Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


11.20 スナップショットツリー単位でThin Imageペアを削除する

カスケード属性が有効なThin Imageペアに対して、スナップショットツリー内のすべてのペアを強制的に削除します。ペアを削除すると、スナップショットデータも削除されます。スナップショットツリー内のすべてのペアが削除されたかどうかを確認するために、このAPIを実行する前にスナップショットツリー内のすべてのペアの情報を確認しておくことをお勧めします。
ヒント

クローン属性のペアを介して複数のスナップショットツリーがつながっている構成の場合、まず先頭スナップショットツリーのルートボリュームを指定してAPIを実行します。このときクローン属性のペアのセカンダリボリューム配下のスナップショットツリー内のペアは削除されず、ペアの状態がPSUEになります。

そのあとで、配下のスナップショットツリーのルートボリュームを指定してAPIを実行してください。

実行権限

ストレージ管理者(ローカルバックアップ管理)

リクエストライン

PUT <ベースURL>/v1/<ストレージデバイスID>/services/snapshot-tree/actions/delete/invoke

このAPIはPOSTメソッドでも実行できます。

リクエストメッセージ

オブジェクトID

なし。

クエリパラメータ

なし。

ボディ
{
  "parameters": {
    "ldevId": 1
  }
}

属性

説明

ldevId

int

(必須)ルートボリュームのLDEV番号

レスポンスメッセージ

ボディ

ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。

属性

説明

affectedResources

ルートボリュームのURL

attributes属性の値を参照して、Thin Imageボリュームでなくなったことを確認します。

スナップショットツリー内のすべてのペアが削除されたかどうかは、事前に確認しておいたペアの情報をもとに、ペアの状態やボリュームの属性を取得して確認してください。

Actionテンプレート

なし。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/836000123456/services/snapshot-tree/actions/delete/invoke