7.8 ボリュームの容量を拡張する
実行権限
ストレージ管理者(プロビジョニング)
リクエストライン
PUT <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ldevs/<オブジェクトID>/actions/expand/invoke
このAPIはPOSTメソッドでも実行できます。
リクエストメッセージ
- オブジェクトID
-
ボリュームの情報取得で取得したldevIdの値を指定します。
属性
型
説明
ldevId
int
(必須)LDEV番号を10進数で指定します。
- クエリパラメータ
- なし。
- ボディ
-
バイト単位で指定する場合
{ "parameters": { "additionalByteFormatCapacity": "1G" } }
ブロック単位で指定する場合{ "parameters": { "additionalBlockCapacity": 2097152 } }
属性
型
説明
additionalByteFormatCapacity
string
(任意) 追加する容量と単位
additionalByteFormatCapacityまたはadditionalBlockCapacityのどちらか一方を必ず指定してください。
指定できる単位を次に示します。
- Tまたはt
- Gまたはg
- Mまたはm
- Kまたはk
1GBの容量を指定する場合の例を次に示します。
"additionalByteFormatCapacity":"1G"
additionalBlockCapacity
long
(任意)追加する容量(ブロック単位:1ブロック=512バイト)
additionalByteFormatCapacityまたはadditionalBlockCapacityのどちらか一方を必ず指定してください。
1GBの容量を指定する場合の例を次に示します。
"additionalBlockCapacity":2097152
enhancedExpansion
boolean
(任意)コピーペアで使用しているボリュームの容量を拡張するかどうかを指定します。
この属性は、VSP 5000 シリーズ、VSP E シリーズ、VSP G150、G350、G370、G700、G900、VSP G1000、VSP G1500、VSP F350、F370、F700、F900、VSP F1500の場合に指定できます。
- true:容量を拡張する
- false:コピーペアで使用しているボリュームは容量を拡張しない
省略した場合、falseが設定されたと見なされます。
ペアの状態がPSUSまたはSSUSの場合にボリュームの容量が拡張できます。そのほかの前提条件や作業の流れについては、各プログラムプロダクトのマニュアルを参照してください。
レスポンスメッセージ
- ボディ
-
ジョブオブジェクトを返します。affectedResources以外の属性については、ジョブオブジェクトの説明を参照してください。
属性
説明
affectedResources
容量が拡張されたボリュームのURL
Actionテンプレート
GET <ベースURL>/v1/objects/storages/<ストレージデバイスID>/ldevs/<オブジェクトID>/actions/expand
ステータスコード
この操作のリクエストに対するステータスコードの意味を次に示します。そのほかのステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。
ステータスコード |
メッセージ |
説明 |
---|---|---|
412 |
Precondition Failed |
指定されたLDEV がDPボリュームではありません。 |
コード例
Actionテンプレートを取得する場合
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/ldevs/1/actions/expand
Actionテンプレートを取得してリクエストを実行する場合
curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3-f9f0-4ea8-bd8f-09847fac48d3" -X PUT --data-binary @./InputParameters.json https://192.0.2.100:23451/ConfigurationManager/v1/objects/storages/836000123456/ldevs/1/actions/expand/invoke