付録B.2 REST API のデータベースおよび環境設定ファイルをリストアする
前提条件
- REST API のデータベース(データベースファイルが存在する場合)および環境設定ファイルがバックアップしてあること
- バックアップ元とリストア先のホスト名、IPアドレスおよびOSが同じであること
- バックアップ元とリストア先のREST API のバージョンが同じであること
- 次のどれかのユーザで管理サーバにログインしていること
- Administrator 権限を持つユーザ(Windowsの場合)
- root ユーザ(Linuxのrootユーザでインストールした場合)
- REST APIをインストールした一般ユーザ(Linuxの一般ユーザでインストールした場合)
操作手順
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REST API のサービスを停止します。
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バックアップしておいたファイルを、リストア先に上書きします。
秘密鍵ファイルおよびサーバ証明書ファイルの格納先をリストア時に変更したい場合は、user-httpsd-certificate.confファイルに記載されている秘密鍵ファイルおよびサーバ証明書ファイルのパスも合わせて変更してください。
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ストレージシステムの構成変更の通知を利用する場合、次のコマンドを実行して、ストレージシステムの構成変更の通知を利用するための任意の文字列を設定します。
- Windowsの場合:
- <REST APIのインストール先>\bin\setChangeNotificationSecret.bat <任意の文字列>
- Linuxの場合:
- <REST APIのインストール先>/bin/setChangeNotificationSecret.sh <任意の文字列>
任意の文字列は次の文字を使用して、32文字以内で設定してください。
A~Z a~z 0~9 - _
クラスタ環境でリストアするときは、実行系ノードと待機系ノードの両方でコマンドを実行し、同じ文字列を設定してください。
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REST API のサービスを起動します。
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ストレージシステムの構成変更の通知を利用する場合、登録されている通知先の情報を更新するため、ストレージシステムの構成変更の通知先を削除してから登録し直します。
通知先が登録されていないときは、リストア対象のREST APIサーバの情報をストレージシステムの構成変更の通知先に登録してください。