backoff」と応答がありました。外部ストレージシステムのボリュームに一時的な障害が発生したため、その障害の回復を待っている状態です。プライマリパスがこの状態になっても、すぐにはプライマリパスは交替パスに切り替えられません。障害が回復したあとは、正常になります。回復しない場合は、パスの状態は別の状態に移行します。

  • [Destage Failed]:キャッシュ内のデータをボリュームに書き込む処理に失敗しました。

ターゲットポート非対称アクセス状態

パスモードがALUAモードの場合、外部ストレージシステム側のポートの状態を表示します。

[Active/Optimized]:性能が最も良い状態です。

[Active/Non-Optimized]:データの送受信はできますが、Active-Optimizedより性能が劣る状態です。

以下の場合、空白を表示します。

  • パスモードがALUAモード以外。

  • 外部ボリュームのマッピングが完了していない。

(4) [ポリシーファイル編集]画面

[図データ]

情報設定エリア

項目

説明

マッピングと同時にLDEV作成

外部ボリュームのマッピングと同時に、外部ボリューム内にLDEVを作成するかどうかを選択します。初期値は[該当]です。

外部ストレージシステム構成を使用

外部ストレージシステムの構成を参照してLDEVを作成するかどうかを選択します。初期値は[該当]です。

[該当]を選択した場合、[外部ボリューム内LDEV数]は1となります。

[非該当]を選択した場合、[外部ボリューム内LDEV数]を入力する必要があります。

外部ボリューム内LDEV数

外部ボリューム内に作成するLDEV数の上限を入力します。実際に作成されるLDEV数は、外部ボリュームの容量によって異なります。

キャッシュパーティション

マッピングした外部ボリュームにアクセスするときに使用するCLPRをリストから選択します。選択できる値はCLPR0からCLPR31までです。初期値はCLPR0です。

キャッシュモード

ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映させるか([無効])、非同期で反映させるか([有効])を設定します。ホストから直接書き込まれたデータ以外(ShadowImageなどによって書き込まれたデータ)は、キャッシュモードの設定に関係なく非同期で反映されます。初期値は[有効]です。

キャッシュ流入制御

外部ボリュームへの書き込みができなくなった場合に、キャッシュメモリへの書き込みを制限するか([有効])、書き込みを続けるか([無効])を設定します。初期値は[無効]です。

ロードバランスモード

外部ストレージシステムへのI/Oの負荷分散方式を選択します。

  • [標準ラウンドロビン]:標準ラウンドロビン方式で負荷分散します。

  • [拡張ラウンドロビン]:拡張ラウンドロビン方式で負荷分散します。シーケンシャルI/OかランダムI/Oかによって、負荷分散方式が自動で切り替わります。

  • [無効]:負荷分散を行わず、1つのパスでI/Oを実行します。

初期値は[標準ラウンドロビン]です。

MPユニットID

MPユニットIDを選択します。選択できる値はMPU-10またはMPU-20ですが、装置構成によって選択できる内容は変わります。自動割り当てが有効なMPユニットIDが1つ以上ある場合は[自動]も選択できます。

初期値は、[自動]が選択できる場合は[自動]、[自動]が選択できない場合はいちばん若い番号のMPユニットIDです。

内部ボリューム使用

内部ボリュームを外部ボリュームとして使用するか([有効])、使用しないか([無効])を指定します。初期値は[無効]です。

(5) MPユニット割り当てウィザード

(a) [MPユニット割り当て]画面

[図データ]

情報設定エリア

項目

説明

MPユニットID

MPユニットIDを選択します。選択できる値はMPU-10またはMPU-20ですが、装置構成によって選択できる内容は変わります。

選択した外部ボリュームに設定されている値が初期値となります。異なる値の外部ボリュームを複数選択した場合は空白が表示されます。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[選択した外部ボリューム]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

