Tuning Manager - Agents
HTM - Agent for RAIDは,日立のストレージシステムのパフォーマンスを監視するために,パフォーマンスデータを収集および管理するプログラムです。
HTM - Agent for RAIDの特長を次に示します。
- ストレージシステムの稼働状況を分析できる
監視対象のストレージシステムからパフォーマンスデータをHTM - Agent for RAIDで収集および集計し,その傾向や推移を図示することで,ストレージシステムの稼働状況の分析が容易にできます。- ストレージシステムの運用上の問題点を早期に発見し,トラブルの原因を調査する資料を提供できる
監視対象のストレージシステムでトラブルが発生した場合,emailなどを使ってユーザーに通知することで,問題点を早期に発見できます。また,その問題点に関連する情報を図示することで,トラブルの原因を調査する資料を提供できます。HTM - Agent for RAIDを使用するには,PFM - ManagerおよびTuning Manager serverのコンポーネントであるPerformance Reporterの利用か,Tuning Manager APIの利用が必要です。
- 参考
- NASモジュールを搭載したストレージシステムの監視については,「1.5 NASモジュールを搭載したストレージシステムの監視」を参照してください。
HTM - Agent for RAIDの特長の詳細について,次に説明します。
- この節の構成
- 1.1.1 ストレージシステムのパフォーマンスデータを収集できます
- 1.1.2 収集したパフォーマンスデータを利用できます
- 1.1.3 パフォーマンスデータを保存できます
- 1.1.4 秒単位のパフォーマンスデータを取得できます
- 1.1.5 ストレージシステムの運用上の問題点を通知できます
- 1.1.6 アラームおよびレポートが容易に定義できます
- 1.1.7 クラスタシステムで運用できます
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