Dynamic Link Manager ユーザーズガイド(Linux®用)

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8.12 KAPL12001~KAPL13000

この節で説明するメッセージの言語種別には,英語,または日本語が選択できます。出力されるメッセージの言語種別は,LANG環境変数の設定に従います。LANG環境変数の値と,出力メッセージの言語種別の対応を次の表に示します。英語だけが表示されているメッセージについては常に英語で出力されます。

表8-11 LANG環境変数の値と出力メッセージの言語種別

対象OS LANG環境変数の値 出力メッセージの言語種別
Red Hat Enterprise Linux ja_JP.UTF-8 日本語(UTF-8コード)
ja_JP.UTF-8以外 英語(ASCIIコード)
SUSE LINUX Enterprise Server ja_JP.eucJP 日本語(EUCコード)
ja_JP.eucJP以外 英語(ASCIIコード)

LC_ALL環境変数関数やLC_CTYPE環境変数に,LANG環境変数で指定した以外の言語種別を指定していないか確認してください。LC_ALL環境変数関数やLC_CTYPE環境変数と,LANG環境変数に指定された言語種別が異なる場合は,英語のメッセージが出力されます。この注意事項は,HDLMがサポートするすべてのLinuxが対象となります。
メッセージID メッセージテキスト 説明
KAPL12035-E インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが一致しません。
The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12036-E HDLMのファイルが不正です。ファイル名 = aa...aa
The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。
KAPL12301-E ブートディスクサポートユティリティはdlmmkinitrdという名称のみで実行できます。
This script can only be executed with the name dlmmkinitrd.

対処
ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)の名称をdlmmkinitrdに変更してください。
KAPL12302-E ブートディスクサポートユティリティは複数同時に実行できません。
Multiple instances of the utility for supporting the boot disk cannot be executed concurrently.

対処
実行中のブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が終了してから,再度dlmmkinitrdユティリティを実行してください。dlmmkinitrdユティリティについては,「7.5 dlmmkinitrd ブートディスクサポートユティリティ」を参照してください。
KAPL12303-E ファイルまたはディレクトリが存在しません。ファイル名 = aa...aa
A file or directory does not exist. File name = aa...aa

説明
aa...aa:存在しないファイル名

対処

dracutコマンドの場合
メッセージ中に表示されたファイル名が,以下に示すHDLMのファイル名の場合は,HDLMが正しくインストールされていないおそれがあります。再度HDLMをインストールしてください。
 
/etc/dracut.conf.d/hdlm-dracut.conf
 

メッセージ中に表示されたファイル名が,その他のファイル名の場合
OS(カーネル)またはHBAドライバが正しくインストールされていないおそれがあります。
表示されたファイルの有無を確認してください。

dlmmkinitrdの場合

メッセージ中に表示されたファイル名が,ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)の-fstabパラメタで指定したファイル名の場合
指定したファイル名を確認し,存在するfstabのファイル名を指定して再度実行してください。
メッセージ中に表示されたファイル名が,以下に示すHDLMのファイル名の場合は,HDLMが正しくインストールされていないおそれがあります。再度HDLMをインストールしてください。
Red Hat Enterprise Linux 5を使用している場合は,/lib/modules/カーネルのリリース番号/kernel/drivers/DynamicLinkManager/を次のとおりに読み替えてください。
/lib/modules/2.6.18-xxx/extra/hitachi/DynamicLinkManager
ファイル名のカーネルのリリース番号uname -rコマンドで表示される値を示します。
  • /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmmkinitrd.conf
  • /lib/modules/カーネルのリリース番号/kernel/drivers/DynamicLinkManager/sddlmfdrv.o
  • /lib/modules/カーネルのリリース番号/kernel/drivers/DynamicLinkManager/sddlmfdrv.ko
  • /lib/modules/カーネルのリリース番号/kernel/drivers/DynamicLinkManager/sddlmadrv.o
  • /lib/modules/カーネルのリリース番号/kernel/drivers/DynamicLinkManager/sddlmadrv.ko

メッセージ中に表示されたファイル名が,その他のファイル名の場合
OS(カーネル)またはHBAドライバが正しくインストールされていないおそれがあります。
表示されたファイルの有無を確認してください。
KAPL12305-I ブートディスクサポートユティリティの実行がユーザによって中断されました。
The utility for supporting the boot disk was stopped by the user.

対処
再実行してください。
KAPL12306-I 初期RAMディスクイメージファイルの構成リストを作成中です。
The list of files required in the initial ramdisk image is being created.

対処
特にありません。
KAPL12307-I 初期RAMディスクファイルシステムを作成中です。
The initial ramdisk file system is being created.