MPユニットID

外部ボリュームに割り当てられたMPユニットIDを表示します。

(6) 外部ボリューム編集ウィザード

(a) [外部ボリューム編集]画面

[図データ]

情報設定エリア

項目

説明

キャッシュモード

ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映させるか([無効])、非同期で反映させるか([有効])。選択した外部ボリュームに設定されている値が初期値となります。異なる値の外部ボリュームを複数選択した場合は未選択状態となります。

キャッシュ流入制御

外部ボリュームへの書き込みができなくなった場合に、キャッシュメモリへの書き込みを制限するか([有効])、書き込みを続けるか([無効])。選択した外部ボリュームに設定されている値が初期値となります。異なる値の外部ボリュームを複数選択した場合は未選択状態となります。

パスモードとしてALUAを使用

ローカルストレージシステム側でパスモードにALUAを使用するかどうかを選択します。

  • [有効]:ALUAモードを使用します。

  • [無効]:ALUAモードを使用しません。

選択した外部ボリュームに設定されている値が初期値となります。異なる値の外部ボリュームを複数選択した場合は未選択状態となります。

ロードバランスモード

外部ストレージシステムへのI/Oの負荷分散方式を選択します。

  • [標準ラウンドロビン]:標準ラウンドロビン方式で負荷分散します。

  • [拡張ラウンドロビン]:拡張ラウンドロビン方式で負荷分散します。シーケンシャルI/OかランダムI/Oかによって、負荷分散方式が自動で切り替わります。

  • [無効]:負荷分散を行わず、1つのパスでI/Oを実行します。

選択した外部ボリュームに設定されている値が初期値となります。異なる値の外部ボリュームを複数選択した場合は未選択状態となります。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[外部ボリューム編集結果]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

キャッシュモード

ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映させるか([無効])、非同期で反映させるか([有効])を表示します。

[属性]が[無停止マイグレーション]の場合、以下のキャッシュモードとキャッシュモードの変更状態の表示が拡張されます。

  • [スルー]:ホストからの書き込み、および読み込みコマンドを外部ストレージシステムに転送します。ローカルストレージシステムのキャッシュは使用しません。

  • [同期書き込み]:ホストからの書き込みデータを、外部ストレージシステムに同期で反映します。

  • [チェックコンディション]:ホストからの書き込み、および読み込みコマンドを受け付けない状態を示します。

  • [ペンディング]:ホストからの書き込み、および読み込みコマンドを保留します。

外部ストレージシステムへの書き込み中に読み書きが行われた場合は、先行の書き込みが完了するまで読み書きを待ちます。

キャッシュモード変更処理中は、変更後のキャッシュモードに加え以下の変更状態を表示します。

  • [(変更中)]:表示のキャッシュモードに移行中です。

  • [(エラー)]:表示のキャッシュモードへの移行に失敗し、保守が必要な状態を示します。

キャッシュ流入制御

外部ボリュームへの書き込みができなくなった場合に、キャッシュメモリへの書き込みを制限するか([有効])、書き込みを続けるか([無効])を表示します。

パスモード

外部パスの動作モードを表示します。

  • [Single]:交替パスを設定していても、通常は1個の外部パスだけが使用されるモード。Singleモードの場合は、保守作業のときや障害が発生したときにだけ交替パスを動作させます。

  • [Multi]:交替パスを設定した場合に、負荷を分散しながら複数のポートからの外部パスが同時に使用される動作モード。

  • [ALUA]:交替パスを設定した場合に、負荷を分散しながら複数のポートからの外部パスが同時に使用される動作モード。ただし、Passive状態のポートに接続されている外部パスは使用しません。

