Tuning Manager - Agents
HTM - Agent for RAIDでは,通常はパフォーマンスデータを分単位で収集できますが,jpctdraidperfコマンドを利用すると,秒単位で取得できます。取得した秒単位のパフォーマンスデータを利用することで,より詳細にストレージシステムのリソースの性能を分析できます。
なお,LDEVへの書き込み処理要求当たりの処理時間の平均値をしきい値として定義したアラーム(Write Response Rateアラーム)をソリューションセットとして提供しています。このアラームのアクションにjpctdraidperfコマンドを設定すると,設定したしきい値に達した場合にコマンドが自動で実行されるため,異常の発生を契機として秒単位のパフォーマンスデータを取得できます。
- 注意
- jpctdraidperfコマンドを使用した場合に,I/O性能に影響が出るおそれがあります。jpctdraidperfコマンドの注意事項を確認した上で実行してください。
詳細については次の個所を参照してください。
- jpctdraidperfコマンドについて:「18.2.14 jpctdraidperf」
- Write Response Rateアラームについて:「16.3.15 Write Response Rate」
- アラームの設定について:マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager ユーザーズガイド」の,アラームによる稼働監視について説明している章
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