対処
特にありません。
KAPL12308-I 初期RAMディスクファイルシステムをマウント中です。マウントポイント = aa...aa
The initial ramdisk file system is being mounted. Mount point = aa...aa

説明
aa...aa:使用するマウントポイント

対処
特にありません。
KAPL12309-I 初期RAMディスクにファイルをコピー中です。
Required files are being copied to the initial ramdisk.

対処
特にありません。
KAPL12310-I linuxrcファイルを作成中です。
The linuxrc executable is being created.

対処
特にありません。
KAPL12311-I 初期RAMディスクにfstabファイルを作成中です。
The fstab file for the initial ramdisk is being created.

対処
特にありません。
KAPL12312-I 初期RAMディスクにディレクトリを作成中です。
The directories for the initial ramdisk are being created.

対処
特にありません。
KAPL12313-I 初期RAMディスクファイルシステムをアンマウント中です。
Initial ramdisk is being unmounted.

対処
特にありません。
KAPL12314-I 初期RAMディスクイメージファイルを圧縮中です。
The compressed initial ramdisk image is being created.

対処
特にありません。
KAPL12315-I RAMディスクサイズがbb...bb KBの初期RAMディスクイメージファイル(aa...aa)を作成しました。
A compressed initial ramdisk image aa...aa was created with the ramdisk size = bb...bb KB.

説明
aa...aa:作成した初期RAMディスクイメージファイル名
bb...bb:作成した初期RAMディスクイメージファイルが必要とするメモリサイズ(10進数)

対処
特にありません。
KAPL12316-I ルートパーティションとしてマウントされたSCSIデバイスはaa...aaです。
The SCSI root partition is aa...aa

説明
aa...aa:ルートパーティションとしてマウントされたSCSIデバイス名

対処
特にありません。
KAPL12318-W Red Hat Enterprise Linux 5の場合
使用例: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmkinitrd [-v] [-f] [-fstab fstab-name] initrd-image kernel-version
Usage: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmkinitrd [-v] [-f] [-fstab fstab-name] initrd-image kernel-version
SUSE LINUX Enterprise Serverの場合
使用例: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmkinitrd [-i initrd-image] [-b boot-directory] [-h]
Usage: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmmkinitrd [-i initrd-image] [-b boot-directory] [-h]

対処
ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)実行時に指定したパラメタを確認してから再実行してください。dlmmkinitrdユティリティについては,「7.5 dlmmkinitrd ブートディスクサポートユティリティ」を参照してください。
KAPL12319-E ブートディスクサポートユティリティが処理に失敗しました。
The utility for supporting the boot disk has failed.

対処
このメッセージよりも前に出力されたメッセージに従って対応してください。
KAPL12320-E ファイルまたはディレクトリがすでに存在しています。ファイル名 = aa...aa
A file or directory already exists. File name = aa...aa

説明
aa...aa:重複が見つかったファイル名

対処
ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)のパラメタに指定する初期RAMディスクイメージファイル名には,既存のファイル名を指定しないでください。
ただし,既存のファイルに上書きする場合は,-fパラメタを指定してください。
なお,初期RAMディスクイメージファイル名に既存のディレクトリ名を指定した場合には,-fパラメタを指定しても上書きできません。ディレクトリを削除してから再度実行してください。
KAPL12321-E ファイルに無効なルートパーティションが登録されています。ファイル名 = aa...aa
An invalid root partition is specified in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:問題が見つかったファイル名

対処
/etc/fstabファイルで指定されるルートパーティションをSCSIまたはHDLMデバイスに変更してください。
または,/etc/fstabファイルで指定されるルートパーティションを表すデバイスがHDLMの管理対象になるように設定してください。
KAPL12322-I Execution of linuxrc started.

説明
linuxrcを開始しました。

対処
特にありません。
KAPL12323-I The insertion of the module was started. Module name = aa...aa

説明
モジュールのロードを開始しました。
aa...aa:ロードを開始したカーネルモジュール名

対処
特にありません。
KAPL12324-E The module could not be inserted. Module name = aa...aa

説明
モジュールのロードに失敗しました。
aa...aa:ロードに失敗したカーネルモジュール名

対処
初期RAMディスクイメージファイルを作成してからシステムの環境を変更していないか確認してください。
ブートローダのコンフィグファイルに指定した初期RAMディスクイメージファイルに誤りがないか確認してください。
KAPL12325-I コマンドを開始しました。コマンド名 = aa...aa
The command started. Command name = aa...aa