ALUA適用許可

ローカルストレージシステム側でパスモードにALUAを使用するかどうかを表示します。

  • [有効]:ALUAモードを使用します。

  • [無効]:ALUAモードを使用しません。

ロードバランスモード

外部ストレージシステムへのI/Oの負荷分散方式を表示します。

  • [標準ラウンドロビン]:標準ラウンドロビン方式で負荷分散します。

  • [拡張ラウンドロビン]:拡張ラウンドロビン方式で負荷分散します。シーケンシャルI/OかランダムI/Oかによって、負荷分散方式が自動で切り替わります。

  • [無効]:負荷分散を行わず、1つのパスでI/Oを実行します。

(7) 外部WWN編集ウィザード

(a) [外部WWN編集]画面

[図データ]

情報設定エリア

項目

説明

QDepth

外部ボリュームに対して、1度に発行(キューイング)できるRead/Writeコマンドの数。設定できる値は、2から128までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

ただし、[ロードバランスモード]が[拡張ラウンドロビン]で、かつ外部ボリュームに発行するI/Oがシーケンシャルの場合、1度に発行できるRead/Writeコマンドの数は、外部ボリュームに接続するすべての外部パスの[QDepth]の値を合計した数になります。

I/Oタイムアウト値

外部ボリュームへのI/Oタイムオーバーの設定値。設定できる値は、5から240(秒)までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

パス閉塞監視

外部ボリュームへのすべてのパスの接続が切断されてから、外部ボリュームが閉塞するまでの時間。[パス閉塞監視]に設定した時間が経過するまで、ホストからのコマンドは受け付けられます。[パス閉塞監視]に設定した時間が経過したあと、外部ボリュームおよび該当する外部ボリュームへのすべてのパスの状態は閉塞状態になります。設定できる値は、5から180(秒)までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[外部WWN編集結果]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

外部WWN

外部ストレージシステムのTargetポートを示すWWNを表示します。

QDepth

外部ボリュームに対して、1度に発行(キューイング)できるRead/Writeコマンドの数を表示します。

ただし、[ロードバランスモード]が[拡張ラウンドロビン]で、かつ外部ボリュームに発行するI/Oがシーケンシャルの場合、1度に発行できるRead/Writeコマンドの数は、外部ボリュームに接続するすべての外部パスの[QDepth]の値を合計した数になります。

I/Oタイムアウト値(秒)

外部ボリュームへのI/Oタイムオーバーの設定値を表示します。

パス閉塞監視(秒)

外部ボリュームへのすべてのパスの接続が切断されてから、外部ボリュームが閉塞するまでの時間を表示します。

(8) 外部iSCSIターゲット編集ウィザード

(a) [外部iSCSIターゲット編集]画面

[図データ]

情報設定エリア

項目

説明

QDepth

外部ボリュームに対して、1度に発行(キューイング)できるRead/Writeコマンドの数。設定できる値は、2から128までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

ただし、[ロードバランスモード]が[拡張ラウンドロビン]で、かつ外部ボリュームに発行するI/Oがシーケンシャルの場合、1度に発行できるRead/Writeコマンドの数は、外部ボリュームに接続するすべての外部パスの[QDepth]の値を合計した数になります。

I/Oタイムアウト値

外部ボリュームへのI/Oタイムオーバーの設定値。設定できる値は、5から240(秒)までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

パス閉塞監視

外部ボリュームへのすべてのパスの接続が切断されてから、外部ボリュームが閉塞するまでの時間。[パス閉塞監視]に設定した時間が経過するまで、ホストからのコマンドは受け付けられます。[パス閉塞監視]に設定した時間が経過したあと、外部ボリュームおよび該当する外部ボリュームへのすべてのパスの状態は閉塞状態になります。設定できる値は、5から180(秒)までです。選択した外部パスに設定されている値が表示されます。異なる値の外部パスを複数選択した場合は空白が表示されます。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[選択した外部iSCSIターゲット]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

QDepth

外部ボリュームに対して、1度に発行(キューイング)できるRead/Writeコマンドの数を表示します。

ただし、[ロードバランスモード]が[拡張ラウンドロビン]で、かつ外部ボリュームに発行するI/Oがシーケンシャルの場合、1度に発行できるRead/Writeコマンドの数は、外部ボリュームに接続するすべての外部パスの[QDepth]の値を合計した数になります。

