Tuning Manager - Agents

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1.1.1 ストレージシステムのパフォーマンスデータを収集できます

HTM - Agent for RAIDは,SAN環境のストレージシステムのパフォーマンスデータを収集します。

この項の構成
(1) パフォーマンスデータの収集方法
(2) 収集するパフォーマンスデータの性質

(1) パフォーマンスデータの収集方法

HTM - Agent for RAIDでは,監視するストレージシステムによって,パフォーマンスデータの収集方法が異なります。

VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,VSP E990,HUS VM,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500およびVirtual Storage Platformシリーズの場合
パフォーマンスデータの収集には次の方法があります。

Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USPおよびSANRISE Hシリーズの場合
コマンドデバイスを使用してパフォーマンスデータを収集します。
収集できるパフォーマンスデータについては「17.7 HTM - Agent for RAIDのレコード」を参照してください。

HUS100シリーズおよびHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズの場合
TCP/IP接続を使用してパフォーマンスデータを収集します。
収集できるパフォーマンスデータについては「17.7 HTM - Agent for RAIDのレコード」を参照してください。

HTM - Agent for RAIDと各ストレージシステム接続方法については,「表2-1 監視対象ストレージシステム(Windowsの場合(HTM - Agent for RAID))」または「表4-1 監視対象ストレージシステム(UNIXの場合(HTM - Agent for RAID))」を参照してください。

(2) 収集するパフォーマンスデータの性質

パフォーマンスデータは,「レコード」の形式で収集されます。各レコードは,「フィールド」と呼ばれるさらに細かい単位に分けられます。レコードおよびフィールドの総称を「データモデル」と呼びます。

レコードは,性質によって2つのレコードタイプに分けられます。どのレコードでどのパフォーマンスデータが収集されるかは,HTM - Agent for RAIDで定義されています。ユーザーは,Performance Reporterを使用して,どのパフォーマンスデータのレコードを収集するか選択します。

HTM - Agent for RAIDのレコードタイプを次に示します。

各レコードについては,「17.7 HTM - Agent for RAIDのレコード」および「17.8 HTM - Agent for RAIDのレコード(TCP/IP接続を使用しての収集)」を参照してください。

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