説明
aa...aa:実行を開始したコマンド名

対処
特にありません。
KAPL12326-E コマンドの実行に失敗しました。コマンド名 = aa...aa
The command could not execute. Command name = aa...aa

説明
aa...aa:実行に失敗したコマンド名

対処

dracutコマンドの場合
出力されたコマンドに応じて次の確認を行ってから,dracutコマンドを再実行してください。
また,このメッセージの前にエラーメッセージが出力されていれば,メッセージの内容を参照して,エラー要因を取り除いてください。

cpの場合
ルートディレクトリ「/」に,十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。

dlmcfgmgrの場合
  • 初期RAM ディスクイメージファイルを作成してからOSのバージョンを変えていないか確認してください。
  • コンフィグマネージャのログに出力された内容に従って対処してください。
  • ルートディレクトリ「/」に書き込み権限があることを確認してください。

dlnkmgrの場合
  • HDLMの構成がされているか確認してください。
  • コンフィグマネージャのログに出力された内容に従って対処してください。
  • ルートディレクトリ「/」に書き込み権限があることを確認してください。

mkdirの場合
次のディレクトリに,十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。
  • /etc/opt/DynamicLinkManager
  • /opt/DynamicLinkManager
  • ルートディレクトリ「/

mountの場合
loopデバイスに空きがあることを確認してください。

umountの場合
一時ファイルが作成されたままになるため次の手順で回復してください。
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/tmp/initrdmnt.$$$$はプロセスID)をアンマウントしてください。
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/tmp/initrdmnt.$$$$はプロセスID)ファイルを削除してください。
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。

dlmmkinitrdの場合
出力されたコマンドに応じて次の確認を行ってから,ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)を再実行してください。
また,このメッセージの前にエラーメッセージが出力されていれば,メッセージの内容を参照して,エラー要因を取り除いてください。

cpの場合
ルートディレクトリ「/」に,十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。

cpioまたはddの場合
/etc/opt/DynamicLinkManagerディレクトリに,十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。

dlmcfgmgrの場合
  • 初期RAMディスクイメージファイルを作成してからOSのバージョンを変えていないか確認してください。
  • コンフィグマネージャのログに出力された内容に従って対処してください。
  • ルートディレクトリ「/」に書き込み権限があることを確認してください。

dlnkmgrの場合
  • HDLMの構成がされているか確認してください。
  • コンフィグマネージャのログに出力された内容に従って対処してください。
  • ルートディレクトリ「/」に書き込み権限があることを確認してください。

gzipの場合
初期RAMディスクイメージファイルの作成先に十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。

mke2fsまたはtouchの場合
ルートディレクトリ「/」に書き込み権限があることを確認してください。

mkdirの場合
次のディレクトリに,十分な空き容量があることを確認してください。また,ディレクトリに書き込み権限があることを確認してください。
  • /etc/opt/DynamicLinkManager
  • /opt/DynamicLinkManager
  • ルートディレクトリ「/

mountの場合
loopデバイスに空きがあることを確認してください。

umountの場合
一時ファイルが作成されたままになるため次の手順で回復してください。
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/tmp/initrdmnt.$$$$はプロセスID)をアンマウントしてください。
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/tmp/initrdmnt.$$$$はプロセスID)ファイルを削除してください。

vol_id場合
/etc/fstabファイルに記載されたルートディレクトリ「/」に,ファイルシステムが作成されていることを確認してください。
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12327-E ファイルの登録内容が不正です。ファイル名 = aa...aa
An invalid entry is registered in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:問題が見つかったファイル名

対処

dracutコマンドの場合
出力されたファイル名に応じて次の対処を実行してから,dracutコマンドを再実行してください。

/etc/lvm/lvm.confファイルの場合
次の行を「3.7.3 マルチパス構成のブートディスク環境の設定」または「3.7.4 ブートディスク環境でのHDLMのアップグレードインストール」を参照して編集してください。
  • filter
  • types
  • md_component_detection

dlmmkinitrdの場合
出力されたファイル名に応じて次の対処を実行してから,ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)を再実行してください。

/etc/lvm/lvm.confファイルの場合
次の行を「3.7.3 マルチパス構成のブートディスク環境の設定」または「3.7.4 ブートディスク環境でのHDLMのアップグレードインストール」を参照して編集してください。
  • filter
  • types
  • md_component_detection

/etc/opt/DynamicLinkManager/dlmmkinitrd.confファイルの場合
HDLMがブートディスクとしてサポートするHBAドライバをインストールしてください。または,HDLMがブートディスクとしてサポートするHBAを使用してください。

/etc/sysconfig/kernelファイルの場合
OSの環境が不正です。/etc/sysconfig/kernelファイルの「INITRD_MODULES=」の行に,初期RAMディスクイメージファイルに含める必要があるHBAドライバ名を追加してください。
KAPL12328-I Execution of linuxrc completed.