I/Oタイムアウト値(秒)

外部ボリュームへのI/Oタイムオーバーの設定値を表示します。

パス閉塞監視(秒)

外部ボリュームへのすべてのパスの接続が切断されてから、外部ボリュームが閉塞するまでの時間を表示します。

(9) [外部パスグループ作成]画面

[図データ]

[外部パスグループID開始番号]

パスグループIDの開始番号を入力します。入力した番号から昇順にIDを探索し、使用可能なIDを割り当てます。設定できる値は0から63,231までです。初期値は0です。

[外部Targetポート探索]ボタン

[外部Targetポート探索]画面が表示されます。[外部Targetポート探索]画面で、設定したいWWNが接続されているポートを選びます。

[外部ストレージシステム]

外部ストレージシステムを選択します。

[選択した外部パス]テーブルに行がない場合は活性となります。[選択した外部パス]テーブルに行がある場合は非活性となります。

[利用可能な外部パス]テーブル

各ユーザに割り当てられているポートで接続する外部パスだけ表示されます。

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

タイプ

ポートタイプを表示します。

  • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

  • [iSCSI]:iSCSIポートです。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

    ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

[追加]ボタン

[利用可能な外部パス]テーブルで選択した外部パスを[選択した外部パス]テーブルに追加します。

[削除]ボタン

[選択した外部パス]テーブルで選択した外部パスを[選択した外部パス]テーブルから削除します。

[選択した外部パス]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    優先度

    外部パスの優先順位を表示します。

    ポート名

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

    タイプ

    ポートタイプを表示します。

    • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

    • [iSCSI]:iSCSIポートです。

    仮想ポートID

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

    外部

    外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

    • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

    • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

      ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

  • ボタン

    項目

    説明

    優先度を上げる

    外部パスの優先順位を上げます。

    優先度を下げる

    外部パスの優先順位を下げます。

(10) 外部パス設定変更ウィザード

(a) [外部パス設定変更]画面

[図データ]

[外部パスグループ名]

設定変更対象の外部パスグループ名を表示します。

[外部パス]

外部パスに関する設定を表示します。

[外部Targetポート探索]ボタン

[外部Targetポート探索]画面が表示されます。[外部Targetポート探索]画面で、設定したいWWNが接続されているポートを選びます。

[外部ストレージシステム]

外部ストレージシステムを選択します。

[選択した外部パス]テーブルに行がない場合は活性となります。[選択した外部パス]テーブルに行がある場合は非活性となります。

[利用可能な外部パス]テーブル

各ユーザに割り当てられているポートで接続する外部パスだけ表示されます。

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

タイプ

ポートタイプを表示します。

  • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

  • [iSCSI]:iSCSIポートです。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

    ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

[追加]ボタン

[利用可能な外部パス]テーブルで選択した外部パスを[選択した外部パス]テーブルに追加します。

[削除]ボタン

[選択した外部パス]テーブルで選択した外部パスを[選択した外部パス]テーブルから削除します。

[選択した外部パス]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    優先度

    外部パスの優先順位を表示します。

    ポート名

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

    タイプ

    ポートタイプを表示します。

    • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

    • [iSCSI]:iSCSIポートです。

    仮想ポートID

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

    外部

    外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

    • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

    • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

      ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

  • ボタン

    項目

    説明

    優先度を上げる

    外部パスの優先順位を上げます。

    優先度を下げる

    外部パスの優先順位を下げます。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[選択した外部パスグループ]テーブル

項目

説明

外部パスグループ名

外部パスグループ名を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

[選択した外部パスグループのパス構成]テーブル

項目

説明

優先度

外部パスの優先順位を表示します。

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

タイプ

ポートタイプを表示します。

  • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

  • [iSCSI]:iSCSIポートです。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

    ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

(11) iSCSIパス追加ウィザード

(a) [iSCSIパス追加]画面

[図データ]

