Hitachi

Hitachi Command Suite Configuration Manager REST API リファレンスガイド


1.7.2 リモートコピーで使用するポート

リモートコピー操作を行う場合の正サイトと副サイト間の通信で使用するポートを説明します。リモートコピー操作を行う場合は、REST APIで使用するポートに加えて、正サイトと副サイト間の通信でもポートを使用します。

REST APIサーバとストレージシステム間の通信や、ストレージシステムのマイクロコードのバージョンによって、通信元と通信先が異なります。

1サイト構成の場合、正サイトの管理サーバと副サイトの管理サーバは同じです。

正サイトと副サイトが入れ替わった構成の場合も、通信元のポートから通信先のポートに通信できるようにしてください。

正サイトのストレージシステムがVSP G100、G200、G400、G600、G800VSP G1000VSP G1500VSP F400、F600、F800VSP F1500の場合

正サイトのストレージシステムがVSP E シリーズVSP G150、G350、G370、G700、G900VSP F350、F370、F700、F900の場合

正サイト

副サイト

説明

マシン

ポート番号

マシン

ポート番号

(通信元)ストレージシステム(GUM)

any/tcp

(通信先)管理サーバ

23451/tcp

副サイトのストレージシステムが次の場合に、REST APIサーバ間の通信に使用されます。

  • VSP G1000VSP G1500VSP F1500
  • VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800

このポートは、REST APIクライアントからREST APIサーバにHTTPS通信をするときに使用するポートと同じです。通信先のポート番号は変更できます。

(通信先)ストレージシステム(SVP)

443/tcp

副サイトのストレージシステムが次の場合に、REST APIサーバ間の通信に使用されます。

  • VSP 5000 シリーズ
  • VSP G1000VSP G1500VSP F1500(REST APIサーバとの通信がSSL通信の場合)

(通信先)ストレージシステム(GUM)

副サイトのストレージシステムが次の場合に、REST APIサーバ間の通信に使用されます。

  • VSP E シリーズ
  • VSP G150、G350、G370、G700、G900
  • VSP F350、F370、F700、F900

36000~37000/udp

(通信先)管理サーバ

37001~38000/udp

副サイトのストレージシステムが次の場合に、RAID Manager間の通信に使用されます。

  • VSP G1000VSP G1500VSP F1500(REST APIサーバとの通信が非SSL通信の場合)
  • VSP G100、G200、G400、G600、G800VSP F400、F600、F800

(通信先)ストレージシステム(SVP)

36000~37000/udp

副サイトのストレージシステムが次の場合に、RAID Manager間の通信に使用されます。

  • VSP 5000 シリーズ
  • VSP G1000VSP G1500VSP F1500(REST APIサーバとの通信がSSL通信の場合)

(通信先)ストレージシステム(GUM)

36000~37000/udp

副サイトのストレージシステムが次の場合に、RAID Manager間の通信に使用されます。

  • VSP E シリーズ
  • VSP G150、G350、G370、G700、G900
  • VSP F350、F370、F700、F900

注※ 1サイト構成の場合、通信元と同じです。