説明
linuxrcが終了しました。

対処
特にありません。
KAPL12329-I ブートディスクサポートユティリティを開始しました。
The utility for supporting the boot disk started.

対処
特にありません。
KAPL12330-I ブートディスクサポートユティリティが終了しました。
The utility for supporting the boot disk completed.

対処
特にありません。
KAPL12331-E 指定されたバージョンのカーネルのディレクトリが見つかりません。ディレクトリ名 = aa...aa
A directory with the specified kernel version does not exist. Directory name = aa...aa

説明
aa...aa:カーネルモジュールが格納されているディレクトリ

Red Hat Enterprise Linux 5の場合
/lib/modules/ディレクトリ以下は,パラメタで指定されたカーネルバージョン

SUSE LINUX Enterprise Serverの場合
/lib/modules/ディレクトリ以下は,ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が認識したカーネルバージョン

対処
次の確認を行ってから,再度dlmmkinitrdユティリティを実行してください。
  1. メッセージ中に表示されたバージョンのカーネルがインストールされていることを確認してください。
  2. Red Hat Enterprise Linuxの場合,パラメタに指定したカーネルバージョンを確認してください。
    パラメタの詳細については,「7.5 dlmmkinitrd ブートディスクサポートユティリティ」を参照してください。
問題が解決しない場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。
DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12332-E ファイルにルートパーティションを見つけることができません。ファイル名 = aa...aa
The root partition could not be found in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が参照したファイル名

対処
/etc/fstabファイルにルートパーティションが設定されていることを確認してください。
ルートパーティションがマウントされていることを確認してください。
KAPL12333-E ファイルにHDLMがブートディスクとしてサポートできるHBAが見つかりません。ファイル名 = aa...aa
An HBA that HDLM can support as a boot disk was not found in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が参照したファイル名

対処
HDLMデバイスをブートディスクとして使用する場合にサポートするHBAドライバが下記のファイルに設定されていることを確認してください。
  • Red Hat Enterprise Linux 5を使用している場合
    /etc/modprobe.confファイル
  • SUSE LINUX Enterprise Serverを使用している場合
    /etc/sysconfig/kernelファイルのINITRD_MODULES=の行
また,そのHBAドライバがインストールされていることを確認してください。
KAPL12334-E ファイルにルートパーティションが複数登録されています。ファイル名 = aa...aa
Multiple root partition entries exist in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が参照したファイル名

対処
dlmmkinitrdユティリティの-fstabパラメタで指定したfstabファイル,または/etc/fstabファイルのルートパーティションの設定を変更してから,再度実行してください。
KAPL12335-E ファイルにHDLMがブートディスクとしてサポートできるファイルシステムが見つかりません。ファイル名 = aa...aa
A file system that HDLM can support as a boot disk was not found in the file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:ブートディスクサポートユティリティ(dlmmkinitrd)が参照したファイル名

対処
dlmmkinitrdユティリティ-fstabパラメタで指定したfstabファイル,または/etc/fstabファイルのルートパーティションのファイルシステムを,HDLMデバイスをブートディスクとして使用する場合に適用可能なファイルシステム(ext2またはext3)に変更してから再度実行してください。または,カーネルパッケージが正しくインストールされていることを確認してください。
KAPL12336-E ブートディスクサポートユティリティを実行する権限がありません。
The user does not have permission to execute the utility for supporting the boot disk.

対処
ルート権限を持つユーザで再実行してください。
KAPL12337-E ルートパーティションのUUIDおよびLABEL情報が取得できませんでした。
UUID and LABEL information on the root partition were not able to be acquired.

対処
ルートパーティションにUUIDまたはLABELが設定されていることを確認してください。設定されていない場合,ルートパーティションにUUIDまたはLABELを設定して再実行してください。
KAPL12338-E コマンドが存在しない,または実行権限がありません。コマンド名 = aa...aa
The command does not exist or does not have executable permissions. Command name = aa...aa

説明
指定されたコマンドが存在しない,または指定されたコマンドに実行権限がありません。
aa...aa:コマンド名

対処
指定されたコマンドが存在すること,および実行権限があることを確認してください。
KAPL12340-E A backup of the configuration definition file was used to configure the HDLM devices. Confirm that the HDLM devices are properly configured, and then make them management targets before using them again.

