Tuning Manager - Agents
ここでは,Hybrid Storeへの移行時のトラブルへの対処方法を説明します。
Hybrid Storeへの移行時のエラーケースと,その対処を次の表に示します。
表13-8 Performanceデータベース移行時のエラーケースと対処
エラーケース 対処 インストール時 Hybrid Storeへの切り替えでインストールに失敗した Hybrid Storeへの切り替えでインストールに失敗した場合は,コマンドでHybrid Storeへ移行する必要があります。
Hybrid Storeへの切り替えでインストールに失敗した場合の対処は,「表13-9 インストール時にHybrid Storeへの切り替えで失敗した場合の対処」を参照してください。Hybrid Storeへの切り替え以外でインストールに失敗した
- 原因を取り除いたあとに,上書きインストールしてください。
- ディスクの容量が不足している場合は,「(2) Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している」を参照してください。
コマンドでStoreデータベースからHybrid Storeへ移行する際に,コマンドの実行で失敗した
- 原因を取り除いたあとに,コマンドを再実行してください。
- ディスクの容量が不足している場合は,「(2) Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している」を参照してください。
インストール時に,Hybrid Storeへの切り替えで失敗した場合の対処を次の表にまとめます。インストール時に失敗した場合は,コマンドで移行する必要があります。
表13-9 インストール時にHybrid Storeへの切り替えで失敗した場合の対処
インストール種別 対処 新規インストール 「(1) 新規インストール時,Hybrid Storeへの切り替えで失敗した」 バージョンアップインストール インストール時に[すべてのパフォーマンスデータを引き継ぐ]を選択した場合で,StoreデータベースからHybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が足りているとき 「13.1.2 StoreデータベースからHybrid Storeへ移行する(同一ホストでの移行の場合)」の「(1) すべてのインスタンスですべての期間のパフォーマンスデータを引き継いで移行する」 インストール時に[パフォーマンスデータを引き継がない]を選択した場合 「13.1.2 StoreデータベースからHybrid Storeへ移行する(同一ホストでの移行の場合)」の「(5) パフォーマンスデータを引き継がないで移行する」 インストール時に[インストール後にパフォーマンスデータの引き継ぎを実施する]を選択した場合 上書きインストール
- この項の構成
- (1) 新規インストール時,Hybrid Storeへの切り替えで失敗した
- (2) Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している
- (3) 必要なディスク容量が不足している状態で,パフォーマンスデータを引き継いで移行する(インストール後にパフォーマンスデータを引き継ぐ場合)
- (4) 必要なディスク容量が不足している状態で,すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースから移行する場合)
- (5) 必要なディスク容量が不足している状態で,一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースからHybrid Storeへ移行する場合)
(1) 新規インストール時,Hybrid Storeへの切り替えで失敗した
新規インストール時,Hybrid Storeへの切り替えで失敗した場合,次の手順で対処してください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST API コンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agent のサービスを停止します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv stop -all- 次のコマンドを実行して,PerformanceデータベースをHybrid Storeに設定します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※
- 注※
- Hybrid Storeへの切り替えで失敗した特定のエージェントを指定して,htmhsconvertコマンドを実行してください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agentのサービスを起動します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv start -all
(2) Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している
Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している場合は,次のどちらかで対処してください。
- Hybrid Storeでの運用に必要な分だけディスク容量を増やす
- Hybrid Storeへ移行するStoreデータベースの容量を減らす
上記の対処が難しい場合は,「表13-10 [インストール後にパフォーマンスデータの引き継ぎを実施する]を選択した場合の移行」または「表13-11 運用中のStoreデータベースから移行する場合」の参照先の手順を実施してください。
表13-10 [インストール後にパフォーマンスデータの引き継ぎを実施する]を選択した場合の移行
引き継ぐパフォーマンスデータの単位 期間 参照先 すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを引き継ぐ すべての期間 「(3) 必要なディスク容量が不足している状態で,パフォーマンスデータを引き継いで移行する(インストール後にパフォーマンスデータを引き継ぐ場合)」 特定の期間 一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継ぐ すべての期間 特定の期間 表13-11 運用中のStoreデータベースから移行する場合
引き継ぐパフォーマンスデータの単位 期間 参照先 すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを引き継ぐ すべての期間 「(4) 必要なディスク容量が不足している状態で,すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースから移行する場合)」 特定の期間 一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継ぐ すべての期間 「(5) 必要なディスク容量が不足している状態で,一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースからHybrid Storeへ移行する場合)」 特定の期間
(3) 必要なディスク容量が不足している状態で,パフォーマンスデータを引き継いで移行する(インストール後にパフォーマンスデータを引き継ぐ場合)
Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している場合で,すべてまたは一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継ぎ,Hybrid Storeに移行するときの手順を次に示します。
- Storeデータベースのパフォーマンスデータをバックアップします。
手順4で,バックアップデータ格納先ディレクトリをhtmhsconvertコマンドで指定するため,あらかじめ「表13-4 パスを指定する場合の注意事項」に従ったパスのディレクトリにバックアップしてください。
Storeデータベースでパフォーマンスデータをバックアップする方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」 のバックアップについて説明している章を参照してください。
重要
