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Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


11.21 スナップショットツリー単位でThin Imageペアのガベージデータを削除する

スナップショットツリーのルートボリュームを指定して、ガベージデータを削除します(スナップショットデータ領域のデフラグ)。削除を途中で停止することもできます。このAPIを実行する前に、ボリュームの情報を取得してスナップショット使用量やガベージデータの量を確認しておくことをお勧めします。

メモ

このAPIは、VSP 5000 シリーズの場合に使用できます。

実行権限

ストレージ管理者(ローカルバックアップ管理)

リクエストライン

PUT <ベースURL>/v1/<ストレージデバイスID>/services/snapshot-tree/actions/delete-garbage-data/invoke

このAPIはPOSTメソッドでも実行できます。

リクエストメッセージ

オブジェクトID

なし。

クエリパラメータ

なし。

ボディ
{
  "parameters": {
    "ldevId": 66,
    "operationType": "start"
  }
}

属性

説明

ldevId

int

(必須)ルートボリュームのLDEV番号

operationType

string

(必須)ガベージデータ削除の開始または停止

指定できる値を次に示します。

  • start:ガベージデータ削除の開始
  • stop:ガベージデータ削除の停止

レスポンスメッセージ

ボディ

ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。

属性

説明

affectedResources

ルートボリュームのURL

スナップショットツリー内のガベージデータの削除が完了したかどうかは、ジョブのステータスではなく、ボリュームの属性を取得してガベージデータの削除処理の状態を確認してください。

残りのガベージデータ量が1GB未満になると、ガベージデータの削除処理は自動終了します。

残りのガベージデータ量が1GB以上あってもガベージデータの削除処理が終了することがあります。再度ガベージデータの削除処理を開始することで残りのガベージデータ量を1GB未満にできます。

Actionテンプレート

なし。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/900000012345/services/snapshot-tree/actions/delete-garbage-data/invoke