説明
HDLMのSANブートにおいて,サーバ起動時に構成定義ファイルが破損していたため,構成定義ファイルバックアップを使用してサーバを起動しました。

対処
全てのHDLMデバイスとLDEVの対応が正しいことを確認してください。
対応が正しい場合は,管理対象外になっているHDLMデバイスを管理対象に戻してから使用してください。
また,対応が正しくない場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12341-I Execution of bootup script started.

対処
特にありません。
KAPL12342-I Execution of bootup script completed.

対処
特にありません。
KAPL12343-I ブート用ファイルを作成中です。
The bootup executable is being created.

対処
特にありません。
KAPL12344-I 初期RAMディスクイメージファイル(aa...aa)を作成しました。
A compressed initial ramdisk image (aa...aa) was created.

説明
aa...aa:作成した初期RAMディスクイメージファイル名

対処
特にありません。
KAPL12345-E インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが一致しません。
The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12346-E HDLMのファイルが不正です。ファイル名 = aa...aa
The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。
KAPL12350-E The HDLM device corresponding to root device could not be found. Root device name = aa...aa

説明
ルートデバイス名と一致するHDLMデバイス名が見つかりませんでした。
aa...aa:ルートデバイス名

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12351-I The collection of files for HDLM started.

説明
HDLMに必要なファイルの収集を開始しました。

対処
特にありません。
KAPL12352-I The collection of files for HDLM completed.

説明
HDLMに必要なファイルの収集が終了しました。

対処
特にありません。
KAPL12355-I The utility for creating an HDLM boot-up service started.

説明
HDLMブートアップサービス作成ユティリティを開始しました。

対処
特にありません。
KAPL12356-I The utility for creating an HDLM boot-up service ended.

説明
HDLMブートアップサービス作成ユティリティが終了しました。

対処
特にありません。
KAPL12357-I A required entry could not be found in the system file.

説明
システムファイルの中に必要なエントリが見つかりませんでした。

対処
特にありません。
KAPL12358-E The utility for creating an HDLM boot-up service ended abnormally. Code = aa...aa, Errno = bb...bb. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa:内部コード(10進数)
bb...bb:エラー番号(10進数)

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12359-I The entered timeout value is invalid. The utility for creating an HDLM boot-up service will execute with the default value. Parameter = aa...aa

説明
aa...aa: 無効な値が指定されたパラメータ

対処
特にありません。
KAPL12360-I The utility for creating an HDLM boot-up service is executing. Elapsed time = aa...aa

説明
aa...aa: 経過時間/最大待ち時間(秒)

対処
特にありません。
KAPL12361-E The specified parameter of the utility for changing HDLM device names is invalid. Parameter = aa...aa

説明
aa...aa: 指定したパラメタ

対処
正しいパラメタを指定して,再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12362-W Usage: aa...aa [-f | -o]

説明
aa...aa: dlmchname

対処
正しいパラメタを指定して,再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12363-E Memory could not be allocated. Size = aa...aa

説明
aa...aa: 確保しようとしたメモリサイズ(10進数)

対処
不要なアプリケーションが動作している場合は停止してください。また,実メモリサイズが不足している場合はメモリを増設してください。
実メモリが十分にある場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12364-E An internal error occurred in the file operation. File name = aa...aa, Code = bb...bb, Errno = cc...cc. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa: ファイル名
bb...bb: 内部コード(10進数)
cc...cc: エラー番号(errno)(10進数)

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12365-E Multiple instances of the utility for changing HDLM device names and the utility for managing the HDLM configuration cannot be executed concurrently. Wait until the utility for changing HDLM device names or the utility for managing the HDLM configuration ends, and then re-execute the utility for changing HDLM device names.

対処
次に示すいずれかの方法を実行してください。
  1. 実行中のデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)が終了してから,再度デバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
  2. 実行中のデバイス構成ユティリティ(dlmcfgmgr)が終了してから,再度デバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12366-E The file format is invalid. File name = aa...aa. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa: /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.conf

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12367-E You lack permissions required to execute the utility for changing HDLM device names. Execute the utility as a user who has root permissions.