- aloneオプションを指定してバックアップしてください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST API コンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agent のサービスを停止します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv stop -all- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントのStoreデータベースを削除します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert 対象を指定するオプション※1 -deletestore
- 注※1
- 特定のエージェントを対象とする場合と,同一ホスト内のHybrid Storeをサポートするすべてのエージェントを対象とする場合とで,オプションの指定が異なります。
- 次のコマンドを実行して,指定した期間のStoreデータベースのパフォーマンスデータをHybrid Storeで扱う形式のデータに変換します。
- すべての期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –from Storeデータベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ -to 形式変換後のデータの格納先ディレクトリ
- 最新のパフォーマンスデータの取得時間から,指定した日数分遡った期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –from Storeデータベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ -to 形式変換後のデータの格納先ディレクトリ -rawlimitdays DD
- 指定した日付から最新のパフォーマンスデータの取得時間までの期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –from Storeデータベースのバックアップデータ格納先ディレクトリ -to 形式変換後のデータの格納先ディレクトリ -rawstartdate YYYY/MM/DD- 引き継ぎたいインスタンスの数だけ,手順4を繰り返します。
- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントのPerformanceデータベースをHybrid Storeに変更します。
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と同じディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と異なるディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2 –dir Hybrid Store移行後のデータの格納先ディレクトリ
- 注※2
- 特定のエージェントを対象とする場合と,同一ホスト内のHybrid Storeをサポートするすべてのエージェントを対象とする場合とで,オプションの指定が異なります。特定のエージェントを対象とする場合,指定できるオプションは環境によって異なります。 詳細については,「表13-2 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがHybrid Storeの場合)」または「表13-3 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがStoreデータベースの場合)」を参照してください。確認したうえで,htmhsmigrateコマンドを実行してください。
- 手順4で変換したデータを,Hybrid Storeの格納先ディレクトリ 配下に移動します。
パフォーマンスデータの出力先ディレクトリ をデフォルトから変更する場合には,定義ファイルを編集する必要があります。Hybrid Storeの出力先を変更する場合の定義ファイルの編集については「11.1.1 Hybrid Storeの管理」の「(1) Hybrid Storeの出力先を変更する」を参照してください。- Storeデータベースでの運用時にTuning Manager APIの利用を有効化していて,Storeデータベースでの運用時の稼働性能情報ファイルを削除したい場合は,手動で削除します。
次のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。インストール先ディレクトリ※3/agtd/agent/インスタンス名/restdata/
- 注※3
- 論理ホスト上で運用している場合,「インストール先ディレクトリ」を「環境ディレクトリ/jp1pc/」に読み替えてください。
重要
- 稼働性能情報ファイルの出力先を変更している場合は,変更後のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agentのサービスを起動します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv start -all- htmRestDbEngineMessage#.logを確認して,KATR13244-Iが出力される前に,KATR13248-Eが出力されていないことを確認します。
なお,サービスを起動してからKATR13244-Iが出力されるまでに,数十分掛かることがあります。
(4) 必要なディスク容量が不足している状態で,すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースから移行する場合)
Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している場合で,すべてのインスタンスのパフォーマンスデータを,すべてまたは特定の期間で引き継いで,Hybrid Store に移行するときの手順を次に示します。
- Storeデータベースのパフォーマンスデータをバックアップします。
Storeデータベースでパフォーマンスデータをバックアップする方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」 のバックアップについて説明している章を参照してください。- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST API コンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agent のサービスを停止します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv stop -all- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントの指定した期間のStoreデータベースのパフォーマンスデータをHybrid Storeで扱う形式のデータに変換します。
- すべての期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名
- 最新のパフォーマンスデータの取得時間から,指定した日数分遡った期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -rawlimitdays DD
- 指定した日付から最新のパフォーマンスデータの取得時間までの期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -rawstartdate YYYY/MM/DD- 次のコマンドを実行して,変換したインスタンスのStoreデータベースを削除します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -deletestore- 手順3および手順4をインスタンスの数だけ繰り返します。
- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントのPerformanceデータベースをHybrid Storeに変更します。
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と同じディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と異なるディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2 –dir Hybrid Store移行後のデータの格納先ディレクトリ- Storeデータベースでの運用時にTuning Manager APIの利用を有効化していて,Storeデータベースでの運用時の稼働性能情報ファイルを削除したい場合は,手動で削除します。
次のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。インストール先ディレクトリ※3/agtd/agent/インスタンス名/restdata/
重要
- 稼働性能情報ファイルの出力先を変更している場合は,変更後のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agentのサービスを起動します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv start -all- htmRestDbEngineMessage#.logを確認して,KATR13244-Iが出力される前に,KATR13248-Eが出力されていないことを確認します。
なお,サービスを起動してからKATR13244-Iが出力されるまでに,数十分掛かることがあります。
- 注※1
- 「x」には,PFM - Agent のプロダクトID が入ります。プロダクトID については,「付録H. 識別子一覧」を参照してください。
- 注※2
- 特定のエージェントを対象とする場合と,同一ホスト内のHybrid Storeをサポートするすべてのエージェントを対象とする場合とで,オプションの指定が異なります。特定のエージェントを対象とする場合,指定できるオプションは環境によって異なります。 詳細については,「表13-2 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがHybrid Storeの場合)」または「表13-3 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがStoreデータベースの場合)」を参照してください。確認したうえで,htmhsmigrateコマンドを実行してください。
- 注※3
- 論理ホスト上で運用している場合,「インストール先ディレクトリ」を「環境ディレクトリ/jp1pc/」に読み替えてください。
(5) 必要なディスク容量が不足している状態で,一部のインスタンスのパフォーマンスデータを引き継いで移行する(運用中のStoreデータベースからHybrid Storeへ移行する場合)
Hybrid Storeでの運用に必要なディスク容量が不足している場合で,一部のインスタンスのパフォーマンスデータを,すべてまたは特定の期間で引き継いで,Hybrid Store に移行するときの手順を次に示します。
- Storeデータベースのパフォーマンスデータをバックアップします。
Storeデータベースでパフォーマンスデータをバックアップする方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」 のバックアップについて説明している章を参照してください。- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST API コンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agent のサービスを停止します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv stop -all- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントの移行対象外のインスタンスのStoreデータベースを削除します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -deletestore- 手順3を移行対象外のインスタンスの数だけ繰り返します。
- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントの指定した期間のStoreデータベースのパフォーマンスデータをHybrid Storeで扱う形式のデータに変換します。
- すべての期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名
- 最新のパフォーマンスデータの取得時間から,指定した日数分遡った期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -rawlimitdays DD
- 指定した日付から最新のパフォーマンスデータの取得時間までの期間を変換する場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -rawstartdate YYYY/MM/DD- 次のコマンドを実行して,手順5で変換対象としたパフォーマンスデータ以外が移行されないために,手順5で移行対象としたインスタンスのStoreデータベースを削除します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsconvert –key agtx※1 –inst インスタンス名 -deletestore- 手順5および手順6を引き継ぎたいインスタンスの数だけ繰り返します。
- 次のコマンドを実行して,Hybrid Storeへ移行したいエージェントのPerformanceデータベースをHybrid Storeに変更します。
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と同じディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2
- パフォーマンスデータの出力先をStoreデータベースの格納先と異なるディレクトリにする場合
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmhsmigrate execute 対象を指定するオプション※2 –dir Hybrid Store移行後のデータの格納先ディレクトリ- Storeデータベースでの運用時にTuning Manager APIの利用を有効化していて,Storeデータベースでの運用時の稼働性能情報ファイルを削除したい場合は,手動で削除します。
次のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。インストール先ディレクトリ※3/agtd/agent/インスタンス名/restdata/
重要
- 稼働性能情報ファイルの出力先を変更している場合は,変更後のディレクトリおよびその配下のディレクトリ,ファイルを削除してください。
- 次のコマンドを実行して,Tuning Manager Agent REST APIコンポーネント,PFM - Manager,およびPFM - Agentのサービスを起動します。
インストール先ディレクトリ/htnm/bin/htmsrv start -all- htmRestDbEngineMessage#.logを確認して,KATR13244-Iが出力される前に,KATR13248-Eが出力されていないことを確認します。
なお,サービスを起動してからKATR13244-Iが出力されるまでに,数十分掛かることがあります。
- 注※1
- 「x」には,PFM - Agent のプロダクトID が入ります。プロダクトID については,「付録H. 識別子一覧」を参照してください。
- 注※2
- 特定のエージェントを対象とする場合と,同一ホスト内のHybrid Storeをサポートするすべてのエージェントを対象とする場合とで,オプションの指定が異なります。特定のエージェントを対象とする場合,指定できるオプションは環境によって異なります。 詳細については,「表13-2 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがHybrid Storeの場合)」または「表13-3 HTM - Agent for RAIDとHTM - Agent for NASを同一ホストにインストールしている環境でのHybrid Storeへの移行可否(HTM - Agent for RAIDがStoreデータベースの場合)」を参照してください。確認したうえで,htmhsmigrateコマンドを実行してください。
- 注※3
- 論理ホスト上で運用している場合,「インストール先ディレクトリ」を「環境ディレクトリ/jp1pc/」に読み替えてください。
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