Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


9.14 QoSを設定したボリュームの性能情報を取得する

LDEV番号を指定して、QoSを設定したボリュームの性能情報を取得します。直近1秒間の平均のボリュームの性能を確認できます。運用中や、アラートが発生した場合などにボリュームの性能を確認します。このAPIを複数同時に実行する場合は、5並列程度で実行することをお勧めします。
メモ

このAPIは、ストレージシステムがVSP 5000 シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に使用できます。

実行権限

ストレージ管理者(参照)

リクエストライン

GET <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/qos-monitor-ldevs/<オブジェクトID

リクエストメッセージ

オブジェクトID
ボリュームの情報取得で取得したldevIdの値を指定します。

属性

説明

ldevId

int

(必須)LDEV番号を10進数で指定します。

クエリパラメータ
なし。
ボディ

なし。

レスポンスメッセージ

ボディ
{
    "ldevId": 200,
    "receivedCommands": 3840,
    "transferRateOfReceivedCommands": 15000,
    "iops": 2650,
    "transferRate": 10000,
    "responseTime": 5,
    "monitorTime": "2020-01-01T23:59:59Z"
}

属性

説明

ldevId

int

LDEV番号

receivedCommands

long

直近1秒間にホストから受領したコマンド数(IOPS)

transferRateOfReceivedCommands

long

直近1秒間にホストから受領したデータ転送量(KBps)

iops

long

直近1秒間にストレージシステムが処理したコマンド数(IOPS)

transferRate

long

直近1秒間にストレージシステムが処理したデータ転送量(KBps)

responseTime

int

平均応答時間(μs)

monitorTime

ISO8601string

性能情報を採取した時刻(UTC)

VSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合に出力されます。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/900000012345/qos-monitor-ldevs/1