対処
ルート権限を持つユーザで,再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12368-E An error occurred during creation of an HDLM temporary file. File name = aa...aa, Code = bb...bb, Errno = cc...cc

説明
aa...aa: ファイル名
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.conf
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.unconf
  3. /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf
bb...bb: 内部コード(10進数)
cc...cc: エラー番号(errno)(10進数)

対処
ルートディレクトリ「/」に十分な空き容量があることを確認してください。
ルートディレクトリ「/」に十分な空き容量がある場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12369-E The file could not be created. File name = aa...aa, Code = bb...bb, Errno = cc...cc

説明
aa...aa: ファイル名
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.conf
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.unconf
  3. /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf
bb...bb: 内部コード(10進数)
cc...cc: エラー番号(errno)(10進数)

対処
ルートディレクトリ「/」に十分な空き容量があることを確認してください。
ルートディレクトリ「/」に十分な空き容量がある場合は,HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12370-E An internal error occurred in the utility for changing HDLM device names. Code = aa...aa, Errno = bb...bb. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa: 内部コード(10進数)
bb...bb: エラー番号(errno)(10進数)

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12371-E A file could not be opened. File name = aa...aa, Code = bb...bb, Errno = cc...cc. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa: ファイル名
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.conf
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.unconf
  3. /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf
bb...bb: 内部コード(10進数)
cc...cc: エラー番号(errno)(10進数)

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12372-W The entered value is invalid.

対処
KAPL12374-Iのメッセージが出力されたあと,正しい値[y/n]を入力してください。
KAPL12373-E The entered value is invalid. The utility for changing HDLM device names will now stop. Re-execute the utility.

対処
再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12374-I This operation will change the HDLM device configuration. Do you want to continue? [y/n]:

対処
継続する場合は'y',中止する場合は'n'を入力してください。
KAPL12375-W Processing of the utility for changing HDLM device names was interrupted. Re-execute the utility.

対処
再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12376-E The value entered for the storage system serial number and LU number is incorrect in the device name change definition file. Incorrect value = aa...aa

説明
aa...aa: 不正なストレージサブシステムのシリアル番号と内部LU番号

対処
表示されたストレージサブシステムのシリアル番号と内部LU番号を元にデバイス名変更定義ファイルを修正して,再度HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。
KAPL12377-I The utility for changing HDLM device names started: aa...aa

説明
aa...aa: 日時(例: Fri Aug 23 19 : 12 : 50 2004)

対処
特にありません。
KAPL12378-I Restart the machine for configuration changes to take effect.

対処
古いHDLMデバイス名を使っていたアプリケーションは新しいHDLMデバイス名を使うように変更して,HDLMデバイス名の変更を有効にするためシステムを再起動してください。
KAPL12379-I The utility for changing HDLM device names finished normally.

対処
特にありません。
KAPL12380-E The file does not exist. File name = aa...aa

説明
aa...aa: ファイル名
  1. /etc/opt/DynamicLinkManager/.dlmfdrv.conf
  2. /etc/opt/DynamicLinkManager/dlmchname.conf

対処
次に示すいずれかの方法を実行してください。
  1. 構成定義ファイル(.dlmfdrv.conf)が存在しない場合,HDLM起動ユティリティ(dlmstart)を実行してHDLMデバイスを構成してください。HDLM起動ユティリティ(dlmstart)については,「7.8 dlmstart HDLM起動ユティリティ」を参照してください。
  2. デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)が存在しない場合は,-oオプションをつけてHDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してデバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)を作成してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12381-E A required system file could not be found. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12382-E A required entry could not be found in the system file. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12386-E An internal error occurred in the utility for changing HDLM device names. File name = aa...aa, Code = bb...bb, Errno = cc...cc. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

説明
aa...aa: ファイル名
bb...bb: 内部コード(10進数)
cc...cc: エラー番号(errno)(10進数)

対処
HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12387-E An internal error occurred in the utility for changing HDLM device names. Execute the DLMgetras utility to collect error information, and then contact your vendor or maintenance company.

対処
システム再起動後,次のいずれかの操作を実行してください。
  1. HDLMデバイスが使用されていないことを確認してから再度コマンドを実行してください。
  2. -fオプションを付けてコマンドを実行し,システムを再起動してください。
    上記の方法でHDLMデバイス名の変更ができない場合は, HDLM障害情報収集ユティリティ(DLMgetras)を実行して障害情報を取得し,HDLMの購入元会社,またはHDLMの保守契約があれば保守会社に連絡してください。DLMgetrasユティリティについては,「7.2 DLMgetras HDLM障害情報収集ユティリティ」を参照してください。
KAPL12388-E The utility for changing HDLM device names ended abnormally.

対処
このメッセージ以前に出力されているエラーメッセージを確認し,そのエラーメッセージの対処を実行してください。
KAPL12389-E Required entries were not found in the device name change definition file.

対処
HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12390-I The user terminated the operation.