[iSCSIターゲット]

iSCSIターゲットに関する設定を表示します。

[iSCSIターゲット探索]ボタン

[iSCSIターゲット探索]画面が表示されます。[iSCSIターゲット探索]画面で、iSCSIパスの探索に必要な情報を入力します。

[利用可能なiSCSIパス]テーブル

各ユーザに割り当てられているポートで接続するiSCSIパスだけが表示されます。

項目

説明

ローカル

ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [ポート名]:外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

  • [仮想ポートID]:外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

リモート

外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

  • [TCPポート番号]:TCPポート番号を表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

[追加]ボタン

[利用可能なiSCSIパス]テーブルで選択したiSCSIパスを[選択したiSCSIパス]テーブルに追加します。

[選択したiSCSIパス]テーブル

  • テーブル

    項目

    説明

    ローカル

    ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

    • [ポート名]:外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

    • [仮想ポートID]:外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

    リモート

    外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

    • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

    • [TCPポート番号]:TCPポート番号を表示します。

    • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

    • [認証方法]:認証方法の設定([CHAP]または[認証なし])を表示します。

    • [相互CHAP]:相互CHAPの設定([有効]または[無効])を表示します。

    • [CHAPユーザ名]:相互CHAPの設定が有効の場合、CHAPユーザ名を表示します。

  • ボタン

    項目

    説明

    削除

    [選択したiSCSIパス]テーブルで選択したiSCSIパスを[選択したiSCSIパス]テーブルから削除します。

[認証方法]

認証方法([CHAP]または[認証なし])を選択します。

[相互CHAP]

[有効]または[無効]を選択します。

[有効]を選択した場合は、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合は、単方向認証モードになります。

[ユーザ名]

ユーザ名を設定します。設定できる文字数は1~223文字までです。使用できる文字は、半角英数字(大文字と小文字の区別あり)、半角スペースおよび次に示す半角記号です。

. - + @ _ = : / [ ] ~

[シークレット]

ホストの認証に用いるシークレットを設定します。設定できる文字数は12~32文字までです。使用できる文字は、半角英数字、半角スペースおよび次に示す半角記号です。

. - + @ _ = : / [ ] ~

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[選択したiSCSIパス]テーブル

項目

説明

ローカル

ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [ポート名]:外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

  • [仮想ポートID]:外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

リモート

外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

  • [TCPポート番号]:TCPポート番号を表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

  • [認証方法]:認証方法の設定([CHAP]または[認証なし])を表示します。

  • [相互CHAP]:相互CHAPの設定([有効]または[無効])を表示します。

  • [CHAPユーザ名]:相互CHAPの設定が有効の場合、CHAPユーザ名を表示します。

  • [シークレット]:シークレットが設定されている場合、[******](6個のアスタリスク)が表示されます。

(12) iSCSIターゲット編集ウィザード

(a) [iSCSIターゲット編集]画面

[図データ]

[認証方法]

認証方法([CHAP]または[認証なし])を選択します。

[相互CHAP]

[有効]または[無効]を選択します。

[有効]を選択した場合は、双方向認証モードになります。[無効]を選択した場合は、単方向認証モードになります。

[ユーザ名]

ユーザ名を設定します。設定できる文字数は1~223文字までです。使用できる文字は、半角英数字(大文字と小文字の区別あり)、半角スペースおよび次に示す半角記号です。

. - + @ _ = : / [ ] ~

[シークレット]

ホストの認証に用いるシークレットを設定します。設定できる文字数は12~32文字までです。使用できる文字は、半角英数字、半角スペースおよび次に示す半角記号です。

. - + @ _ = : / [ ] ~

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[選択したiSCSIパス]テーブル

項目

説明

ローカル

ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [ポート名]:外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

