Tuning Manager - Agents
論理ユニットのポート指定プロパティファイル(lu_port_filter.ini)にポート名を指定することで,指定したポート配下の論理ユニットのパフォーマンスデータだけを収集できます。
なお,論理ユニットのポート指定プロパティファイルにポート名を指定すると,パフォーマンスデータを収集する論理ユニットが1,000を超えている場合でも収集できます。ただし,論理ユニットの数によっては,収集に多くの時間が掛かり,一部のパフォーマンスデータを収集できないおそれがあります。
論理ユニットのポート指定プロパティファイルは,同じディレクトリに格納されているサンプルファイル(lu_port_filter.ini.sample)をコピーして作成してください。
論理ユニットのポート指定プロパティファイルの格納先ディレクトリを次に示します。
- Windowsの場合
インストール先フォルダ※\agtd\agent\インスタンス名\- UNIXの場合
/opt/jp1pc※/agtd/agent/インスタンス名/
- 注※
- 論理ホストで運用している場合は,「インストール先フォルダ」および「opt/jp1pc」を「環境ディレクトリ/jp1pc」に読み替えてください。
論理ユニットのポート指定プロパティファイルの記述規則および記述例を次に示します。
論理ユニットのポート指定プロパティファイルの記述規則
- ポート名はすべて半角文字で記述します。
- ポート名は次の書式で記述します。
CL0~9の半角数字1桁-A~Zの半角英字1文字
- 半角文字のシャープ「#」で始まる行は,コメントとして扱われます。
- 1行に定義できるポートは1つです。
- 論理ユニットのポート指定プロパティファイルに有効な行が1行も存在しない場合,HTM - Agent for RAIDは論理ユニットを一切監視しません。
- 論理ユニットのポート指定プロパティファイルの記述例
CL1-A CL2-D #CL1-E CL2-B
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