対処
特にありません。
KAPL12391-E The specified HDLM device name in the device name change definition file is already in use. HDLM device name = aa...aa

説明
aa...aa: 使われているHDLMデバイス名

対処
デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)の内容を確認してください。そして,HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12392-E Duplicated entries were found in the dlmchname.conf file. Duplicated entry = aa...aa

説明
aa...aa: 重複する項目

対処
デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)の内容を確認してください。そして,HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12393-E The file format of the device name definition file is invalid. Incorrect line = aa...aa
Duplicated entries were found in the dlmchname.conf file. Duplicated entry = aa...aa

説明
aa...aa: デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)の無効な項目

対処
デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)の内容を確認してください。そして,HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を実行してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12394-E An HDLM device specified in the device name change definition file is invalid. HDLM device name = aa...aa

説明
aa...aa: 指定されたHDLMデバイス名

対処
デバイス名変更定義ファイル(dlmchname.conf)で指定されたHDLMデバイス名の形式を確認してください。そしてHDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)を再実行してください。HDLMデバイス名の形式は「2.6 HDLMデバイスの論理デバイスファイル」を参照してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12395-E The utility for changing HDLM device names cannot be executed because the HDLM driver has not been loaded.

対処
HDLM起動ユティリティ(dlmstart)を実行してHDLMデバイスを構成してからHDLMデバイス名変更ユティリティを実行してください。HDLMデバイス名変更ユティリティ(dlmchname)については,「7.4 dlmchname HDLMデバイス名変更ユティリティ」を参照してください。
KAPL12551-E HDLMドライバオプション設定ユティリティはdlmsetoptという名称のみで実行できます。
The utility for setting HDLM driver option can be executed with the name dlmsetopt only.

対処
ユティリティ名をdlmsetoptに戻して実行してください。
KAPL12552-E HDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)は複数同時に実行できません。
Multiple instances of the utility for setting HDLM driver option (dlmsetopt) cannot execute concurrently.

対処
実行中のユティリティが完了してから再度実行してください。
ユティリティが複数同時に実行されていない場合は次のファイルを削除してから再度実行してください。
/etc/opt/DynamicLinkManager/.dlm_modules.conf.lock
KAPL12553-W

Red Hat Enterprise Linux 5, Red Hat Enterprise Linux 6, Oracle Enterprise Linux 5の場合:
使用例: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetopt {-r retrycount | -inqt InquiryTimeout | -inqr InquiryRetry | -prsup ReserveStatus | -h}
Usage: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetopt {-r retrycount | -inqt InquiryTimeout | -inqr InquiryRetry | -prsup ReserveStatus | -h}

上記以外の場合:
使用例: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetopt {-r retrycount | -inqt InquiryTimeout | -inqr InquiryRetry | -h}
Usage: /opt/DynamicLinkManager/bin/dlmsetopt {-r retrycount | -inqt InquiryTimeout | -inqr InquiryRetry | -h}

対処
7.7 dlmsetopt HDLMドライバオプション設定ユティリティ」を参照してください。それから正しい引数を指定してdlmsetoptユティリティを再実行してください。
KAPL12554-I HDLMドライバオプション設定ユティリティを起動しました。
The utility for setting HDLM driver option has started.

対処
特にありません。
KAPL12555-I HDLMドライバオプション設定ユティリティが正常終了しました。
The utility for setting HDLM driver option completed normally.

対処
特にありません。
KAPL12556-I HDLMドライバオプション設定ユティリティの実行に失敗しました。
An attempt to execute the utility for setting HDLM driver option has failed.

対処
このメッセージの前に出力されるエラーメッセージの対処に従って対処してください。
KAPL12557-I HDLMドライバオプション設定ユティリティの実行がユーザによって中断されました。
The user stopped the utility for setting HDLM driver option.

説明
このメッセージの前にKAPL12555-Iのメッセージが出力されていても,dlmsetoptユティリティの実行により設定された内容が無効となり,dlmsetoptユティリティを実行する前の状態に戻ります。

対処
必要に応じてdlmsetoptユティリティを再実行してください。
KAPL12558-I オプション設定を有効にするためシステムを再起動してください。
Please restart the computer so that the option settings take effect.

対処
システムを再起動してください。
KAPL12559-E パラメタに不正な値が指定されました。オプション = aa...aa, パラメタ = bb...bb
An invalid value was specified in the parameter. Option = aa...aa, Parameter = bb...bb

説明
aa...aa:オプション
bb...bb:指定したパラメタ(最大10文字。10文字を超えたら,10文字分出力して「...」を付加)

対処
7.7 dlmsetopt HDLMドライバオプション設定ユティリティ」を参照してください。それから正しい引数を指定してdlmsetoptユティリティを再実行してください。
KAPL12560-E オプションが指定されていません。
An option is not specified.

