Tuning Manager - Agents

B.2 機能を限定して省物理メモリー環境で運用する場合の環境構築手順

次のフローに示す手順に従って，機能を限定して省物理メモリー環境で運用する場合の環境を構築してください。

図B-2 機能を限定して省物理メモリー環境で運用する場合の環境構築手順

表B-2 流れ図に示す作業項目の参照先一覧
流れ図上の番号／作業項目参照先

1 ストレージシステム環境構築

Storage Navigatorのインストール

Storage Navigatorにおける監視対象ストレージシステムの登録

必須各ストレージシステムのユーザガイドにおける，該当の作業について説明している個所

2 監視対象ストレージに対してのシステム構築
（ボリューム作成など）
必須各ストレージシステムのユーザガイドにおける，初期構築作業について説明している個所

3 Hitachi Command Suiteのインストール必須マニュアル「Hitachi Command Suiteインストールガイド」の，インストール条件，前準備，およびインストール方法について説明している個所
なお，メモリーヒープサイズは，「Medium」を選択してください。

4 PFM - Managerのインストール必須マニュアル「JP1/Performance Management設計・構築ガイド」の，インストール方法について説明している個所
なお，PFM - Managerについてはデフォルト設定のままで動作させるため，インストール後のセットアップは不要です。

5 Tuning Manager serverのインストール必須マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Managerインストールガイド」の，インストール方法（Windows）について説明している個所
なお，インストール完了後にサービス起動するかどうかの選択では，「はい」を選択してください。

6 HTM - Agent for RAIDのインストール必須マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agents」の，インストール方法について説明している個所
なお，Performanceデータベースは「Hybrid Store」を，Tuning Manager - Agent REST Application Serviceで使用する最大メモリー所要量は「2GB」を選択してください。

7 Hitachi Command Suiteのセットアップ

ライセンス登録

必須マニュアル「Hitachi Command Suiteインストールガイド」の，ライセンス登録について説明している個所

8 Tuning Manager serverのセットアップ

ライセンス登録

Main Consoleの機能を制限する設定

必須マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager運用管理ガイド」の，ライセンス登録について説明している個所

「B.3.1 Main Consoleの機能を制限する設定」（Main Consoleの機能を制限する設定について説明している個所）

9 HTM - Agent for RAIDのセットアップ

Storage Navigatorのユーザーアカウント作成

Performance Monitorでのレコード収集設定

インスタンス環境設定

必須「3.1 HTM - Agent for RAIDのセットアップ」（HTM - Agent for RAIDのセットアップについて説明している個所）
なお，インスタンス環境設定時，Java VM Heap Memoryは，「2」（1GB）を選択してください。

パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する

任意「N.5 パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する」（パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する方法について説明している個所）
サービスの起動

必須
次のコマンドを実行して，Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント，PFM - Manager，およびPFM - Agentのサービスを起動します。
インストール先フォルダ\htnm¥bin¥htmsrv start -all
10 Performance Reporterでの収集対象レコードの選択任意マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager運用管理ガイド」の，エージェントの管理と設定について説明している個所
なお，デフォルトで収集できるレコードかどうかについては，「17.8 HTM - Agent for RAIDのレコード（TCP/IP接続を使用しての収集）」の各レコードの説明を参照してください。

11 アラート機能の設定

emailの送信設定

任意「7.1.2 アラート機能使用時のemail送信の設定」（email 送信の設定について説明している個所）

言語設定

「7.1.3 言語設定について」（言語設定について説明している個所）

htmrestコマンド実行の環境設定

アラート定義情報の設定

マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」
アラート機能の概要，htmrestコマンド，およびアラート定義情報のサンプルについて説明している個所

流れ図上の番号／作業項目	参照先
1	ストレージシステム環境構築 Storage Navigatorのインストール Storage Navigatorにおける監視対象ストレージシステムの登録	必須	各ストレージシステムのユーザガイドにおける，該当の作業について説明している個所
2	監視対象ストレージに対してのシステム構築（ボリューム作成など）	必須	各ストレージシステムのユーザガイドにおける，初期構築作業について説明している個所
3	Hitachi Command Suiteのインストール	必須	マニュアル「Hitachi Command Suiteインストールガイド」の，インストール条件，前準備，およびインストール方法について説明している個所なお，メモリーヒープサイズは，「`Medium`」を選択してください。
4	PFM - Managerのインストール	必須	マニュアル「JP1/Performance Management設計・構築ガイド」の，インストール方法について説明している個所なお，PFM - Managerについてはデフォルト設定のままで動作させるため，インストール後のセットアップは不要です。
5	Tuning Manager serverのインストール	必須	マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Managerインストールガイド」の，インストール方法（Windows）について説明している個所なお，インストール完了後にサービス起動するかどうかの選択では，「はい」を選択してください。
6	HTM - Agent for RAIDのインストール	必須	マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager - Agents」の，インストール方法について説明している個所なお，Performanceデータベースは「Hybrid Store」を，Tuning Manager - Agent REST Application Serviceで使用する最大メモリー所要量は「`2GB`」を選択してください。
7	Hitachi Command Suiteのセットアップライセンス登録	必須	マニュアル「Hitachi Command Suiteインストールガイド」の，ライセンス登録について説明している個所
8	Tuning Manager serverのセットアップライセンス登録 Main Consoleの機能を制限する設定	必須	マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager運用管理ガイド」の，ライセンス登録について説明している個所
「B.3.1 Main Consoleの機能を制限する設定」（Main Consoleの機能を制限する設定について説明している個所）
9	HTM - Agent for RAIDのセットアップ Storage Navigatorのユーザーアカウント作成 Performance Monitorでのレコード収集設定インスタンス環境設定	必須	「3.1 HTM - Agent for RAIDのセットアップ」（HTM - Agent for RAIDのセットアップについて説明している個所）なお，インスタンス環境設定時，`Java VM Heap Memory`は，「`2`」（1GB）を選択してください。
パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する	任意	「N.5 パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する」（パフォーマンスデータを収集する論理ユニットをポートで指定する方法について説明している個所）
サービスの起動	必須	次のコマンドを実行して，Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント，PFM - Manager，およびPFM - Agentのサービスを起動します。 `インストール先フォルダ`\htnm¥bin¥htmsrv start -all
10	Performance Reporterでの収集対象レコードの選択	任意	マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager運用管理ガイド」の，エージェントの管理と設定について説明している個所なお，デフォルトで収集できるレコードかどうかについては，「17.8 HTM - Agent for RAIDのレコード（TCP/IP接続を使用しての収集）」の各レコードの説明を参照してください。
11	アラート機能の設定 emailの送信設定	任意	「7.1.2 アラート機能使用時のemail送信の設定」（email 送信の設定について説明している個所）
言語設定	「7.1.3 言語設定について」（言語設定について説明している個所）
`htmrest`コマンド実行の環境設定アラート定義情報の設定	マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」アラート機能の概要，`htmrest`コマンド，およびアラート定義情報のサンプルについて説明している個所

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