Hitachi Global Link Manager 導入・設定ガイド
Global Link Managerをインストールする前に,現在の時刻に設定しておきます。ここでは,すでにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている環境にGlobal Link Managerをインストールする場合の時刻変更について,またはGlobal Link Managerをインストールしたあとで時刻を変更する必要がある場合について説明します。
NTPなどの時刻を自動的に調整する機能を使用する場合,マシンの時刻が実際の時刻よりも進んだときに,マシンの時刻を一度にさかのぼらせないで少しずつ時間を掛けて調整する機能を使用してください。機能の中には,時刻のずれ幅が一定時間内であれば少しずつ時刻を調整し,一定時間を超えると時刻を一度にさかのぼらせて調整するものがあります。時刻のずれ幅が,少しずつ調整される範囲を超えないように,使用する機能での時刻調整の頻度を設定してください。
例えば,Windows Timeサービスを使用した場合,マシンの時刻が実際の時刻よりも進んだ幅が一定時間内であれば,マシンの時刻を一度にさかのぼらせることなく少しずつ時刻を調整できます。Windows Timeサービスで少しずつ時刻を調整できる範囲を確認し,マシンの時刻と実際の時刻のずれ幅がその範囲を超えないように,Windows Timeサービスでの時刻の調整頻度を設定してください。
時刻を自動的に調整する機能を使用できない場合や,直ちに時刻を変更する必要がある場合,次の手順でマシンの時刻を変更してください。
<Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールフォルダ>\bin\hcmds64srv /stop同じマシンにほかのHitachi Command Suite製品がインストールされている場合,一緒にほかのHitachi Command Suite製品のサービスも停止されます。
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