  • [仮想ポートID]:外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

リモート

外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

  • [認証方法]:認証方法の設定([CHAP]または[認証なし])を表示します。

  • [相互CHAP]:相互CHAPの設定([有効]または[無効])を表示します。

  • [CHAPユーザ名]:相互CHAPの設定が有効の場合、CHAPユーザ名を表示します。

  • [シークレット]:シークレットが設定されている場合、[******](6個のアスタリスク)が表示されます。

(13) [外部ストレージ]画面

[図データ]

[ストレージシステム]で[外部ストレージ]を選択したときに表示される画面です。次のエリアから構成されています。

  • サマリ

  • [外部ストレージシステム]タブ

  • [外部パス]タブ

  • [iSCSIパス]タブ

サマリ

項目

説明

外部ストレージシステム数

外部ストレージシステムの数を表示します。

外部パス数

外部パスの数を表示します。

外部ボリューム数

外部ボリュームの数を表示します。

外部ボリューム容量

マッピングされた外部ボリュームの総容量を表示します。

iSCSIパス数

外部ストレージシステム接続用に設定された、ローカルストレージシステムのiSCSIポートの数を表示します。

[外部ストレージシステム]タブ

各ユーザに割り当てられている外部ボリュームが所属する外部ストレージシステムと、各ユーザに割り当てられているポートで接続する外部ストレージシステムだけが表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    外部ボリューム追加

    [外部ボリューム追加]画面が表示されます。

    外部ストレージシステム切断

    [外部ストレージシステム切断]画面が表示されます。

    外部ストレージシステム再接続

    [外部ストレージシステム再接続]画面が表示されます。

    ポリシーファイル編集

    [ポリシーファイル編集]画面が表示されます。

    テーブル情報出力

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

    注※

    [他のタスク]をクリックすると表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    ベンダ / モデル / シリアル番号

    外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

    リンクをクリックすると各外部ストレージシステムを選択したときの画面に移動します。

    状態

    外部ストレージシステムの状態を表示します。

    • [Normal]:正常な状態です。

    • [Disconnect]:[外部ストレージシステム切断]コマンドまたは[外部ボリューム切断]コマンドによって、外部ストレージシステムまたは外部ボリュームへの接続を停止した状態です。

    • [Checking]:マッピングパスの状態を確認しています。

    • [Unknown]:マッピングパスの状態が不確定です。

    • [Cache Destage]:キャッシュ内のデータをボリュームに書き込む処理を実行中です。

    • [Warning]:マッピングパスの状態が正常ではありません。[外部LUNプロパティ参照]画面でマッピングパスの状態を確認してください。

    • [Blockade]:マッピングパスが閉塞しています。

    • [Destage Failed]:キャッシュ内のデータをボリュームに書き込む処理に失敗しました。

    外部パスグループ数

    外部ストレージシステム内のパスグループ数を表示します。

[外部パス]タブ

[図データ]

各ユーザに割り当てられている外部ボリュームに対応する外部パスと、各ユーザに割り当てられているポートで接続する外部パスだけが表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    外部パス切断

