Global Link Managerのデータベースに対する次の操作について説明します。
- データベースのバックアップとリストア
- データベースの移行(エクスポートとインポート)
- データベースの格納先の変更
データベースの操作を実行する場合,Global Link Managerのプロパティファイルおよびパス稼働情報(パスステータスログ)についてもバックアップやリストアを実行する必要があります。バックアップやリストアの対象となるプロパティファイルは次のファイルです。
- server.properties
- logger.properties
- database.properties
バックアップとリストア,エクスポートとインポートについて,機能の違いを次の表に示します。
表3-2 バックアップとリストア,エクスポートとインポートの違い
項目 |
バックアップとリストア |
エクスポートとインポート |
Hitachi Command Suite共通コンポーネントのバージョンの条件 |
制限なし。 |
エクスポート元およびインポート先に,バージョン5.5以降のHitachi Command Suite共通コンポーネントがインストールされていること。 |
主な使用目的 |
サーバマシンに障害が発生したときに,現状の運用環境を回復すること。 |
サーバマシンを,別のOSのマシンなど現状とは異なる環境に移行すること。 |
対象となるデータ |
- Hitachi Command Suite製品のデータベース
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベース
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- Hitachi Command Suite製品のデータベース
- Hitachi Command Suite共通コンポーネントのデータベースに含まれるユーザー情報
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リストア先,またはインポート先のマシンの条件 |
次の点が同じであること。
- インストールされているHitachi Command Suite製品の種類,バージョン,リビジョン
- 各Hitachi Command Suite製品,共通コンポーネント,各Hitachi Command Suite製品のデータベース,および共通コンポーネントのデータベースのインストール先
- マシンのIPアドレスとホスト名
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- データベースをインポートするHitachi Command Suite製品がインストールされていること。
- インストールされているHitachi Command Suite製品のバージョンが,エクスポート元と同じかそれ以上であること。
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- この節の構成
- 3.4.1 Global Link Managerのデータベースのバックアップ
- 3.4.2 Global Link Managerのデータベースのリストア
- 3.4.3 Global Link Managerのデータベースの移行
- 3.4.4 Global Link Managerのデータベースの格納先の変更(非クラスタ環境の場合)
- 3.4.5 Global Link Managerのデータベースの格納先の変更(クラスタ環境の場合)
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