対処
7.7 dlmsetopt HDLMドライバオプション設定ユティリティ」を参照してください。それから正しい引数を指定してdlmsetoptユティリティを再実行してください。
KAPL12561-E 不正なオプションが指定されました。オプション = aa...aa
An invalid option was specified. Option = aa...aa

説明
aa...aa:オプション

対処
7.7 dlmsetopt HDLMドライバオプション設定ユティリティ」を参照してください。それから正しい引数を指定してdlmsetoptユティリティを再実行してください。
KAPL12562-E 必要なファイルまたはディレクトリが見つかりませんでした。ファイルまたはディレクトリ名 = aa...aa
A necessary file or directory was not found. File or directory name = aa...aa

説明
aa...aa:参照先ファイルまたはディレクトリ名

対処
メッセージに表示されたディレクトリまたはファイル名を変更していないことを確認してください。変更している場合は元に戻してからHDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を再実行してください。
KAPL12563-E ディレクトリの作成に失敗しました。ディレクトリ = aa...aa
An attempt to create a directory has failed. Directory = aa...aa

説明
aa...aa:作成しようとしたディレクトリ

対処
ディスクに十分な空き容量があることを確認してからHDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を再実行してください。
ファイルシステム上に不要なファイルが多数存在する場合は,削除してからdlmsetoptユティリティを再度実行してください。
KAPL12564-E ファイルのバックアップに失敗しました。ファイル名 = aa...aa
An attempt to back up a file has failed. File name = aa...aa

説明
aa...aa:バックアップ元ファイル名

対処
ディスクに十分な空き容量があることを確認してからHDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を再実行してください。
KAPL12565-E ファイルの更新ができませんでした。ファイル名 = aa...aa
Could not modify file. File name = aa...aa

説明
aa...aa:更新ファイル名

対処
ディスクに十分な空き容量があることを確認してからHDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を再実行してください。それでもこのメッセージが表示される場合は,不要なプロセスを止めてからHDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を再実行してください。
KAPL12566-E HDLMドライバオプション設定ユティリティの実行が前回不正に停止されました。
The utility for setting HDLM driver option was executed and ended abnormally last time.

対処
/etc/modprobe.confファイルと/etc/opt/DynamicLinkManager/DLMSETOPT/modprobe.confファイルの内容を比較してください。その結果に応じて,次に示す手順を実行してください。/etc/opt/DynamicLinkManager/DLMSETOPT/modprobe.confファイルは,HDLMドライバオプション設定ユティリティ(dlmsetopt)を実行する前にHDLMがバックアップ用にコピーしたファイルです。Red Hat Enterprise Linux 6を使用している場合,/etc/modprobe.conf/etc/modprobe.d/dlmdrvopt.confに読み替えてください。
  • ファイルの内容が一致した場合
    /etc/opt/DynamicLinkManager/DLMSETOPT/modprobe.confファイルを削除してください。それから,再度dlmsetoptユティリティを実行して,エラーが発生しないことを確認してください。
  • ファイルの内容が不一致だった場合
    /etc/opt/DynamicLinkManager/DLMSETOPT/modprobe.confファイルを/etc/modprobe.confファイルに上書きしたあと,/etc/modprobe.confファイルに設定した内容をユーザの環境に応じて再設定してください。そのあと,/etc/opt/DynamicLinkManager/DLMSETOPT/modprobe.confファイルを削除してください。それから,再度dlmsetoptユティリティを実行して,エラーが発生しないことを確認してください。
KAPL12567-E インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが一致しません。
The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12568-E HDLMのファイルが不正です。ファイル名 = aa...aa
The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。
KAPL12801-E The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12802-E The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。
KAPL12803-E デバイス管理用ファイルを作成することができません。ホストを再起動してからユティリティを実行してください。
The device management file could not be created. Restart the host before using HDLM.

説明
デバイス管理用ファイルを作成することができません。ホストを再起動してからユティリティを実行してください。

対処
-updateオプションを使ってHDLMをインストールしたあとにホストの再起動が行われていません。
HDLMの運用を開始する前に,ホストを再起動してください。
KAPL12851-E The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12852-E The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。
KAPL12901-E The version of the kernel supported by the installed HDLM does not match the currently running kernel version.

説明
インストールされているHDLMが対応しているカーネルのバージョンと,現在動作しているカーネルのバージョンが異なります。HDLMをインストールしたあとにカーネルのパッケージをインストールした可能性があります。

対処
現在動作しているカーネルのバージョンに対応したHDLMをインストールしてください。
KAPL12902-E The HDLM file is invalid. File name = aa...aa

説明
HDLMの処理に必要なファイルがないか,内容が不正です。
aa...aa:異常が見つかったファイル名

対処
HDLMを再インストールしてください。

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