    [外部パス切断]画面が表示されます。

    外部パス再接続

    [外部パス再接続]画面が表示されます。

    外部WWN編集

    [外部WWN編集]画面が表示されます。

    外部iSCSIターゲット編集

    [外部iSCSIターゲット編集]画面が表示されます。

    ポリシーファイル編集

    [ポリシーファイル編集]画面が表示されます。

    テーブル情報出力

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

    注※

    [他のタスク]をクリックすると表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    ポート名

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

    タイプ

    ポートタイプを表示します。

    • [Fibre]:ファイバチャネルポートです。

    • [iSCSI]:iSCSIポートです。

    仮想ポートID

    ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

    外部

    外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

    • [IPアドレス]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのIPアドレスを表示します。

    • [TCPポート番号]:ポートタイプがiSCSIポートのときに、TargetポートのTCPポート番号を表示します。

    • [WWN / iSCSIターゲット名]:ポートタイプがファイバチャネルポートのときに、Targetポートを示すWWNを表示します。

      ポートタイプがiSCSIポートのときに、Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

    ベンダ / モデル / シリアル番号

    外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

    状態

    外部パスの状態を表示します。

    • [Normal]:正常な状態です。

    • [Disconnect]:[外部パス切断]コマンドによって、外部パスの使用を停止した状態です。

    • [Checking]:外部パスの状態を確認しています。

    • [Unknown]:外部パスの状態が不確定です。

    • [Warning]:外部パスの状態が正常ではありません。[外部LUNプロパティ参照]画面で外部パスの状態を確認してください。

    • [Blockade]:外部パスが閉塞しています。

    QDepth

    外部ボリュームに対して、1度に発行(キューイング)できるRead/Writeコマンドの数を表示します。初期値は8です。

    ただし、[ロードバランスモード]が[拡張ラウンドロビン]で、かつ外部ボリュームに発行するI/Oがシーケンシャルの場合、1度に発行できるRead/Writeコマンドの数は、外部ボリュームに接続するすべての外部パスの[QDepth]の値を合計した数になります。

    I/Oタイムアウト値(秒)

    外部ボリュームへのI/Oタイムオーバーの設定値を表示します。初期値は15(秒)です。

    パス閉塞監視(秒)

    外部ボリュームへのすべてのパスの接続が切断されてから、外部ボリュームが閉塞するまでの時間を表示します。初期値は10(秒)です。

    注※

    この項目は、初期状態では表示されません。項目を表示する場合は、[カラム設定]画面で設定を変更してください。[カラム設定]画面の詳細については、Hitachi Device Manager - Storage Navigatorユーザガイドを参照してください。

[iSCSIパス]タブ

[図データ]

各ユーザに割り当てられている外部ボリュームに対応するiSCSIパスと、各ユーザに割り当てられているポートで接続するiSCSIパスだけが表示されます。

  • ボタン

    項目

    説明

    iSCSIパス追加

    [iSCSIパス追加]画面が表示されます。

    iSCSIターゲット編集

    [iSCSIターゲット編集]画面が表示されます。

    iSCSIパス削除

    [iSCSIパス削除]画面が表示されます。

    iSCSIターゲットログインテスト

    iSCSIターゲットへのログインテストを実行します。

    テーブル情報出力

    テーブル情報を出力させる画面が表示されます。

    注※

    [他のタスク]をクリックすると表示されます。

  • テーブル

    項目

    説明

    ローカル

    ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

    • [ポート名]:ポート名を表示します。

    • [仮想ポートID]:仮想ポートIDを表示します。

    • [CHAPユーザ名]:CHAPユーザ名を表示します。

    リモート

    外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

    • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

    • [TCPポート番号]:TCPポート番号を表示します。

    • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

    • [認証方法]:認証方法の設定([CHAP]または[認証なし])を表示します。

    • [相互CHAP]:相互CHAPの設定([有効]または[無効])を表示します。

    • [CHAPユーザ名]:認証方法に[CHAP]が設定されている場合、CHAPユーザ名を表示します。

    使用

    外部パスとしてボリュームにマッピングされているかどうかを表示します。

    • [該当]:外部パスとして使用されています。

    • [非該当]:外部パスとして使用されていません。

(14) 外部パス切断ウィザード

(a) [外部パス切断]画面

  • ファイバチャネルポートの場合

    [図データ]
  • iSCSIポートの場合

    [図データ]

情報設定エリア

項目

説明

外部パス切断

ローカルストレージシステムのポートに接続されているすべての外部パスの使用を停止したい場合には[ポート起点]を選択します。外部ストレージシステムのポートに接続されているすべての外部パスの使用を停止したい場合は[外部WWN起点]または[外部ストレージポート起点]を選択します。初期値は[ポート起点]です。

(b) [設定確認]画面

  • ファイバチャネルポートの場合

    [図データ]

