Tuning Manager APIリファレンスガイド
監視対象を指定する型です。target型の構造を示します。
{ "targetID":"<target ID>", "targetDef":[ <targetDef型:監視対象の装置絞り込み条件> ] }
変数名 型 指定要否 説明 targetID string 必須 target ID
targetとnoticeとtriggerの組み合わせをdefinitionsで指定する場合に使用します。
target ID名は128バイト以内の次に示す文字で指定します。
半角英数字および# ( ) - @ _targetDef targetDef型の配列 必須 アラート機能の監視対象のストレージシステムまたはNASシステムの特定
- この項の構成
- (1) targetDef型
- (2) model情報型
- (3) raid情報型
- (4) vfp情報型
- (5) smu情報型
- (6) unified情報型
- (7) filter型
- (8) filterCondition型
targetDef型の構造を示します。
{ "type":"<装置の特定>", "key":"<装置の特定条件>", "filters":"<filter型:装置の絞り込み条件>" }
変数名 型 指定要否 説明 type string 必須 監視対象の装置の種別
指定できる値を次に示します。
- model:ストレージシステムの機種名で対象装置を特定する場合に指定
- block:ストレージシステムを,機種名およびシリアル番号で特定する場合に指定
- vfp:Hitachi Virtual File Platform※を監視対象とする場合に指定
- hnas:外部NAS Managerで管理されるNAS Platformを監視対象とする場合に指定
- unified:内部NAS Managerで管理されるNAS Platformを監視対象とする場合に指定
key model情報型の配列
raid情報型の配列
vfp情報型の配列
smu情報型の配列
unified情報型の配列
のどれか必須 監視対象の装置の特定条件
typeに指定した値によって,特定条件の指定方法が異なります。
- typeにmodelを指定した場合:model情報型
- typeにblockを指定した場合:raid情報型
- typeにvfpを指定した場合:vfp情報型
- typeにhnasを指定した場合:smu情報型
- typeにunifiedを指定した場合:unified情報型
filters filter型の配列 任意 監視対象の装置のリソースの絞り込み条件
省略した場合は,全レコードのインスタンス(リソース)が対象となります。
filtersの中の各要素はOR条件となります。
filtersで指定できる絞り込み条件数は,16,384個以内です。
- 注※
- 次のファイルサーバを総称して,「Hitachi Virtual File Platform」と呼びます。
- Hitachi Virtual File Platform
- Hitachi Capacity Optimization
- Hitachi Essential NAS Platform
model情報型の構造を次に示します。
{ "model" : "<ストレージシステムの機種名>" }
変数名 型 指定要否 説明 model string 必須 ストレージシステムの機種名※
HTM - Agent for RAIDのPDレコードまたはPD_PDXレコードのDKC_NAMEフィールドの値に相当します。
指定できる機種名の長さは,64バイト以内です。
- 注※
- ストレージシステムをVSP G1000からVSP G1500に上げた場合,アラート定義情報を削除した後,値をVSP G1000からVSP G1500に変更してアラート定義情報を登録し直す必要があります。
raid情報型の構造を次に示します。
{ "model" : "<ストレージシステムの機種名>", "serial" : "<シリアル番号>" }
変数名 型 指定要否 説明 model string 必須 ストレージシステムの機種名※
HTM - Agent for RAIDのPDレコードまたはPD_PDXレコードのDKC_NAMEフィールドの値に相当します。
指定できる機種名の長さは,64バイト以内です。serial string 必須 シリアル番号
HTM - Agent for RAIDのPDレコードまたはPD_PDXレコードのDKC_SERIAL_NUMBERフィールドの値に相当します。
指定できるシリアル番号の長さは,32バイト以内です。
- 注※
- ストレージシステムをVSP G1000からVSP G1500に上げた場合,アラート定義情報を削除した後,値をVSP G1000からVSP G1500に変更してアラート定義情報を登録し直す必要があります。
vfp情報型の構造を次に示します。
{ "nasSystemIp" : "<Hitachi Virtual File Platformを特定するための情報>" }
変数名 型 指定要否 説明 nasSystemIp string 必須 Hitachi Virtual File Platform※を特定するための情報
Hitachi Virtual File Platform※のインスタンスを作成するときに指定したdestination_addressまたはdetour_addressを指定します。
- 注※
- 次のファイルサーバを総称して,「Hitachi Virtual File Platform」と呼びます。
- Hitachi Virtual File Platform
- Hitachi Capacity Optimization
- Hitachi Essential NAS Platform
smu情報型の構造を次に示します。
{ "smuIp" : "<外部NAS Managerを特定するための情報(SMU/NAS Manager IP Address)>" }
変数名 型 指定要否 説明 smuIp string 必須 外部NAS Managerを特定するための情報
外部NAS Managerで管理されるNAS Platformのインスタンスを作成するときに指定したSMU/NAS Manager IP Addressを指定します。
unified情報型の構造を次に示します。
{ "model" : "<NASモジュールを搭載したストレージシステムを特定するための情報(機種名)>", "serial" : "<NASモジュールを搭載したストレージシステムを特定するための情報(シリアル番号)>" }
変数名 型 指定要否 説明 model string 必須 NASモジュールを搭載したストレージシステムの機種名
HTM - Agents情報の取得のAPIで取得したストレージシステムの機種名を指定します。
指定できる機種名の長さは,64バイト以内です。serial string 必須 NASモジュールを搭載したストレージシステムのシリアル番号
インスタンスを作成するときに指定したストレージシステムのシリアル番号を指定します。
指定できるシリアル番号の長さは,32バイト以内です。
filter型の構造を次に示します。
{ "filterConditions":[ <filterCondition型:絞り込み条件> ] }
変数名 型 指定要否 説明 filterConditions filterCondition型の配列 必須 監視対象の装置のリソースの絞り込み条件
絞り込みたいリソース定義の数だけ定義が必要です。
filterConditionsを複数定義すると各filterConditionsはOR条件となり,filterConditionsの中の各要素はAND条件となります。絞り込み条件の定義方法については,「(2) アラート定義情報を適用するリソースの絞り込み条件」を参照してください。
filterCondition型の構造を次に示します。
{ "fieldName" : "<リソース定義名>" , "value" : "<絞り込む値>" }
変数名 型 指定要否 説明 fieldName string 必須 リソース定義名
指定できる文字列の長さは,41バイト以内です。
リソース定義名の記載形式については,「(2) アラート定義情報を適用するリソースの絞り込み条件」を参照してください。value string 必須 絞り込む値
127バイト以内の次に示す文字で指定します。
半角英数字,半角スペース,エスケープ文字※および! # & ( ) * - . / : ; < = > @ _ |
- 注※
- エスケープ文字については,「A.2.2 アラート定義情報を定義する際に使用できる文字について」を参照してください。
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