Hitachi Command Suite システム構成ガイド
Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHitachi USPの性能情報を取得するための設定について説明します。
Administrator 権限またはroot 権限のユーザーでのログイン
- 性能情報を収集する対象となる各ストレージシステムにコマンドデバイスを用意します。
- 性能情報を収集するホストにコマンドデバイスを割り当てて,ホストに認識させます。
Virtual Storage PlatformまたはVP9500の性能情報を収集する場合は,認証モードが無効になっているコマンドデバイスをホストに認識させてください。- 性能情報を収集するホストにDevice ManagerエージェントおよびRAID Manager LIBをインストールします。
Device Managerエージェントのインストール方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite インストールガイド」を参照してください。
RAID Manager LIBは,Device Managerエージェントに同梱されています。ただし,ホストのOSがUNIXで,すでにホストにRAID Manager LIBがインストールされている場合,RAID Manager LIBは上書きされません。この場合は,次の表に示すバージョンのRAID Manager LIBをインストールしてください。表8-3 性能情報を収集する場合のRAID Manager LIBの前提バージョン
ストレージシステム バージョン Virtual Storage Platform 01-15-03/00以降 VP9500 01.15.00以降 Universal Storage Platform V/VM 01-12-03/03以降 H20000/H24000 01.12.04以降 Hitachi USP 01-12-03/03以降 H10000/H12000 01.12.04以降 - Device Managerエージェントのhdvmagt_settingコマンドを実行して,一括管理構成の設定をします(推奨)。
- perf_findcmddevコマンドを実行して,コマンドデバイスを登録します。
注意
- Device Managerエージェントをバージョン6.3以前から,バージョン6.4以降に更新インストールした場合,perf_cmddev.propertiesファイルの設定は維持されます。SLPR環境でストレージシステムを使用している場合は,更新インストール後にperf_cmddev.propertiesファイルに定義されたSLPRのコマンドデバイスの情報を更新してください。
- バージョン6.3以前のDevice Managerエージェントを使用している場合,SLPR環境でストレージシステムを使用するためには,perf_cmddev.propertiesファイルを直接編集してSLPRのコマンドデバイスを定義してください。
- Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.cim.agentプロパティに,性能情報を収集するホスト(Device Managerエージェントをインストールしたマシン)のホスト名を指定します。
注意
- server.cim.agentプロパティに設定したホスト名と,Device Managerに登録されているホスト名が一致していることを確認してください。一致していないと,性能情報を取得できません。
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