[外部パス接続解除対象]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

外部WWN

外部ストレージシステムのTargetポートを示すWWNを表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

  • iSCSIポートの場合

    [図データ]

[外部パス接続解除対象]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

(15) [iSCSIパス削除]画面

[図データ]

[選択したiSCSIパス]テーブル

項目

説明

ローカル

ローカルストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [ポート名]:外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

  • [仮想ポートID]:外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

リモート

外部ストレージシステムのポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:IPアドレスを表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:iSCSIターゲット名を表示します。

(16) 外部パス再接続ウィザード

(a) [外部パス再接続]画面

  • ファイバチャネルポートの場合

    [図データ]
  • iSCSIポートの場合

    [図データ]

情報設定エリア

項目

説明

外部パス再接続

ローカルストレージシステムのポートに接続されているすべての外部パスを回復したい場合は[ポート起点]を選択します。外部ストレージシステムのポートに接続されているすべての外部パスを回復したい場合は[外部WWN起点]または[外部ストレージポート起点]を選択します。初期値は[ポート起点]です。

(b) [設定確認]画面

  • ファイバチャネルポートの場合

    [図データ]

[外部パス再接続対象]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

外部WWN

外部ストレージシステムのTargetポートを示すWWNを表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

  • iSCSIポートの場合

    [図データ]

[外部パス再接続対象]テーブル

項目

説明

ポート名

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続しているポートを表示します。

仮想ポートID

ローカルストレージシステムの外部ストレージシステムへ接続している仮想ポートを表示します。

外部

外部ストレージシステムのTargetポートに関する情報を表示します。

  • [IPアドレス]:TargetポートのIPアドレスを表示します。

  • [iSCSIターゲット名]:Targetポートを示すiSCSIターゲット名を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

(17) 外部ボリューム削除ウィザード

(a) [外部ボリューム削除]画面

[図データ]

[外部ボリューム削除対象]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

属性

外部ボリュームの属性を表示します。

[選択した外部ボリュームは接続解除されていますか?]

[外部ストレージシステム切断]か[外部ボリューム切断]を実行済みなら[該当]を、実行していないなら[非該当]をそれぞれ選択します。初期値は[該当]です。

[非該当]を選択した場合、[キャッシュ上のデータを外部ボリュームに書き込まずに外部ボリュームを削除してもよろしいですか?]が活性となります。

[キャッシュ上のデータを外部ボリュームに書き込まずに外部ボリュームを削除してもよろしいですか?]

キャッシュ上のデータをボリュームに書き込まないでマッピングの解除(外部ボリュームの強制削除)を実行する場合は[該当]を選択してください。キャッシュ上のデータをボリュームに書き込んでマッピングの解除を実行する場合は、[外部ストレージシステム切断]コマンドまたは[外部ボリューム切断]コマンドを実行したあとに再度操作してください。初期値は[非該当]です。

(b) [設定確認]画面

[図データ]

[外部ボリューム削除対象]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

属性

外部ボリュームの属性を表示します。

強制削除

外部ボリュームへの接続が切断されていなくても強制的に削除する場合は[該当]を表示します。外部ボリュームへの接続を確認して削除する場合は[非該当]を表示します。

(18) [外部ストレージシステム再接続]画面

[図データ]

[外部ボリューム再接続対象]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

属性

外部ボリュームの属性を表示します。

(19) [外部ストレージシステム切断]画面

[図データ]

[外部ボリューム切断対象]テーブル

項目

説明

パリティグループID

パリティグループ番号を表示します。

先頭LDEV ID

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV IDを表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

先頭LDEV名

外部ボリューム内に作成した先頭LDEVのLDEV名を表示します。LDEVを作成していない場合は空白を表示します。

ベンダ / モデル / シリアル番号

外部ストレージシステムのベンダ名、装置名称、およびシリアル番号を表示します。

属性

外部ボリュームの属性を表示します。